原題:The Departed
マーティン・スコセッシ監督の私の大好きな作品です。
スコセッシ監督と言えばロバート・デニーロとの作品が多かったのですが、
ギャング・オブ・ニューヨーク以降はディカプリオくんとの作品が多いですよね。
ディカプリオくんがタイタニック以降、恋愛映画にはもう出ない!と言っていましたが、
まさかスコセッシ作品にいくとはちょっと予想外だけど、うまくイメージチェンジできたのではないでしょうか。
この作品はスコセッシ監督とは3作目になりますが、このあたりからこんな役柄が多くなっているように思います。
以下、結末を含む内容が含まれますのでご注意ください
ところでこの作品、みんなしつこいくらいに「ファッキン」を言いまくっていますが、
「Fuck」という言葉、何回出てくるでしょうか。
答「237回」
誰が数えたんですか?(笑)それでも「パルプ・フィクション」には及ばなかったそうですが。
さて、出演者もすごい豪華ですよね。
クレジット通りにいきますが、まずはレオナルド・ディカプリオくん
犯罪組織に潜入捜査をする警官、ビリー役です。
マット・ディモン
アイリッシュマフィアのボス、コステロのスパイをする警官、コリン・サリバン。
このふたりの共演も今思えばすごいかも。
でも二人が顔を合わせるのは最後のほんのちょっとなんですよね。
そしてジャック・ニコルソン
アイリッシュ・マフィアのボス、コステロ。
こうゆう役は本当にうまいですね。相変わらず良い味出してます。
マーティン・シーン
ビリーに潜入捜査を命じるクイーナン警部。
「The Westwing」が終わったくらいの時期でしょうか。
すっかり良いおじさんになってしまいました。でもかっこいいなぁ。
マーク・ウォルバーグ
ディグナム巡査部長。クイーナン警部の部下。
バスケットボール・ダイアリーズでディカプリオくんと共演してるんですよね。気が付かなかった。
アレック・ボールドウィン
コリンの上司、エーラビー警部。
この人はジャック・ライアンのイメージが強いのですが、お太りになっても渋いです。
スコセッシ監督、アカデミー賞とは無縁のような感じでしたがこの作品で作品賞と監督賞とっています。
一応R15指定されているのですが、そんなに?そんなにひどい暴力シーンあったかなーとは思うのですが、
結末を思うと、確かに子供は観ない方がいいかも(笑)
ストーリーは香港映画「インファナル・アフェア」のリメイクです。
結末は変えているらしいのですが、元ネタの映画を観ていないのでどのくらい変えたのかわかりませんが、
元ネタがなくても、そもそもあのスコセッシ監督なのでハッピーエンドを期待してはイケマセン。
それでも、ラストはかなり衝撃でした。
何しろ主役級があっさり殺されていくんですよ。何の見せ場もなく「え?」て感じで。
特にディカプリオくんの殺され方は、「ちょw 待って!待って!」てなもんです。
コステロに育てられ、マフィアのスパイとして警察に入り刑事として活躍するコリンと生い立ちと決別するために警官に
なるものの、覆面警官としてマフィアの潜入捜査を命じられるビリー。
やがてお互いの組織がスパイの存在に気づき、内通者を探すよう命じられます。
また、コリンは精神科医のマドリンと交際しますがマドリンはビリーの担当医でもあるのです。
対照的な二人。そのどちらにも惹かれていくマドリンなのですが気持ちはよくわかります(笑)
コリンはコステロに尽くそうとする気持ちとマドリンのために正しい道を歩もうとする気持ち、ふたつの間で揺れていて、
最後は自らコステロに引導を渡すことになりますが、直接ではないにしろクイーナン警部を死に追いやったり、
自分の保身のためにたくさんの犠牲を出したコリン、結局マドリンにバレてしまい全てを失うことになってしまいます。
コリンには何だかちょっと同情できない面もあるのですが、議事堂の見えるお部屋に引っ越したり、警察じゃなくロースクールに
入っていれば・・・などと泣きながらマドリンに呟いたり、彼なりに将来の夢があったと思うと彼もまたコステロの被害者のように思います。
どちらにしても、ビリーとコリンはふたつの組織の犠牲になる将来有望だった若者には違いありません。
もっと早く違う形でビリーとコリンが出会っていたら、もしかしたらお互いに分かり合えて今の現状から脱しようと、
二人で協力したりできたのかなーと思うと、ラストはやっぱりせつないですね。笑いながら会話をするふたりが観たかったです。
いつかバレて殺されるのではと追いつめられながらも必死に捜査するビリーと、何を考えてるのかよくわからない
不気味なコステロ、そしてうまく立ち回りながら両方の仕事をこなしていくコリン。
この3人を中心とした攻防に緊張感が漂い、最後までひきつけられてしまう映画です。
いつかまた、このキャストと製作陣で映画を作ってくれないかしら
マーティン・スコセッシ監督の私の大好きな作品です。
