That's awesome

海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Sherlock SP ラウンドテーブルインタビュー ベネディクト編 その2

2015-12-03 22:45:36 | Sherlock SP
続きです。


Q:もしシリーズものだったらこのホームズをやりたい?
A:もちろん、ぜったいにやりたいよ。僕は本当に本当に大好きなんだ。
今朝、スーに言ったんだ。難しいだろうけどまたやろうって。本当に楽しいんだ。

Q:そっちのほうがいいですか?
A:どうかな。ある意味では比較するには違い過ぎるし。
「好み」の質問なのにバカな答だな。
オールバックの髪とかみんなが満足するものがいくつかあるし・・・
だってそっちのほうがなじみがあるでしょ。

Q:原作のホームズはボクシングのチャンピオンでした。
あなたの戦う姿を見る事になりますか?

A:僕はもっと戦いたいと思っているし、ずっと言い続けているんだ。
セットのあちこちに飛びついたりしているよ。


Q:あなたが演じるヴィクトリアンホームズはかなり進歩主義ですか?
性差別主義者を非難するとか。

A:彼は常にそうだと思う。
あの時代では考えられていなかったことだったがそういった人たちに敬意を払っていた。
彼は階級よりも本質を選ぶタイプだが僕も同じ意見だ。

Q:ヴィクトリアンホームズで今のファンが遠ざかるリスクはないですか?
A:どうかな。僕はそうは思わないけど、彼はかなり好戦的でかわいくないからね。
彼の定義によれば、人に対してとても正直なんだ。

Q:パイプを吸っていますか?
A:パイロテクニクスのパイプだから吸ってはいない、演出だよ。
彼の一部だから持つだけでもすごく楽しいけど。
僕が通常使っているものよりも少し大きくてよく知られた拡大鏡が出てくるかも・・・・

Q:コカインの注射器は?
A:小道具スタッフは今回、素晴らしい時間をもたらしてくれたよ。
それらのものすべてが演技を際立たせてくれた。


Q:スティーヴン・モファットはかつて、シャーロックはいついかなる時も
ベルスタッフのコートを着ていなければいけないと言っていましたが、今回は着ていないですか?

Q:それ、契約じゃないから(笑)
ちょっとヨレヨレになっちゃったんだ。
マークが最初のシリーズの終了後に僕にそれを着せたから「何するの?」みたいなことを言うと
彼は「君はこれを2か月着て似合うようになったんだから、楽しむべきだよ。」って。
で、僕は「いいね。」とか言ってちょっとだけそうしたんだ。
だけど「今すぐに誰かが僕を撮影しようとしているわけじゃないが、
誰かと出くわして「あの忌々しいコートを着てハムステッドヒースを歩き回ってるよ!」となって、
ディックって評判がたったらどうしてくれる、とか考え始めちゃって。
我ながら結構気にしているんだと思ったよ。

でも、在庫がなくなって返すことになったんだよ。
ベルスタッフはもうあのコートは作らないしレプリカも分けてもらえないから
今あるものを着回すことになったんだ。
だから彼はあのコートをまた着ると思うよ。

髪の毛やコートは重要な要素のようだけど、実際に時代を超えて戻ってきた僕は
みんなが知っているストーリーから作り出した、彼を進化させたキャラクターだ。
全員が戻ってきてそれらの人物を演じるのは役者として変化や進化させる余地があるということなんだよ。


Q:ビクトリア朝のエピソードをクリスマスにやることがちょっとした様式になっていくと思いますか?
A:また戻ってくるかって事?どうかな、わからない。どうなるか見てみないと。
毎年は無理だけど、1年半とかだったら、うん、もちろん、いいと思う。
すごく楽しいと思うよ、ひとりではできないけどね。

Q:どのくらいの覚悟でシャーロックのために時間を作り続けていますか?
A:かなりの覚悟だよ。僕はいまだに楽しんでいるけど。
次のシリーズがどうなるのかだけど僕は何度も言っているように、
この部屋で彼と一緒に歳をとっていきたいんだ。
マーティンと僕は他のホームズとワトソンに比べると比較的若くスタートしているし、悪くないでしょ。


以上です。
本国放送まで1ヶ月を切りましたね。
日本も映画館での上映が、今回は本当に決まったようです。
相変わらず詳細はまだ告知されていませんでしたけど。
でもいよいよお祭りな雰囲気になってきました~

近いうちにマーティンのインタビューも頑張ろうとか思っています。
最近、ゲイティス御大への愛が止まりません、私・・・