今さらですが・・・・アベンジャーズAoUの感想です。
感想と言うより、私の雑記帳と化しちゃいました。
映画のネタバレを含みますのでご注意ください。
冒頭からアベンジャーズ大集合でロキの杖を取り戻すべくヒドラ党と戦っていて、
ものすごくテンション上がるんだけど、
でもちょっと待ってー。
「ヒドラ」って何?
え?そこから?な疑問を抱きつつ見ていました。
わからなくてもじゅうぶん楽しめますが何だかもったいない気がしたのでちょっと調べることに。
ネットで検索するとわかりやすくまとめてるブログが結構ありましたが、
私が一番わかりやすかったのはこちらのまとめでした。
マーベル・シネマティック・ユニバース徹底解説!①ストーリー編
それにしてもみなさんきちんとまとめてありますよね。
私がシャーロックに精通していたとして、こんなにわかりやすく書けるかと言えば絶対無理(笑)
そして出た結論。
まずはキャプテンアメリカを見ようよ。
最低でもアイアンマンとソートキャプテンアメリカは観ておかないとっていう
注意書き?を何度も目にはしていましたが、本当にその通りで、
(できればハルクもなんだけど)これを見ておくと更に面白さが倍増って今更か、私。
アイアンマンとソーは見ているのでキャプテンアメリカもウィンターソルジャーまで観ましたが、
キャプテンアメリカ、面白い!キャプテンの人気の高さが今さらながらわかりました。
アベンジャーズだと他のメンバーに比べてスペックが低い分(他は人外ですけど)地味な印象でしたが、
キャプテンアメリカはすごくかっこ良かったです。
そしてやっとヒドラ党や長官がなぜ落ちぶれているのかもわかりました。
マーベル映画は個別の映画の世界をリンクさせているのも面白いのですが
原作から小ネタを入れてくるのも面白い部分なのかも・・・って原作読んでないですけど、
あらすじはほんのりと・・・マイティ・ソーはわりとがっつりと読みました。
それにラストのオマケ映像が次作へのバトンタッチ的な役割になっているのもやっと理解しました。
今回いろいろと検索してわかったことを私の頭を整理するためにちょっとまとめてみました。
ヒドラの残党 → ナチスから派生した秘密結社。
ロキの杖 → インフィニティストーンのひとつ、マインドストーンがついている。
ピエトロ、ワンダ → ヒドラの実験体。CA/WSのラストで出てくる。
ヴィブラニウム → キャップのシールドと同じ特殊金属。でもシールドは偶然の産物?
スーパーソルジャー計画 → キャップを生んだ実験。トニーのパパも参加しているしシールドはパパの作品。
パパは海に沈んだコズミックキューブを回収しアーク・リアクターを開発。
インフィニティ・ガントレット → インフィニティストーンがはめ込まれたグローブ。
インフィニティ・ストーン(インフィニティジェム)→ ソウル、パワー、マインド、タイム、スペース、リアリティの6つ
マインドが今回のマインドストーン、スペースは前作に出てきたコズミックキューブで、
パワーがソー/ダークワールドに出てきたパワー??
アベンジャーズの次作が「インフィニティウォー」でしたっけ。
インフィニティ・ガントレットを巡るサノスとの戦いだという事ですが、
じゃあ、Dr.ストレンジは最後のアベンジャーズで合流する可能性が高いって事なのかも。
そうなると気になるロキですがアベンジャーズには出演しないらしいので共演は無さそう?
でもソー/ラグナロクにはロキの名前があるし、神々との戦いにストレンジが参戦するかも、
という噂話を目にしたので、もしかしたらここで共演が・・・なんて。
そういえば、ラストのおまけでサノスが出てきていました。
ソーに関する神話のお話はこのサイト様がすごく面白かったです。
映画の中の神話「マイティ・ソー」
マイティ・ソーは神話がベースだしとても面白かったのでまた近いうちに感想を書きたいです。
さて、前置きが長くなりましたが映画の感想です。
トニー・スタークは成金の嫌な奴ではまったくなく、
アイアンマンの冒頭で武器を開発しては大金を稼ぎ傍若無人の振る舞いをしていた男が、
他人に命を助けられ戦争の現実を知った時に生まれ変わるどころかヒーローとして地球を救う道を選んでしまう。
そんな極端な事をする男の本質なんて、かなり感受性が強いと思うんですよ。
なので、地球が滅び仲間の死を目の当たりにしたトニーが何もしないわけがないですよね。
しかも彼にとって最悪な事は、自分だけが生き残ってしまう事で、それ故にウルトロン計画を進めようとしてしまうんですよ。
誰にも本当の事を言わないで、みんなの反感を買う事も厭わないで。
頭と手先は器用だけど、心はまったく不器用なんですね、トニーさん。
大胆な行動をとるくせにハートは繊細なガラスで出来ている、そんな誰にも理解されない、
わかりづらい優しさを持った男をRDJが絶妙に表現しているんですよね、スゴイです。
ハルクとナターシャがいつの間にか、そんな仲になっていたのも驚きでしたが、
ホークアイに妻と子供がいたのもびっくりしました。
何だか急にリアルになっちゃいましたよ、アベンジャーズ。
しかし、奥さまはよく出来た女性でしたね。さすがホークアイの妻だけあります。
・・・・何を言っているのか私は。
今回はひとりひとりのバックグラウンドに焦点を当てているのも面白かったです。
そして何とアンディ・サーキスが素のままで、
しかもモーキャプを相手に演じているなんて私は初めて見るかも。
もうひとつの見どころはハルクとアイアンマンの戦いなんでしょうね。
対ハルク仕様のずんぐりなアイアンマンも可愛いかったし。
祝勝会ですか?パーティの場面は楽しかったです。
トニーとソーがふたりで自分の彼女自慢とかしているし、
ソーのハンマーに挑戦大会とかやっちゃってるし。
キャプテンの時にソーの表情が一瞬変わる場面、これってちょっと動いたんですよね?
