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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Sherlock 3-1 空の霊柩車 感想 その2

2014-05-30 00:50:04 | Sherlock 感想と考察

しつこく感想です。
E2放送前にUPしようと思いまして。

放送終了後、いろいろな方の考察を読みつつあらためて私も考えてみました。
なぜシャーロックはジョンに死の偽装の理由を言わなかったのか・・・
偽装中せめてジョンにだけでも教えてあげれば良かったのに、と思うのですが、
シャーロックが死なないとジョンやハドソンさん、レストレードが殺されてしまうので、
逆を言えば、シャーロックが死んでいる間は無事だって事なんですよね。

だからシャーロックは2年間モリアーティの組織壊滅に勤しんだわけで、
もしジョンにこっそり知らせたとしても万が一、それがモリアーティ側に漏れてしまったら・・・
そう考えるとやっぱりシャーロックは言えないしジョンの演技では無い悲しみが、
シャーロックが死んだことの証明になるんですよね。

シャーロックは再開後も理由を話すことは無かったけど彼がどんな思いで2年間を過ごしたのか、
そんな事も話せないほど過酷だったのかなぁと、そんな事を思いました。
もちろんジョンもとても辛かったと思うし、でもジョンの事はみなが気遣ってくれたけど、
シャーロックの心情を知る人はほとんどいないし、本人もそれで良しとしちゃってるところがまた(涙)

さて、話は変わりまして
推理ごっこをするホームズ兄弟の会話、日本語放送を観てもよくわからなくて、
私もE1の訳をUPする時にこの会話は長いこともあってかなりすっ飛ばしていたので、
今回あらためてこの部分だけ訳してみました。
向かい合ってゲームをしている場面です。

M「かなり興味深い事ばかりだが、テロへの警戒は危機的レベルに引き上げられた。」
S「退屈だ。 あんたの番だよ。」
M「有力な情報によると攻撃は近いという事だ。」
S「秘密のテロ組織が攻撃の予定を立てているのが有力な情報なのか。
秘密のテロ組織は攻撃をするものだろう?奴らにとってはゴルフと同じだよ。」
M「エージェントが命がけでとってきた情報だよ。」
S「彼はそんな事をするべきじゃなかったんじゃないか?自分を誇示しようとしただけでしょ。」
M「お前のマーカーたちは怪しげな行動をしていないのか? お前の番だ。」
S「してないけど、マイクロフト、僕を信じろよ。僕はちゃんと解決するから。
だが、重要なのはブログに奇妙な言い回しがあったり、突然地方に旅行に行ったり、
交際相手募集の広告が紛れ込んだりする事だ。 あんたの番。」
M「首相にはお前がこの事件を捜査すると個人的に約束した。」
S「僕だけじゃない、僕たち二人でやるんだ。」
ここでブザーが鳴ります。

M「ああ、くそ!」
S「おっと。傷ついた心を扱えなかったな。いかにもよく物語ってるよ。」
M「利口ぶるな。」
S「懐かしいな。『利口ぶるな、シャーロック。僕の方が利口なんだから』」
M「私の方が賢いからね。」
S「僕は自分がバカだとずっと思ってた。」
M「私たち2人ともお前がバカだと思っていたんだよ、シャーロック。
他の子供たちに会うまではね。」
S「そうだよ、あれは間違いだった。」
M「ひどかったな。彼らは何を考えていたんだ。」
S「多分、友達を作らせようとしたんだ。」
M「友達ね。確かにお前は今、そういったものを手に入れようとしてる。」
S「あんたはそれだけはやらないんだな。」
M「もしお前がバカに見えるのだとしたら、普通の人間がどんな風に見えるか想像できるか?
私は金魚の世界で生きているようなものなんだ。」
S「そうだけど、僕は2年も離れていたんだ。」
M「だから?」
S「いや、わからないけど、あんたは自分が金魚なんだと気づいたかもしれないと思ったんだ。」

M「話題を変えよう。」
S「安心しろよ、マイクロフト、君の地下組織が企んでいるものが何であれ、
解決の鍵は一見重要ではなかったり、奇妙な事の中にあるから。」
ここでハドソンさんが登場。
M「そんな話をしていたら・・・」マイクロフトの言葉に笑っちゃうシャーロック。

