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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 2 of 4

2015-08-28 18:17:29 | ロード・オブ・ザ・リング
The Lord of the Rings: The Two Towers
2002年
Director:Peter Jackson
Screenplay:Fran Walsh Philippa Boyens Peter Jackson
Based on The Fellowship of the Ring by J. R. R. Tolkien

好きな場面をあれもこれもと入れてたらほぼあらすじになっちゃった。
私は日常品はかなりガンガンと捨てられる方なのですが
煩悩ゴコロとなるとこれっぽっちも捨てられなくなるんですよね、やだわー。
3回では終わらない事がわかったのでこっそり4分割に修正してます。
だって今回は3班に分かれて行動してる分見どころも3倍ですし・・・
誰に言い訳してるんだ(笑)


ローハン。
エオウィンがセオデンに息子、セオドレドの死を伝えますが反応がありません。
悲しくて外を見つめるエオウィンはガンダルフ一行が到着したのを見ます。

入り口で武器をすべて預けるように言われますがガンダルフが「老人から杖を取り上げるなんて」と
急に年寄りになり、そのあとアラゴルンにウィンクとかホント、かわいいです。


王の間に乗り込む一行。


ガンダルフはセオデンからサルマンを追い出そうと杖を向けます。
「Theoden......son of Thengel......too long have you sat in the Shadows.」
グリマの配下が杖を取り上げようとしますが、アラゴルンたちが食い止めます。
この場面がものすごく水戸黄門なんですけど!
でも絶対誰もが思ったはず。
みんな素手で立ち回っていて、その中心でガンダルフが悪人を断罪してるし。
じーんせい楽ありゃ苦ーもあるさ(古)


セオデンからサルマンを追い出すとセオデンのお顔がみるみる変わっていきます。

セオデンはグリマを追放し、セオドレドの葬儀を執り行います。

すぐにでもサルマンの軍隊が攻め込んできそうなので対策を練ります。
北に向かったエオメルたちを呼び戻そうと提案しますがセオデンは戦わずヘルム渓谷に避難することを決めます。
戦わない事に怒ったガンダルフはエオメルを呼び戻すために北に向かいます。
「With luck, my search will not be in vain.
Look to my coming at first light on the fifth day. At dawn, look to the east.」
うまくいけば捜索は無駄にはなるまい。5日目の夜明けに私は戻る。東の方角から。


ローハンの厩舎で暴れる馬をエルフの言葉でなだめるアラゴルン。
その馬はセオドルドの馬で「ブレゴ」という名前でした。
なぜエルフの言葉を?とエオウィンに「裂け谷」で育ったのだと言います。
そしてこの馬は今まで十分すぎるほど戦争を見たきたので自由にするよう頼みます。


サルマンのところに逃げ帰ったグリマはアラゴルンがはめていた指輪の特徴を報告し、
サルマンはその指輪がバラヒアの指輪だと知り、アラゴルンの正体に気づきます。


エオウィンが自分の剣を出して素振りをしているところにアラゴルンが現れて、
エオウィンの剣を受けるこの場面もすごく好きなんです。

一生閉じ込められることが怖い、というエオウィンに、
「あなたはローハンの盾持つ乙女だからそんな運命にはならないよ。」とアラゴルン。

ゴラムを救いたいというフロドとゴラムが信じられないサムがちょっとケンカ。
「あなたは指輪に捉われている。指輪と戦ってください。」というサムの言葉に、
「I know what I have to do, Sam. The Ring was entrusted to me. It's my task. Mine! My own! 」
自分が何をすべきかわかってる。指輪は僕に委ねられたんだ。僕の役割だ。僕の。と声を荒げるフロド。
サムは「何を言ってるのかわかってるんですか?誰かとそっくりだと思いませんか?」と反論します。
そっくりとは・・・・ゴラム?

