That's awesome

海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Leading Lady Parts 前半

2018-08-04 23:02:58 | 英国ドラマ
シャーロックの前にこれを。
BBCの「Hear Her」のプログラムで放送された短編コメディです。


昨年のワインスタイン騒動から発した「Me Too」運動は今年になって「Time's Up」に引き継がれました。
その「Time's Up UK」が立ち上げたイギリスにおけるジェンダー平等を支援するための基金、
「Justice and Equality Fund」の意識を高めるために制作したと
ディレクターのジェシカ・スウェイルが語っていたそうです。

前置きが長くなりましたが、
このドラマではオーディションを受ける女性たちが
理不尽な要求や扱いを受けている様子がコメディタッチで描かれていました。

とにかくキャストが豪華!
さらにラストはトムヒが登場、最後の最後で腹筋崩壊させるサプライズもありました。

10分ほどのドラマです。

You tube
Comedy Short: Leading Lady Parts - BBC

BBC4
Hear Her: Leading Lady Parts

Rebel Park Productionsのツイッター
Rebel Park Productions

毎度の拙訳です。
わからない言葉だらけなのですごく適当に訳しています。(いつも)
適当な内容だけでは申し訳ないので今回は原文も載せました。



冒頭はオーディションの審査員とオーディションを受ける女優達のイントロデュースです。

左から、
ジェマ・アータートン(GA)
ヘンゼル & グレーテルでジェレミー・レナーと共演していました。
今回はプロデューサーとしてもクレジットされています。

キャサリン・テイト(CT)
テナントさんのドクターのコンパニオンやってましたよね。

そしてアンソニー・ウェルッシュ(AW)


エミリア・クラーク(EC)


上:ステイシー・マーティン(SM) 下:フェリシティ・ジョーンズ(FJ)


上:フローレンス・プー(FP)下:ジェンマ・チャン(GC)


EC:Hi, You must be Emilia.
エミリアです。
SM:Stacy.
ステイシーです。
FJ:Felicity for the lady part.
フェリシティです。
FP:Im Florence. Reading for...
フローレンスです。オーディションを・・・
GC:The leading lady part. I'm Gemma.
受けるジェマです。
AW:And what did you think of it, the part?
この役をどう思う?
EC:Well, I loved it.
気にいっています。
SM:It's just a great part.
素晴らしい役です。
FJ:I think she's ...
彼女は・・・
Fl:Great.
すごいです。
GA:How do you see her.
彼女をどう思う?
EC:She was feisty
意欲的ですね。
GA:Feisty?
意欲的?
SM:She's bold.
勇敢です。
GA:Bold?
勇敢?
FJ:She's the one calling the shots, she's....
自分の思い通りにする人。
I think She's pretty ...
彼女はとても・・・
CT:Thanks God!!
FJ:..clever, She's pretty...
頭が良く・・・
FJ:clever. That's not what you're going for?
すごく頭が良いんです。そうではありませんか?
GA:Well...
そうね・・・
CT:No.
違うわね。
GA:I mean, we hadn't really...
つまり、この役は・・・
AW:Clevers not really something we...
賢いとかはどうでもいいんだ。僕たちは・・・・
CT:Want or care about, at all, actually.
You do realise this is the leading lady part?
Shall we have a read?
これは主演女優のオーディションよ、わかってる?
さあ、始めるわよ。



エミリアが彼らの前で演技をする場面に変わります。

EC:「It's what I've always wanted. The chance to speak....」
「ずっとそうしたかった。話す機会を・・・」
CT:All right, thank you. I'm not sure that's quite what we're after, really.
Do it again but just this time try it a bit more....smiley.
OK。いいわ。求めているのとはちょっと違うわね。
もう一度やって、今度は少し笑顔でね。

EC:You want me to smile?
笑顔ですか?
GA:Yeah. Just, you know, more...leading lady.
そうよ。だって主演女優だもの。
EC:The scene gets quite tragic.
ここは悲劇的な場面ですよね。
CT:So?
だから?
EC:I..sort of thought she'd be crying.
だから、彼女は泣くと思うんです。
CT:Crying?
泣く?
GA:She could cry.
泣くのよ。
EC:Mm.
はい。
GA:But not, like, ugly cry. More like sensual, sexy crying, like, wet...
でもみっともない泣き方はダメ。もっとセンシュアルでセクシーに泣かないと。
CT:In a shower. Shower of crying. And smiling.
シャワーよ。シャワーで泣く、そして笑顔。
Think of the poster.
ポスターも出そうかしら。


次はステイシー。
SM:「It's what I've always wanted. The chance to....」

AW:And let's stop you there.
Do it again, only this time could you try it with a bit more...make-up.
そこまで。もう一度、今度はそうだな、もっとメイクを濃くして。
SM:I'm sorry?
はい?
CT:She's our leading lady, she's got to be....peachy.
主演女優なの、もっときれいにしないと。
GA:If you could just....
よければこれを・・・・

ポーチを出すジェマ。
メイクを濃くしたステイシー。


続きます。

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
笑いました! (Misty)
2018-08-05 11:48:36
こんにちは。
こういうの、大好きです!ご紹介ありがとうございます~さすがイギリス…?
キャサリン・テイトさん、昔テレビのコメディスケッチショーをやってたのを見ましたが面白かったです。ドクターのコンパニオンやってたんですね。知りませんでした。
最後のトムヒがホントに爆笑でした~!
返信する
Re.笑いました! (dico)
2018-08-05 20:26:44
Mistyさん
こんばんは~。わー良かったです。うちは最近ずっとスティーヴンで暗かったですから(笑)久しぶりに明るいお話ができました。ほんとさすがイギリスです。キャサリンさんはコメディアンなんですね。
最後のトムヒ、最高でしょ。確かに男女平等なんでしょうけど、こういうところもすごくイギリスっぽいような気がしました。
返信する

コメントを投稿