H「信じられないわ。未だに信じられない。彼がまたその椅子に座ってるなんて。素晴らしいと思わない?ミスターホームズ。」
M「自分を抑えるのがやっとですよ。」
S「ああ、本当にそうだよね。」
H「彼はあなたに会えて心の底では密かに喜んでいるのよ。」
M「どっちの事を言ってます?」
H「2人ともよ。」ハドソンさん退場。
S「何か違うゲームをやろう。」
M「なぜ私たちはゲームをしているんだね?」
S「ロンドンのテロへの警戒が危機的レベルに上がったし、暇つぶしをしているだけだ。
推理をしようよ。僕がいないときにクライアントが来て忘れていったんだ。どう考える?」
シャーロック、帽子をマイクロフトの投げます。
M「私は忙しいんだ。」
S「えー、やろうよ、昔みたいに。」
マイクロフト、帽子の匂いを嗅ぎます。
M「勝つのはいつも私だ。」
S「だから抵抗できないんだよね。」

M「しょっちゅう旅行をしている心配性で、感傷的で、不健康な習慣から抜け出せない、
ひどい口臭のする帽子に魅力など感じないね。」
マイクロフト、帽子をシャーロックに投げます。
S「孤独もあると思わないか?」
M「なぜ彼が孤独だとわかるんだ。」
S「彼?」
M「一目瞭然だ。」
S「なぜ?帽子のサイズで?」
M「バカな事を言うな。頭の大きい女性もいるだろう。
彼は最近髪をカットしている、内側の汗染みのところに短い髪の毛が付着してるのがわかるだろう?」
S「ショートヘアの女性だっているぞ。」
M「確率の問題だ。」
S「ショートヘアの女性と話したことないだろう、ああ、そもそも女性と話したこともないか。」
マイクロフトちょっと声を大きくして、
M「彼が健康ではないことが染みでわかる。彼が感傷的なのは、帽子を3度も修理しているからだ。」
マイクロフト、帽子をシャーロックに投げます。
S「5回だ。うまく修理しているな。帽子の値段よりも高くついているからかなり帽子に愛着がある。
だがこれは愛着どころではない。通常、感傷的なものを示すのは2か所の継ぎあてだ。だが5か所だ。
5は脅迫観念の行動だ。強迫神経症だよ。」
M「それは無いだろう。お前のクライアントは置き忘れをしたんだ。強迫神経症がそんな事をするか?」
マイクロフト、再び帽子を投げながら話を続けます。
M「継ぎあては広範囲にわたって色あせているから、彼は海外で着用している。ペルーだ。」
S「ペルー?」
M「これはCHULLOだよ。アンデスのクラシックな帽子だ。アルパカで作られている。」
S「違う。アイスランドシープウールだよ。」
M「違う?」
S「よく似ているが、特徴があるんだ。もしあんたがちゃんと見ていたらわかったのに。
僕のブログに様々な天然繊維の引張強度について書いてるんだ。」
再びハドソンさん紅茶を持って登場。
H「差し迫った必要がありそうね。」
シャーロックは話を続けます。
S「彼は心配性って言ってたな?」
M「左側のボンボンに噛んだ痕がある。この男が神経質な傾向にある事を示しているが・・・」
S「だが、習慣から抜け出せないタイプの可能性もある。なぜなら、右側のボンボンには噛んだ痕がないんだ。」
M「まさに。」
シャーロック、においを嗅いで、
S「においを嗅ぐと彼の口臭の状態がすぐにわかる。」そう言いながら「すごい!」と変な顔してます。
M「初歩的な事だよ。」 Elementary、出ました(笑)
S「だが、彼の孤独を見逃したな。」
M「そうは思わない。」
S「一目瞭然だよ。」
M「どの点が?」
S「誰が見てもわかるさ。」
M「教えてくれ。」
ここでシャーロック、変な口をする場面です。好きなんです、この口が(笑)

S「顔に鼻があるのと同じように・・・・」Plain as the nose on your faceと言いかけていると思います。
M「教えろ!」
S「だから、こんなバカな帽子をかぶる奴に人づきあいの習慣があるわけないだろう?」
M「そんなことは無い。おそらく彼は人と違っていても気にしていない。
必ずしも孤独を感じているわけではないよ。」
S「まさしくだな。」
M「何て言った?」

S「彼は人と違うとして、それが何だと言うんだ?なぜ彼は気にかける?
あんたの言う通りだ。」シャーロック、帽子をかぶって、「なぜ誰もが気にかけるんだ?」
「He's different, so what? Why would he mind? You're quite right. Why would anyone mind?」
このシャーロックのセリフ、かなり重要だと思うのですが、訳してみてもあまり意味がわかりませんでした(涙)
私の訳が違っている可能性大なので、原文を載せてみました。。。他力本願です。誰か~!