フロドとサムが眠っている時、ゴラムとスメアゴルが葛藤しています。
フロドを信じていると言うスメアゴル、この時点でゴラムの人格は一旦消える事になります。
しかし翌日、フロドたちはファラミアに捕らわれてしまいます。


ヘルム渓谷に向かう一行。
ギムリがエオウィンにドワーフの女性の話をしていて、アラゴルンが髭があるんだよとか話していますが、
ホビットを観ると、ドワーフの女性に本当に髭があって笑っちゃいました。

ここからの場面、私は今回初めて観ましてラブコメの王道展開にちょっとびっくりしましたが
私的にはものすごく美味しい場面でした。
エオウィンが自分で作ったシチューを通りかかったギムリに勧めますが、
ギムリは匂いを嗅いで慌てて断っています。失礼な。
その後アラゴルンにもお勧めし、頂きますをしますが一口食べて、「うっ」と固まるアラゴルン。
エオウィンが心配そうに見つめているので「・・・美味しいよ」と言うしかないアラゴルン。
それを聞いて嬉しそうに戻ろうと後ろを向いた隙にシチューを捨てようとしますが、
再びエオウィンが振り向くので慌てて手を止めた反動で熱いシチューが手にかかり懸命に我慢するアラゴルンなんです。


エオウィンはアラゴルンに聞きます。
「叔父(セオデン王)におかしな話を聞いたんです。あなたが私の祖父(センゲル王)と一緒に戦いに出たと。」
アラゴルン
「セオデン王はよく覚えていますね。当時彼はほんの小さな子どもでしたよ。」
それを聞いたエオウィンは「それだとあなたは少なくとも60才って事ですよ。」
アラゴルンがちょっとばつの悪そうな表情なので、
「え?じゃあ70?まさか80ではないですよね?」とエオウィンに、「87才です。」とアラゴルン。
「あなたはドゥネダインなのね。長寿を誇るヌメノールの子孫。」
「今はもう少数しかいません。北方王国はずいぶん前に滅びました。」


その夜、アラゴルンは夢を見ます。実際には夢ではなく裂け谷での事を思い出してるんですね。
エルフたちとの会話って結構難しくて、更にこのあたりは時系列がさっぱりわからなかったんですけど、
今回、原文を見ながらじっくりと考えながら見たらやっと何となく理解できました・・・・と思います(笑)
字幕だと端折らなくてはいけない分少々そっけないセリフになっているのかも。

AG→アラゴルン AW→アルウェン ER→エルロンド
AW「The light of the Evenstar does not wax and wane.
It is mine to give to whom I will. Like my heart. Go to sleep.」
夕星の光に盛衰はありません。私は私が望む人に与えるのです。私の心のように。さあ、眠りなさい。
AG「You told me once that this day would come.」あなたはこの日がくると話していたね。
AW「This is not the end... it is the beginning. You must go with Frodo. That is your path.」
これは終わりではなく、始まりなのです。あなたはフロドと行かなければなりません。
あなたの道筋なのです。
AG「My path is hidden from me.」私の道筋は私には見えないのです。
AW「It is already laid before your feet. You cannot falter now.
If you trust nothing else... trust this. Trust us.」
それは既にあなたの足元に敷かれています。あなたがためらうはずがありません。
何も信じるものがないなら、これを(ペンダント)信じてください。私たちを信じてください。

これはフロドと行くことが決まった日の話?
で、このあとのエルロンドとの会話はその日の夜?

ER「Our time here is ending. Arwen's time is ending. Let her go.
Let her take the ship into the west. Let her bear away her love for you to the Undying Lands.
There it will be ever green.」
ここでの我々の時間は終わる。アルウェンの時間は終わる。
彼女を行かせなさい。西に向かう船に乗せなさい。
君への愛とともに不死の国へ。そこでは色あせないだろう。
AG「But never more than memory.」だが、思い出以上のものにはなりません。
ER「I will not leave my daughter here to die.」
私は娘がここで死ぬのを放ってはおけない。
AG「She stays because she still has hope.」
彼女は望みを持ち続けているからここにいるんです。
ER「She stays for you. She belongs with her people.」
君のためにここにいるんだ。彼女の居場所はここではない。

結構寛容な印象のエルロンド卿だったんですけど、娘のBFには厳しいのー。
そして出発の朝。

AW「Is this how you would take your leave?
Did you think you could slip away at first light? unnoticed?」
こんなふうに去ってしまうのですか?
夜明けなら静かに立ち去る事ができるとお思いですか?気づかれないと?」
AG「I will not be coming back.You have a chance for another life. Away from war... grief... despair.
私はもう戻らないでしょう。
あなたには別の人生があるのです。戦や悲しみや絶望から離れて。
AW「Why are you saying this?」なぜそんな事を?
AG「I am mortal. You are Elf-kind. It was a dream, Arwen. Nothing more.
This belongs to you.」
私は死を免れる事はできないけどあなたはエルフです。
夢だったのです、アルウェン。それ以上のものではないのです。
これはあなたものです。(ペンダントを返そうとする)
AW「It was a gift. Keep it.」差し上げたものです。持っていてください。
そして現在に戻りエオウィンの彼女はどこに?の質問に「不死の国へ」と答えています。
ほぼ全文載せてしまいましたが誤訳への突っ込み、お待ちしています。

