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スニーカーズ その2

2013-11-27 12:13:59 | 映画 ミステリー・サスペンス
原題:Sneakers



以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。


時は1969年12月

大学生のマーティンとコズモは企業や組織の口座を無断で操作していました。
ハッキングです。

お腹が空いた二人はどちらが買出しに行くかコズモが手の中に隠したコインで決めます。
こっそりいかさまをしたコズモ、負けたマーティンが買出しに行きますが、マーティンが駐車場に停めてある
車に乗りこんだ時、警察が大学に踏み込みコズモだけが逮捕されてしまいます。

「マーティン」叫ぶコズモですが、マーティンは咄嗟にその場から逃げます。

そして現代。
マーティンはクリース、マザー、カール、ホイッスラーととある銀行で待機しています。
ホイッスラーの指示でマザーが警報装置回路を切断しマーティン、クリース、カールが銀行に忍び込みます。
同時に貸金庫から煙があがり火災報知器のベルが鳴り響き当直の警備員の注意を引いている間にハッキングをし、
自分たちの口座に大金を入金させると次の日マーティンが堂々と窓口で全額を持ち帰ります。

そのまままっすぐ2Fに上がり警備の状態を報告します。
実は彼らは侵入調査を行いセキュリティをチェックする合法的な仕事をしていました。

そんな彼らのところに依頼人がやってきます。
依頼人の靴をチェックするカールくん

「靴は上等だったよ」
それを聞いてマーティンはいそいそと準備をします。

2人組の依頼人は名乗るもそこそこに彼らの素性を調査していることを明かします。

マザーは不法侵入で懲役経験あり、カールはハッキングで高校の成績を改ざん、ホイッスラーも電話会社とトラブルを起こし、
元CIAのクリースも懲戒免職されており、みな脛に傷を持つ集団でした。
但し「マーティン・ビショップ」の過去は調査出来なかったと言います。

彼らは「国家安全保障局(NSA)」だと名乗ります。
「政府の仕事は請けない」と断るマーティンに「気が変わったら連絡して」と一枚の紙を渡し立ち去ります。
それはマーティンの本名「マーティン・ブライス」の過去の指名手配書でした。


マーティンは彼らの事務所を訪れ依頼内容を聞きます。
ジャネックという巨数解析理論の専門家が暗号を作成している、依頼したのはソ連。
入手したFAXのよると「ブラックボックス完成。SETEC天文用」と記載されており、
そのブラックボックス入手が今回の依頼でした。

腑におちないマーティンは一度は断りますが、報酬175,000ドルの他にマーティンの過去を抹消すると言われ、
捕まったコズモは懲役12年だったと脅迫され仕方なく請け負う事になります。


マーティンの過去は仲間たちにも明かされていませんでした。
もちろんクリースは激怒。
しかしクリースの懲戒免職理由も秘密にしているためどっちもどっちです。
「これは本番だ、いつものテストではない。この仕事を受けるかどうかは各自で判断してくれ」
マーティンの言葉にもちろんみんなの返事は「乗るよ」でした。

「まずはレベル3の偵察をする。ジャネックは明日大学で講演を行うので俺が警備のチェックをする」
マーティンの指示にクリースは「俺が同行するか?」と聞きますが「リズに来てもらう」
マーティンの言葉にみんな一斉に振り向きます。


リズはマーティンの元彼女でした。

@メアリー・マクドネルさん。「ダンスウィズウルブス」の拳を握って立つ女を演じた方です。
凛としたステキな女性です。

マーティンはリズに同行をお願いします。
一度はお断りされますが「過去が当局にバレたんだ。この仕事を成功させれば抹消してくれる」マーティンの言葉に
「よりは戻さないわよ」と言いながら笑顔で承諾します。
マーティン、思わず「Yes!」とガッツポーズ。

ジャネックさんの講義。

「巨数理論に基づく暗号、つまり解読不能の暗号を解く方法を発見した」とリズが説明します。
講義後のパーティでマーティンは昔の知人グレッグと会います。
グレッグはロシア人で元KGBのようです。


その夜、早速ブラックボックス入手のために動き出しました。
まずはジャネックの部屋を望遠で録画し、画像を分析しながらブラックボックスを探します。

カールが部屋の中や机の上に置いてあるものをホイッスラーに伝えます。
ホイッスラーはブラックボックスが部屋に置いてある留守番電話だと突き止めました。

その3に続きます。

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