M「私は孤独ではないよ。」
S「そんな事よく言えるな。」
M「さあ、差支えなければ仕事に戻るよ。ではこれで。」
マイクロフトが部屋を出る時にシャーロックがウィンクをして、ハドソンさんが笑っています。
S「そうだな、仕事に戻ろう。」

・・・何だか徒労に終わったような気が・・・(悲)
そんなわけで終わります。つぎこそはバスカヴィルの続きだと思います。
でもE2放送間近なんですよね(笑)

10 コメント

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推理ゲームの訳アップ楽しみにしてました! (黄梅)
2014-05-30 03:48:40
dicoさん、
こんなにすぐ訳されるとは。読めてとっても嬉しいです^^兄弟の会話に、ハドソンさんが嬉しいくせに、と突っ込むのがとてもいいですね。

私はこの回を日本語字幕で1回、UK版で2回しか
まだ見ていませんが、個人的に抱いた感想(解釈)
は下のような感じでした!

ここで、SHはもう人と違うことを気にしてないんだな
と、過去には違うことを、嫌われがちだということで
人付き合いを避けて(あきらめて?)いたけれど、
JWが今はいるから、もう気にしない、友達がいるか
ら、彼が肯定してくれたから、もう気にしない、
みたいな意味だと思ってました。

妄想入ってますかね・・・すみません。

ここで「二人」、お兄ちゃん言ってますね!長兄
シェリングフィールドさんがあらわれるか気になり
ます。

ジョンに知らせなかったのは、私からすると理解
しがたいのですが、知らせたらどう考えてもバレて
人質の命を守り組織を壊滅させるのに失敗しそう
ですし(ジョンは嘘をつけるタイプに見えません)、
原作では「何度手紙を書こうと思ったことか」とある
し、ロシア版やグラナダ版でも同じことを言っていて、
ロシア版なんか消えていたのは1か月なのに(笑)

なので、原作や他の映像化作品では、JWに「しら
せなくて済まなかった、でもそうしないとみんなの
命が危なかった」と弁解していて、そういわれれば
普通(?)納得すると思いますし、

ここでSHがジョンにそれを言わないのが、このドラマ
らしいなと思いました。話せばいいのにー。でも、
それで構わないとするあたりが、ソシオパスなの
でしょうか。

原作「空家の冒険」では、「君に書いた手紙(遺書)
はうそじゃないんだ。」とか、フォローも抜かりなく、
JWもそれなら、という感じで和気あいあいとしてます
し、SHがソシオパスであり、JWという親友を得ると
いうこのドラマによくマッチした展開だと思いました
(ほめすぎかな?)。

セルビアから脱した時も、「ジョンを驚かそうと」
「喜ぶと思うんだ」のあたり、えっマジでそう思うの
かい!とびっくりしたので、BBCシャーロックは
本当に変わり者だと(笑)

原作では変わり者だけど、人の気持ちは推察でき
ますし、もう少しデリカシーのある紳士です!

>S「彼は人と違うとして、それが何だと言うんだ?
>なぜ彼は気にかける?

このへんは、単なる私の直感ですが、自分はもう
肯定してくれる存在がいるから気にしない、人と
違っても自分は自分、みたいな気持ちがあらわれ
てるのではないかと・・・

マイクロフトに孤独でないか再三尋ねたり、金魚かも
よと言ったり、自分は親友を得て(まだこの時点で
ベストフレンドって言ってませんが)、いろいろものの
見方がかわった、お兄ちゃんも知らないだけかもよ、
くらいの暗喩かなー、と感じました。

女性と話したことないか、とか(笑)バージン疑惑で
笑われていたころとは立場逆転ですね。。。

そのあたり、E2でお兄ちゃんが「レッドベアードのこと
を忘れるな、深入りしすぎるな」とSHに携帯電話で
話していたし、E3でレッドベアードとの様子がわかる
と、過去にレッドベアードを失ってすごい落ち込んだ
ことがあるのかなー、とか予想してました。

ちゃんと見ていないので、間違っているかもしれま
せんし、主観がだいぶん入っていますが^^

バスカビルも楽しみにしていますね!