スコセッシ監督と言えばロバート・デニーロとの作品が多かったのですが、
ギャング・オブ・ニューヨーク以降はディカプリオくんとの作品が多いですよね。
ディカプリオくんがタイタニック以降、恋愛映画にはもう出ない!と言っていましたが、
まさかスコセッシ作品にいくとはちょっと予想外だけど、うまくイメージチェンジできたのではないでしょうか。
この作品はスコセッシ監督とは3作目になりますが、このあたりからこんな役柄が多くなっているように思います。
以下、結末を含む内容が含まれますのでご注意ください
ところでこの作品、みんなしつこいくらいに「ファッキン」を言いまくっていますが、
「Fuck」という言葉、何回出てくるでしょうか。
答「237回」
誰が数えたんですか?(笑)それでも「パルプ・フィクション」には及ばなかったそうですが。
さて、出演者もすごい豪華ですよね。
クレジット通りにいきますが、まずはレオナルド・ディカプリオくん
犯罪組織に潜入捜査をする警官、ビリー役です。
マット・ディモン
アイリッシュマフィアのボス、コステロのスパイをする警官、コリン・サリバン。
このふたりの共演も今思えばすごいかも。
でも二人が顔を合わせるのは最後のほんのちょっとなんですよね。
そしてジャック・ニコルソン
アイリッシュ・マフィアのボス、コステロ。
こうゆう役は本当にうまいですね。相変わらず良い味出してます。
マーティン・シーン
ビリーに潜入捜査を命じるクイーナン警部。
「The Westwing」が終わったくらいの時期でしょうか。
すっかり良いおじさんになってしまいました。でもかっこいいなぁ。
マーク・ウォルバーグ
ディグナム巡査部長。クイーナン警部の部下。
バスケットボール・ダイアリーズでディカプリオくんと共演してるんですよね。気が付かなかった。
アレック・ボールドウィン
コリンの上司、エーラビー警部。
この人はジャック・ライアンのイメージが強いのですが、お太りになっても渋いです。
スコセッシ監督、アカデミー賞とは無縁のような感じでしたがこの作品で作品賞と監督賞とっています。
一応R15指定されているのですが、そんなに?そんなにひどい暴力シーンあったかなーとは思うのですが、
結末を思うと、確かに子供は観ない方がいいかも(笑)
ストーリーは香港映画「インファナル・アフェア」のリメイクです。
結末は変えているらしいのですが、元ネタの映画を観ていないのでどのくらい変えたのかわかりませんが、
元ネタがなくても、そもそもあのスコセッシ監督なのでハッピーエンドを期待してはイケマセン。
それでも、ラストはかなり衝撃でした。
何しろ主役級があっさり殺されていくんですよ。何の見せ場もなく「え?」て感じで。
特にディカプリオくんの殺され方は、「ちょw 待って!待って!」てなもんです。
コステロに育てられ、マフィアのスパイとして警察に入り刑事として活躍するコリンと生い立ちと決別するために警官に
なるものの、覆面警官としてマフィアの潜入捜査を命じられるビリー。
やがてお互いの組織がスパイの存在に気づき、内通者を探すよう命じられます。
また、コリンは精神科医のマドリンと交際しますがマドリンはビリーの担当医でもあるのです。
対照的な二人。そのどちらにも惹かれていくマドリンなのですが気持ちはよくわかります(笑)
コリンはコステロに尽くそうとする気持ちとマドリンのために正しい道を歩もうとする気持ち、ふたつの間で揺れていて、
最後は自らコステロに引導を渡すことになりますが、直接ではないにしろクイーナン警部を死に追いやったり、
自分の保身のためにたくさんの犠牲を出したコリン、結局マドリンにバレてしまい全てを失うことになってしまいます。
コリンには何だかちょっと同情できない面もあるのですが、議事堂の見えるお部屋に引っ越したり、警察じゃなくロースクールに
入っていれば・・・などと泣きながらマドリンに呟いたり、彼なりに将来の夢があったと思うと彼もまたコステロの被害者のように思います。
どちらにしても、ビリーとコリンはふたつの組織の犠牲になる将来有望だった若者には違いありません。
もっと早く違う形でビリーとコリンが出会っていたら、もしかしたらお互いに分かり合えて今の現状から脱しようと、
二人で協力したりできたのかなーと思うと、ラストはやっぱりせつないですね。笑いながら会話をするふたりが観たかったです。
いつかバレて殺されるのではと追いつめられながらも必死に捜査するビリーと、何を考えてるのかよくわからない
不気味なコステロ、そしてうまく立ち回りながら両方の仕事をこなしていくコリン。
この3人を中心とした攻防に緊張感が漂い、最後までひきつけられてしまう映画です。
いつかまた、このキャストと製作陣で映画を作ってくれないかしら
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