原作ではキャプテンもハンマーを持てるとか。高潔の証だそうですが。
ハンマーと言えば、ソーがハンマーを戻す場面が大好きで。
今回はソーの私服がちょっとスーパーモデル並みにかっこいいなーと思って、
その姿でハンマーをキャッチしてるのなんて、ものすごく私得でした。
冒頭でも書きましたがわからない部分が多くて、いろいろ調べてはみたものの、
やっぱりわからないままな部分も多々あります。
特にわからなかったのがソーの入浴…違った、ノルンの泉のシーン。
ソーはなぜ泉のあとに、ヴィジョンの誕生が正しいと思ったのか、
そもそもなぜセルヴィグ博士を連れていったのか・・・?わからーん。
と、思っていたら泉のシーンはかなり削除されてたんですね。
削除シーンを見ると博士と一緒の意味とかインフィニティ・ストーンとか、
何となくちょっとわかったような・・・うーん。もうこれ以上は原作知らないとダメなのかも。
しかし・・・クリヘムかなり力の入った演技をしているように見えるんですけど丸ごと削除って。
泉のシーンだけではなく、ソーの悪夢自体がさっぱりわかっていませんけど。
これはラグナロクに繋がるんですか??
今回、一番気に入っている場面は自責の念にかわれて動けなくなるワンダに言った
ホークアイのセリフですかね、やっぱり。
ちょっと原文を書きだしてみました。
Okay, look, the city is flying, we're fighting an army of robots, and I have a bow and arrow.
None of this makes sense.
But I'm going back out there because of my job. Okay?
And I can't do my job and babysit.
It doesn't matter what you did, or what you were. If you go out there, you fight, and you fight to kill.
Stay in here, you're good, I'll send your brother to come find you, but if you step out that door,
you are an Avenger.
「いいか、見ろよ、街が浮いてるし俺たちが戦っているのはロボットの軍団だ。
そして俺の手には弓矢だ。とんでもないよね。
だけどこれが俺の仕事だから外に出て行くんだ。わかる?
ベビーシッターをしながら仕事はできない。
君がなにをしたか、何者なのかは重要じゃない。
外に出たら君は戦うんだ。殺すためにね。
ここに残るんだったらそれでもいいよ。誰か呼んで君を弟のところに連れて行ってもらう。
だけど、ここから一歩外に出たなら君はアベンジャーだ。」
くーっ!カッコよすぎますー。
この姉弟もかわいくて好きだわ。
ただね・・・・ワンダもすごく可愛いんだけど時々ちょっとセリフが棒だったりする・・・?
あともひとつ。キャプテンのこのセリフもかなり好きでした。
The rest of us have one job: tear these things apart.
You get hurt, hurt 'em back. You get killed, walk it off.
「残りのものはこいつらをバラバラにしろ。
殴られたら殴り返せ、殺されたら立ち上がれ。」
そんな無茶な(笑)
でも戦場でのキャプテンはキャプテンだけあって、頼もしいです。
ラスト、キャプテンが「Avengers Assemble」の「ア」まで言いかけたところで終っちゃいましたが、
「アベンジャーズ アッセンブル」はキャプテンの決め台詞だとか。
今回はそれを封印して3作目でちゃんと言わせよう、というかお披露目しよう、という事らしくて、
ニワカな私でもワクワクしてしまう場面でした。
今回のアベンジャーズを見た後に他人様の感想などを探し回りましたが、
かなり賛否両論がだったように思います。
ただ、人気映画を真っ向から批判する俺かっこいい、な批評も少なくなかったような・・・(暴言)
1に比べると消化不良な部分もあるし、さっぱりと終わらないしで後味が良くないと感じる人もいるのかも。
一連のマーベル作品が3部作の構成になっていることを考えれば、
真ん中の2作目はどうしてもスッキリと完結にはならないように思います。
あくまで私の想像なんですけど。
それにしても、ハルクは一体どこに行ってしまったんでしょうね。
そしてアスガルドに戻ったソー。そこで待っているのは・・・アレですよね、きっと。
何だか画像がソーばかりになってしまいました。えへ。
書きだしたら止まらなくなりそうなのでこのあたりで終わりにします。
そういえば
今年の初めにRDJ版ホームズの感想を書いた時に載せた画像。
これを載せた時はマーベルのマの字も知らなくてその後アベンジャーズを観て、この場面だわーと思い出しました。
だけど、なぜ公開前のシビルウォーなのかは全然わかっていなくてですね、
先日、シビルウォーの内容を知って今更ながらやっとオチを理解しました。そうだったのか!!
シビルウォーのトレーラーが出始めていますが、
何ですか、結構悲しい空気で・・・・
ところで、
先日ツイッターで知った「Honest Trailers」にめちゃめちゃ嵌っています。
アベンジャーズもありましたが、失礼なー、と思いつつも同意できちゃう面白さ。
Honest Trailers - The Avengers
ニコニコ動画に翻訳されているものがあります。
正直なトレイラー:『アベンジャーズ』
こちらがAoU
Honest Trailers - Avengers: Age of Ultron
一番爆笑したのが「マイティ・ソー」。
ムジョルニア、英語読みだと、Mjölnirミョルニルを母音の足りないハンマーとか
ビフレストをマリオカートに例えたり、そもそもの原因はオーディンの育て方、とか。
もう本当にその通りー、って。
Honest Trailers - Thor
正直なトレイラー:『マイティ・ソー』