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Why would he mind? (Leon)
2014-05-30 07:03:59
こんばんはー!
いつも楽しく拝見させて頂いておりますU+2661

He's different..からの台詞、シンプルだからこそ難しいですよね。
Heが途中から依頼人じゃなく、マイクロフトを指していて、でも二人とも明示しないで喋っているのでこんがらがちです。

おそらく、この場合、mind~は、
彼は自分が他の人と違ってたって気にしない(なんで気にしないといけない?)
っていうかホントに気にするひとなんている?(=誰もが自分が孤独だってことには気付けないよね、でも気にしなくていいんじゃない、その方が本人幸せだよ)

くらいの訳になるかと...

孤独だって自分でわかってなかったら、ある意味幸せだよねと、マイクロフトをこき下ろしているわけですね...

コンプレックスがあるからこそ、やり返せる機会は逃さないシャーロック...
これも一種の愛情表現なんでしょうか...


かなり意訳ですが、ご参考になりましたら幸いです!
返信する
早速ありがとうございます (Yam Yam)
2014-05-30 16:13:01
dicoさん、お約束通り早速Homes brothersの会話“再挑戦”ありがとうございます。
前回より詳細な翻訳、dicoさんの力入ってる状況良く分かります。
確かに直訳だけではなかなかニュアンスが汲み取れない会話なので 苦労なさったかと思われます。

翻訳に関しては他の方々が述べられているので、私はskipさせて頂きます。

感想に関してもdicoさんの見解に全く同感だし、以前も同様の事を山ほど書かせて頂いたので 繰り返しになる
かと思うので、これもskipします。
ただ、これは以前書いたかどうか記憶が定かでないのですが、初見の時から“live in the world of gold fish”
と言う表現は興味深く Mind Mapに追加しました。

それから、シャーロックのお口丸くとがらせた表情 、そうです!大好きなんです、私も!cuteです。

又、“elementary”はSH語録の有名な物の1つなのに、是まで一度も出てこなかった事が不思議で残念だった
のですが、やっと聞けて嬉しかったですね~!唯、シャーロックでは無くマイクロフトが言ったのはチョット
残念!

で、Benedictネタですが、下記多分既にご存知かと思うので、もしチェック済みでしたら PLS ignore!
1) 先日シェア―したHay FestivalでのSMさんのBenedictに関するインタビュー記事。
ちょっと驚きなんですが…確か「シャーロックの秘密」の中でも少し触れていたと思いますが、
何故今? この場所で?と思いましたヨ。もしかして、自分の見る目が確かだったと云う「我田引水」自己
アピール?
2)6月19日 LAで開催される“BTJA”にもノミネートされた様ですね。(ノミネートラッシュです!)
Best Actor in a movie or mini-seriesに:
Benedict (SHERLOCK “ His Last Vow”)
Martin (Fargo)

Best Supporting Actor in a movie or mini-seriesに;
Martin (SHERLOCK “His Last Vow”)

Best Supporting Actress in a movie or mini-seriesに:
Amanda (SHERLOCK “His Last Vow”)・・・???

との事なので、又“行動予測”修正必要になりましたね。
今度は3人揃って、LA入り? もう大変です。引き続き「遠征興業」ですね。 

それから、前述のロンドン在住だった友人にBarbican,に関する情報教えて貰いました。未だ大分先の事ですが
もし必要でしたら、後日シェアーさせて頂きますよ。
で、「行く、行かないはゆっくり考えれば良いから 兎に角登録しろ!」と悪魔のささやき。悩み深いです。
返信する
Re.推理ゲームの訳アップ楽しみにしてました! (dico360)
2014-05-30 18:23:32
黄梅さん、
毎度です~♪
早速ありがとうございます!
E2放送前にUPせねば!とわけのわからない使命感で頑張りました(笑)
そして考察もありがとうございます。
うんうん、昔はマイクロフトもシャーロックも普通の人たちを金魚だと思っていたんでしょうね。
ジョンが肯定してくれたから、はすごい萌えどころです!!(興奮)

あの会話の「2人」はマイクロフトとシャーロックの事なんだと思います。
私の文章はわかりづらいですね(汗)すみません。
シャーロックも自分のことをバカだと思っていたから、僕たち二人ともそう思ってたよねって話なのかなっと。

ロシア版、消えていたのは1ヶ月なんですか。短か!
でもモファットさんは5分で生き返らせたと言ってましたね、BBC版は(笑)確かに。

BBC版はジョンが狂暴、いえ男らしいのであの展開が自然なんでしょうね。コント的に(笑)
歴代ホームズではBBC版が一番不器用なんですかね?

