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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

スニーカーズ その3

2013-12-04 12:11:41 | 映画 ミステリー・サスペンス
原題:Sneakers


その2の続きです。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

次の日。
ブラックボックスを盗み出すためジャネックの部屋に行きますが、
セキュリティの厳しい所なので入口ではカールが宅配業者の振りをして受付の注意を引きます。

そして仲間と連携しながら何とかブラックボックスを盗み出すことに成功しました。

みんなで祝勝パーティです。
マザーはクリースの奥様に宇宙人と政府の陰謀について延々と説明します。
宇宙人とかUFOはダン・エクロイド自身、かなり詳しいそうですね。なのでこの話は本人が考えたものかもです。

カールたちがマーティンに過去のことを聞きます。
「コズモは君を許した?」この質問にマーティンはこう答えます。
「そう願ってるけど彼は獄死したんだ」
マーティンはちょっと暗くなった場の雰囲気を変えるため
「今度の稼ぎは何に使う?」とみんなに質問します。

クリースは家族とヨーロッパ旅行。
マザーは自分がゆっくり乗れるクールな車。
カールは自分に一目ぼれしてくれる美人が欲しいと言います。

そしてホイッスラー。
「世界に平和、人類に愛。それと女」

パーティの後、マーティンはリズやクリースとアルファベットを並べて言葉を作るゲーム「スクラブル」で遊びます。

このゲーム、イマイチルールがわからないのですけど洋画や海外ドラマでよく出てきますよね。

その後ろではホイッスラーがブラックボックスの蓋を開けて中の文字をカールに読んでもらっています。

「SETEC」
何の略だろう?とカールくんはいろいろ考えます。

その言葉を聞いていたマーティンは依頼人に見せられたFAXに書いてあった「シーテック天文台」を思い出します。
「SETEC ASTRONOMY」
アルファベットの駒をいったん並べ、それを並べ替えてみます。アナグラムですね。

その頃ホイッスラーはブラックボックスをパソコンに繋いでみることにします。

マーティンがアナグラムで作った単語「モントレー海岸」
「この単語に聞き覚えは?」みんなに聞いてみますが「NO」

リズもお手伝い。
「ソクラテスのメモは?」
「NO」

この場面、マーティンが「SETEC天文台」の単語の意味をアナグラムで調べるのと、
ホイッスラーがブラックボックスの分析していくのが同時進行しているのでとても緊迫する見せ場となっています。
そして、演出が素晴らしいなあといつも思います。


ホイッスラーが分析を進めていたころマーティンは単語を完成させます。
「TOO MANY SECRETS」(秘密がいっぱい)

ホイッスラーはマーティンを呼び、カールに侵入不能のプログラムを入力させます。
最初は国庫金を管理するプログラムです。

「暗号化されてるから絶対無理だよ」マザーは言うとモニターには暗号化された画面が出てきました。
そこにブラックボックスを通すと、画面の暗号が解かれました。侵入できたのです。

それを見ていたマーティン、クリースがみんなを止めようとするのを制止します。
「次は電力供給プログラム」

カールが入力し暗号を解析するとこれも成功。
次の航空管制システムも侵入することができ、思わずマーティンはPCの電源を落とします。

ジャネックはパスワード不要の暗号解析チップを開発していました。
究極の暗号解析です。

ヤバいかもしれない。
クリースは家族を自宅に帰します。
マーティンは翌朝、依頼人であるNSAの二人に会って引き渡すことになっていました。
世界中の政府が取合うような解析機なんだとクリースは引き渡し時間まで警護を固めます。
そして帰ろうとするリズを「君がマーティンの正体をばらしたかもしれない」と引き留めます。

翌朝。
引き渡し場所に向かうクリースとマーティン。
マーティンは約束のカフェに行き依頼人の二人にブラックボックスを渡します。
車で待機していたクリースはふと新聞に目がいきます。
そこにはジャネック死亡の記事が掲載されていました。

クリースは咄嗟に「君のママから電話が入ったぞ、すぐに来い」と電話を持ちながらマーティンを呼びます。
ちょうどブラックボックスと報酬を受け渡しをしていたマーティンですがクリースの只ならぬ雰囲気を察知し戻ります。

マーティンが戻るとクリースは車を発進させ逃げます。
「NSAは人を殺さないよ、奴らは偽モノだ」
クリースの言葉にマーティンは確認しようと彼らの事務所に行きますがビルは取り壊していました。

「あのビルは老朽化で取り壊しが決まっていた」マザーが言うと
「NASの支部はロスでこのサンフランシスコには無いよ」とカールも言います。

「騙されたんだよ」クリースが怒鳴りますが「本物の役人かもよ、他の国の」とホイッスラーが冷静に言います。

マーティンは元KGBのグレッグに会いに行きます。

「何とかブラックボックスを手に入れようとジャネックを勧誘したがダメだった」
グレッグの言葉にマーティンは「では、誰が?」
グレッグは車の中で話そうと提案します。領事館の車の中は治外法権だからです。

グレッグの資料の中にNSAと名乗った男がいました。
「男はバディ・ウォレス。3年前にNSAを辞めている」グレッグは資料を読みますが、
突然「大変だ」と言うと資料を閉じてマーティンに再び蒸発するよう提案をします。

「なぜ?奴は誰に雇われている?」マーティンが言ったその時後ろからFBIの車がやってきて、
マーティンに車から降りるように言います。
グレッグは「君を治外法権で守るから」そう言いますが、マーティンは信じ切れずに車から降りてしまいます。

その4に続きます。

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