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スニーカーズ その4

2013-12-11 12:22:43 | 映画 ミステリー・サスペンス
原題:Sneakers


その3の続きです。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。


FBIはマーティンが所持していた銃を取り上げるとおもむろに手袋をはめその銃でグレッグと運転手を殺害します。
そして銃を道路に置きマーティンを気絶させ拉致します。

気が付くとひとりの男が立っていました。
彼は「アスピリンを」と言いながらピルケースを手の中に隠します。

コズモでした。

「なぜ君が。何があった?」
マーティンの問いにコズモは経緯を説明します。
「刑務所で知り合ったマフィア(?)の男に自由の身にしてもらった。恩返しに組織の財政を立て直し、
帳簿は官憲が解読できない暗号を使っている。ブラックボックスで解読されると困るから手に入れたんだ」
しかし、マーティンは信じません。
するとコズモは「ここは監視されている」と目で合図をし、防音の部屋に連れて行きます。

世界を変えたいと言うコズモ。
ブラックボックスを使えば世界を思いのままにできる、昔ふたりで夢見た貧富のない世界だって作れる。
そんなコズモにマーティンは「正気か?」と言うだけでした。
自分に同意をしないマーティンに怒り所在不明とされている「マーティン・ブライス」のデータを
ブラックボックスを使ってシステムに侵入し「マーティン・ビショップ」に書き換えてしまいます。
そしてマーティンを解放します。

マーティンはリズのもとに行き「僕を支えてくれ」と言い、仲間に収集をかけます。

マーティンは危険を承知でNSAとコンタクトを試みると言うので早速準備にとりかかるため、
リズの部屋に沢山の機材が持ち込まれます。

逆探知されないよう世界中の基地を中継し更に即席の嘘発見器を設置しマーティンは電話をかけます。
NSAの調査部を呼び出そうとしますが、内線番号か名前が必要でした。
どちらもわからないマーティンは「SEATEC天文」の言葉を言うと繋いでくれました。
しかし、その瞬間から逆探知が始まります。

アボットと名乗る男が出ました。
マーティンは嘘発見器の反応を確かめながら取引きの話を進めます。
つまりブラックボックスの引き渡しです。
逆探知までの時間が迫る中マーティンは見返りに身柄の保証を迫ります。
アボットが「保障する」と言った途端に嘘発見器が反応しました。さらに逆探知まで5秒を切ったので慌てて電話を切ります。

とにかくブラックボックスが手元に無ければ始まらないので取り戻す方法を考えることにします。
しかし、マーティンはずっと車のトランクに入れられていたのでコズモたちの居場所がわかりません。
その時ホイッスラーが「音を思い出せ。橋は渡った?」と言います。

マーティンが肯定すると、サンフランシスコにかかる4つの橋から霧笛やトンネルの有無を確認し2つに絞ると、
マーティンの証言からホイッスラーが道路の音を再現し、渡った橋を特定します。

実際に橋を渡りながら尚もマーティンの記憶を頼りに進みます。
線路を渡りそれから「カクテルパーティの中を抜けた」と言うマーティン。
その正体はアヒルの群れでした。

そうしてその先に私有地がありおもちゃ工場にたどりつきました。
レーザーコントロールの高圧電線に守られたその工場がコズモの本拠地でした。

高性能マイクとビデオカメラを設置するとひとつひとつの窓の音を拾いホイッスラーが何の部屋か分析していきます。
そうして強力なセンサー音を出している部屋をみつけコズモと会った部屋を断定しました。

ビデオで撮影した映像も分析しながら更に隣の部屋を使用している社員を調べる事にします。
カール君も登記所で工場の図面を入手してきました。

部屋の出入りではカードチェックとともに声紋のチェックもあることがわかったのでクリースが同じ機種を借りてきました。
早速マーティンが試します。カードをかざした後画面に表示される言葉を喋ります。
「僕の名前はマーティン・ビショップ。声が僕のパスポートだ」
エラーになりました。
本物のカードと共にカードの持ち主の声も入手しなくてはなりません。

マザーが隣の部屋の社員を突き止めたのでデータの洗い出しをします。
名前は「ウェルナー・ブランデス」コンピュータデートを利用しているのでこれを利用することにします。
そうしてリズに白羽の矢がささりました。


ここから「The sting」の始まりです。


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