そういえば、ジョンを驚かす、というあの場面、
「ベーカー街に行ってケーキの中から飛び出そうかな」というSHのセリフが、
日本語では見事に端折られてかなりがっかりでした。
SHのはしゃぎっぷりとKYっぷりがよく表れていてかわいかったのに(笑)

兄弟の会話、バッキンガムでのSHの逆襲とか言われてましたね。
SHの内面の情緒的なものとかはJWによってかなり変わっていますが、
結果的にはお兄ちゃんの心配した通りになってしまったのかなーと(悲)
あ、これはネタバレになってしまうので自重自重(笑)
↑って言うこと自体ネタバレですね。

主観、OKですよ。
私の感想なんて100%主観ですし、翻訳も妄想たっぷりですから。
他人様の考察聞くのは本当に楽しいです♪
またいつでも聞かせてくださいね。
返信する
Re.Why would he mind? (dico360)
2014-05-30 19:18:48
Leonさん、
こんばんは!いつも読んでくださってありがとうございます!
そして、私のHelpに早速お応えいただいて嬉しい限りです。

He、そうそう、そうなんですよー、誰の事を指しているのかわからないので余計に?だったんです。
前後の文章で判断できる時もあるのですが、今回はダメでした。

なるほど、あれはマイクロフトを指していたんですか。
一見、依頼人の事を言ってるかのようですが実はマイクロフトに対する嫌味だったんですね。
それで「私は孤独じゃない。」のセリフになるのか。。。すごいスッキリしました!

本当にこの兄弟の応酬はある意味爽快なほどすごいレベルですね。
これも愛情表現だと私も思います。難しい表現ですが。

とても参考になりました。
本当にありがとうございました!
返信する
Re.早速ありがとうございます (dico360)
2014-05-30 19:46:51
Yam Yam さん
いえいえー、でも本当にホームズ兄弟の会話は難しいですね~。
もっときちんと読み取れるようになりたいです。

そういえばGold Fishって日本語放送では出てこなかったような気がしますが、どうでしたっけ???
会話を訳していて気が付いたのですが、E1放送の時あまり字幕読んでいないのかも、私(苦笑)

シャーロックのあのお口、ですよね、ですよね!
やっぱり私たち、観るところ一緒ですね(笑)

「Elementary」はSHの有名なセリフですもんね。

Benedictネタ
1)これはBBC幹部に反対されたって話ですかね?Dr.Whoのテナントさんもダメ出しされたとか。
確かになぜ今?な感じですね。
Dr.Whoはテナントさん出演終了時に番組も終わりにしようと考えたとまで言っていたような。
2)Critics Choice Awardsですよね!お昼頃Twitterで知りました。
でもマーティンはリチャード3世(のリハ?)に重なるかもしれないって予想していた人がいました。
S3関連でマーティンとベネディクトが揃ったのは(除ホビット)一度だけのような気もするので、
ここはぜひ二人とも参列してほしいですね。マーティンはFargoですが。。。
何気に最後、???と書くYam Yam さんが好きだわ~

Barbican情報、ぜひぜひTell me, Please!
とにかく登録しろ!わははー。Agree ですけど(笑)

返信する
続きです (Yam Yam)
2014-05-30 21:48:03
dicoさん、SMさんのインタビューはDr.Whoのテナントさんの事も同じなのですが、当初BBCから「セクシーな
シャーロックにしろと言ったのに、Benedictは“not sexy enough”」だとクレームが付いたと云う事を言っていた
と思いますヨ。
なので、SMさんは、「だから俺の見る目の方が確かだっただろう」と思って あの場で語ったのかな?と勝手に
推理したのです(汗)本心は分かりませんが、如何いう意図であの場で語ったのか??と思ったのです。 

BYJAはやはりご存知でしたね。 そうですか、マーティンは欠席かもなんですか・・・残念ですね~。
え?と云う事はアマンダと2人で? いゃ、それは・・・dicoさんは(??)で私の気持ちを汲んで下さったん
ですね? 流石です。

“Elementary”に触れて、マイクロフトが言ったのは残念と書いたのですが、後で思い出しました。
コメンタリーでMGさんだったかが、“Elementary”は古臭い言葉なのでシャーロックに言わせるのは止めた
と云う様な事を云っていたかと思うので、マイクロフトに言わせたのでしょうね?