そこにワーグに乗ったオークが現れます。
セオデン王はエオウィンに女性や子どもたちをヘルム渓谷に導くよう命令し、戦いになります。
その時、アラゴルンはワーグとともに谷底の川に落ちてしまいます。夕星の光を残して。

怪我人以外は置いていく、とセオデン王にちょっとご立腹なレゴラス。

気を失ったまま岸に流れ着いたアラゴルンですがそこに解き放ったセオドレドの馬、ブレゴが登場。
アラゴルンを助けるんですが、アラゴルンの顔や体を鼻先で押しながら跪いて背に乗せるんですよね。
何て賢くて可愛いんでしょう。ブレゴ欲しい。

続きます。

2 コメント

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こんばんは (Sih)
2015-08-29 04:08:23
dicoさん、こんばんは?
もう、おはようございます。です

水戸黄門!!確かに(笑笑)
黄門様、魔法使いだったのか??
くだらないこと言って、すみません。
でもこの、わちゃわちゃ感は日本人にもお馴染みですね!

アラゴルンの指輪。。。本気で欲しい!
と思ってました。
公開当時、
アラゴルン 
ガラドリエル 
ガンダルフ
冥王サウロン
の指輪のレプリカを販売していて(けっこうなお値段だった気が。。。)
ものすごい悩んで、買うのをやめたんでした。
思い出しましたよー(笑)

そして、驚き。
アラゴルン、87才!
アラゴルンって、人間だよね?
でも、長寿の血筋。で なるほど納得しました

イアン・マッケランさん、イライジャ・ウッドは
「旅の仲間」から「ホビット」シリーズまで10数年経つのに
本当に変わりません。

オーランド・ブルームも、あまり変わってませんでしたね。
ちょっと前に、映画「ケープタウン」(原題 Zulu)
を観たのですが、オーランド格好良かったです!
「パイレーツ・オブ・カリビアン」も、ウィル・ターナー復活!!
するんですよね。
今のオーランド・ブルームが演じるウィルターナー、すごく楽しみです♪

映画の題名、「クリムゾンピーク」でしたね。
ありがとうございます!
本当に、ああいう雰囲気とか衣装が
ベネディクトに、すごく合うと思うんですよ!!
もう、想像したら。。。 ヨ、ヨダ、、、すみません
そろそろ、失礼いたします。

それでは、また。
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Re.こんばんは (dico)
2015-08-29 21:40:25
Sihさん
こんばんは。
あら、ホント。Sihさんの書き込み時間はもう夜明けですよ~

水戸黄門、ですよね!
黄門様はある意味魔法使いで合ってるかもですよ。

指輪のレプリカ、そういえばありましたよね。
と、言っても私はサウロンの指輪しかみたことないのですが、ガンダルフのまであるんですか。
そう思ってちょっと検索してみたら、バラヒアの指輪を見つけましたが・・・
たっかーーーい!(驚)3万円近いんですけど。
確かにこれは気軽には買えないですね・・・・

アラゴルンは人間だけど、祖先にエルフがいたような・・・
もともと長寿の種族で、さらに死ぬ時期を自分で決められるってウィキにありましたが、
これはエルフの血が入っているから?とか勝手に解釈しています(笑)

サー・イアン、変わっていなかったですね。
でもホント、イライジャも変わってなくてちょっとびっくりしました。
オーリーくんも劣化していなくて安心しましたよ。
そういえば、ケープタウンをご覧になったんですよね。
そうそう、出てるんですよね。私はまだ未見なんですけど。
恰好よかったんですか。観なければ!
ウィル・ターナー、楽しみすぎます。
どうやって復活するのかしら。呪いがとけるとかですかね。

クリムゾンピーク、ですよねですよねー(笑)
私も、思わずじゅるっと・・・
マーベルのヒーローも楽しみだけどああいうゴシックホラーもステキですよね。
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