それから、“there’s one person he thought didn’t matter at all・・・”は、例の帽子を返しに行った “Mind the
gap”のお兄さんの家の階段下で シャーロックがモリ―に言うセリフでした。“he”はモリアーティーで
“one person”はモリ―の事でしたね。(シャーロックにとって一番重要でないと モリアーティーが考えていた
モリーが、結局シャーロックにとって一番重要だった)って事ですよね。
昨年のTrailerではその画面が無く、セリフだけだったので 誰の事を言っているのか妄想していました。

あのシーンで思い出したのは、シャーロックにとって最大のお礼が「推理同行ツアー」なのが可笑しいですね。
モリ―はdinnerのお誘いかと思ったのに・・・ 

“gold fish”も含めて字幕余りしっかり観て居なかったので、どうなっていたのか私も分かりません。
シャーロックがメアリーの事をスキャン(推理)するテロップもあまりにゴチャゴチャしていたので これも
良く観ていませんでした。私が以前苦労して見つけた“liar”はちゃんと入って居たんでしょうか? 

“欽ちゃん走り”良かった~!私だけかと思いましたよ~。
あの後も又だったんですよね。Sign of Threeの“Poisoned Giant”の時もですよ・・・(泣)

そして又、Benedictネタです。
先程観たのですが、又新しい作品決まった様ですね?これもご存知かと?
“Flying Horse”(サーカスのオールドマンさんの制作監督だそうですが)以前も話は出て居た様ですが、2016
に制作決まったとか? もぅどうなっちゃうのか??? JDと共演の“Black Mass”の早い様ですが、
こんなに目白押しだと 訳分かりません・・・

Barbicanの件は、追ってお話しましょうね。


返信する
SH兄弟の早速の訳、ありがとうございます! (かじゅ)
2014-05-31 01:07:39
ゲームをしているホームズ兄弟の会話、日本語版だと、マイクロフトが今までと比べて、
一気に小物になっちゃう感じなんで、原文訳は本当に嬉しいです!!

特に、印象の違いを感じた所は、
S「(兄さんは、友達を)作ろうとだけはしないんだな」(原文)
S「あんたには(友達は)いない?ひとりも?」(日本語版)
原文では、マイクロフトは自分から、あえて『友達を作ろうとはしない』んですね。
日本語版だと、『自分の頭の良さを鼻に掛けた結果、友達が作れない、
よくいる可哀想なやつ』になっちゃうんですよ。
この場面の二人の会話は中身が濃く、たぶん全体で意味が取れるように意訳したのだとは思いますが、
マイクロフトも大好きな私としては、ここはもう少し、気を配って訳して欲しかったです、NHKさん!(願望)

さて、シャーロックとジョンの再会シーン、もう、彼ら二人らしさがキチンと描かれていて、そして面白くて、本当に大好きなのですが、
頭突きのシーンの前、場末の店内で、
「…それでも僕は怒っちゃいけないんだ?だってシャーロックホームズは悪いと思ってないんだからな!」「声が大きい!」
「へえ、まだ、生きてることは秘密なんだ?」「そう、まだ、誰にも言うな」「言わないよ!!」(怒声)

この前にシャーロックの「(僕が生きている事を)君に知らせて、もしバレたら」と言うセリフがあり、ジョンが「僕のせいか?」って怒るんですけど、
上の顛末は、「ジョンに知らせないシャーロックの判断は正しい」
証明になっちゃいますよね?もちろん、シャーロックの知らせ方に問題はあって、
でも結果的に彼の言葉は正しかった訳だから、可哀想なジョン、立つ瀬がない。(笑)

シャーロックは『社会不適合者』で性格には難だらけなんだけれど、負けず嫌いで頭がいいから、徹底してジョンには勝ちます。勝とうとします。
『自殺偽装を黙っていたこと』をジョンは、なかなか許してくれません。
シャーロックは何度も謝ります。それは今までの彼にはなかったことで、
『ジョンの怒り』も理解はして、それでも「怒られっぱなしはイヤだ」が
彼の真情ですから、『地下鉄爆弾』の現場でシャーロックは、ジョンをダマして「許すよ」と、とうとう言わせます。
ここは、実のところ、仲のいい友達同士の「言わない」「言わせる」駆け引きのゲームなんですね。だからそれに気づいて、怒っていたジョンも最後は苦笑します。

そして、ラスト。

『地下鉄』で、気恥ずかしい心情を暴露し尽くしてしまったジョンは、今は落ち着いて、素直に本心をシャーロックに告げます。
「(君のことをずっと思ってた。)『死んでちゃ、駄目だ』って。」と。
「知ってる」と、答え方はいつもの素っ気ないシャーロックで、
でもジョンの拳骨と頭突きで、彼の痛みを実感出来たシャーロックは、
一瞬、泣きそうな表情を見せ--そしてそれを隠し、平然と振る舞うのがシャーロックなのです。

ごめんなさい、本当に長くなってしまいました!
SM&MGが90分かけて二人に言わせたかったのは、この最後のセリフだったんじゃないか、
モラン大佐の爆破事件とかがチャチなのも、二人を引き立てるための背景にとどめたからではないかと、そんな風に思えて---。
返信する
Re.続きです (dico360)
2014-05-31 18:20:46
Yam Yam さん
あー、だからぴあかなんかの海外ドラマニュースの見出しが
カンバーナッチはセクシーじゃない?とかだったんですね。
内容は見なかったのですがなぜ今頃そんな見出し?と思ってました。

Elementary、古臭いのですね。
だから今まで出なかったのですか。でも一度は使いたくてマイクロフトなのかもしれませんね~

there’s one person he thought didn’t matter at all・・・
Oh!あそこの場面ですか。
確かセリフだけだとものすごく気になりますよね。そんなセリフ。
Yam Yam さん、すごいわ~。私のリスニング能力もどうにかならないですかね(泣)

推理同行ツアーが最大のお礼、可愛すぎます!
あのあと、シャーロックはひとりでチップス買に行って部屋でもぐもぐですね(笑)

メアリーのスキャンのテキスト、私もまったく読めなかったというか読まなかったです。
日本語にすると更に何が書いてあるか判別不能になりますね。
「Liar」は「うそつき」ですかね?で、その文字はあったのかしら。

欽ちゃん走り、S3も?わあそれは気づかなかったわ。
じゃ、あれはシャーロックの走り方としてわざとやってるの??ええ!(笑)
STIDの時はストライドも広くてすごくかっこよかったのに。

オールドマン監督の映画、決まったんですか!
以前から何度となく出ていたのは知っていました決まったのは知らなかったです。
ホントに次から次へと凄いですね。
喜ばしいことなんですが、いろいろ心配になっちゃいますよ。
そういえばTTSSの続編はやらないのかしら。

Barbican、お待ちしています^^
返信する
Re.SH兄弟の早速の訳、ありがとうございます! (dico360)
2014-05-31 20:19:11
かじゅさん
兄弟の会話の吹き替えはそんな話だったのですか。
確かに、「あんたには(友達は)いない?ひとりも?」だとマイクロフトがかわいそうな人になっちゃいますね(笑)
せめて、「友達作らないのか?」にしてほしいところです。
原語は自分から作らないというニュアンスなんだと思います。
何せ一般の人たちが金魚に見えるくらいですから。

シャーロックとジョンの再開の場面、
ジョンの怒りは、シャーロックが何も言わずひょっこり現れて、
しかもそれが正しいんだから君もそれを受け入れろよ、な言動ですからね。
シャーロック自身が1を知れば10理解してしまうので、つい他人にもそれを求めちゃうのかも。

地下鉄の場面、
あれはでもシャーロックはめちゃくちゃでしたね(笑)
ジョンもシャーロックを許すタイミングをずっと逃していて、
シャーロックがそれを力技で引き出したんだとしても、ああれはジョン、もっと怒ってもいいと思いましたよ~(笑)

最後の会話はかじょさんの言う通り、2人が前へ進むための最大の見せ場ですよね。
あの会話は正典ネタらしいので、モファティスさんも最後に持ってきたかったのかもしれないです。
2人の穏やかな笑顔とあのBGMが余計にせつなくなってしまう私なんですが。。。

モラン卿のテロはそのために引き立て、なるほど~。そうかもしれないですね。
でもあのマイクロフトがセビリアまで迎えに行っちゃうくらいだから、
もっと重大かと思っていたんですけど、もしかしたらシャーロックをお迎えに行きたかっただけかも(笑)
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