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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Sherlock 1-2 The Blind Banker その9

2016-03-03 07:33:47 | Sherlock S1E2
「死を呼ぶ暗号」


Directed by Euros Lyn
Written by Stephen Thompson

続きです。

暗号を解くためにシャーロックとジョンは本を調べ始めます。
ジョンがふたりの所有する本から同じものを見つけてシャーロックに渡し、
シャーロックが本を開き、15ページ目の最初の言葉をチェックします。
「is」
SH「違う」

次々とチェックしていきますが使える単語は出てきません。
SH「書籍暗号として使うのはギャングのメンバーがみんな持っている本だ。
そして彼らが入手できるもの・・・・・」
JW「シェイクスピア全集を持ってちゃ走り回る事はできないしな。」

そして夜が明け、ジョンの時計のアラームが鳴ります。


病院でジョンの患者が長い列を作っているのでサラが受付に聞きます。
Sa「何をしているの?」
受付「あなたが雇った代理医師ですよ。ずっと患者を呼ばないんです。」
Sa「私が話してみるわ。」

サラがジョンの診察室のドアをノックし名前を呼びますが反応がないので
ドアを開けてみると、Dr.ワトソン爆睡中です。


しばらくしてすべての患者の診察を終えたジョンが部屋から出てきます。
JW「終わったようだ。もっと患者がいたように思ったけど。」
Sa「私が2人くらい診たのよ。」
JW「2人くらい?」
Sa「5~6人くらいだったかしら」
JW「ごめん。プロ意識が全然ないね。」
Sa「そんなことないわよ」
JW「ちょっと夜遅かったから。」
Sa「そうなの。」

ジョンが「またね」と帰ろうとするとサラが声をかけます。
Sa「遅くまで起きて何をしていたの?」
JW「あー、本のイベントのようなものに参加したんだ。」
Sa「彼女は本が好きなのね?あなたのガールフレンド。」
JW「デートじゃないよ。」
Sa「よかったわ。つまり・・・・」
そんなサラにジョンは「今夜は何もないんだ。」と笑顔で答えます。

さすが三大陸先生!

その頃シャーロックはずっと本と格闘していました。
SH「誰もが持っている本・・・」
シャーロックは本棚に向かうと数冊の本を取り出し同じように15ページを開きますが
何も見つかりません。思わず髪の毛をくしゃくしゃっとします。
(もう、本当にこのくしゃくしゃが大好きなんです、私。)


そこにジョンが帰ってきます。
SH「新鮮な空気がほしい。今夜は出かけよう。」
JW「実は・・・今日はデートなんだ。」
SH「何それ? 」
JW「好き合ってるふたりが一緒に出かけて楽しむことだ。」
SH「それって僕が提案したことじゃないか。」
JW「それとは違うんだよ。・・・・違うといいんだけど。」


SH「どこに連れて行くんだ?」
JW「映画。」
SH「独創性がないな。これはどう?」
シャーロックはお財布から紙切れを取り出します。
SH「一夜限りなんだ。」
JW「サンクス。でもデートのアドバイスはいらないから。」
その紙には絵も何もなく「サーカス」の文字とボックスオフィスの番号が書かれているだけでした。


夜。
ジョンとサラがイーストエンドストリートを歩いています。
Sa「何年もサーカスに行ってないわ。」
JW「友人に勧められてね。電話もしてくれた。」
Sa「それって巡業中の一座か何か?」
JW「よく知らないんだ。」

劇場の正面はたくさんの提灯で飾られていました。
「黄龍サーカス」と書かれたポスターはシャーロックが手渡した紙切れと同じものでした。
Sa「中国のサーカスね、きっと。」


中に入りジョンがボックスオフィスの受付に行きます。
JW「2人分で予約しているんですが。」
受付「お名前は?」
JW「あー・・・ホームズ。」
受付「3人分で予約していますね。」
JW「それは多分間違いだよ。2人分で予約したんだ。」
SH「あの後電話して僕の分もとったんだ。」
と、シャーロックが現れます。
シャーロックはサラに自己紹介をします。
ジョンが心底嫌そうな顔をしています。


サラがトイレに行っています。
JW「一晩くらい休みをくれよ。」
SH「黄龍サーカスだよ。彼らは一日だけロンドンにいる。
ぴったり合うんだ。組織が英国に暗殺者を送ったんだよ。」
JW「ドレスアップして綱渡りか。」
SH「よじ登ることができる殺人者なんだ!ロープをよじ登ることができる者だ!
他にどこでそのレベルの達人を見つけられる?中国で出国ビザを取得するのは難しい。
出国するには何らかの理由が必要だ、そう思わないか?この周辺を少し見て回る必要がある・・・」
JW「わかった。君は仕事しろよ。僕はサラと飲みに行くから。」
SH「助けが必要だ。」
JW「いいか、今夜は他にも気掛かりなことがあるんだ。」
SH「例えば?」
JW「冗談だろ?」
SH「何がそんなに重要なんだ?」
JW「シャーロック・・・僕はデートの真っ最中なんだよ。」
SH「だから何だ?」
JW「サラとうまくやろうと頑張っている最中なんだよ!」
(ここのセリフ「Whilst I’m trying to get off with Sarah! 」の「Get off with」は
英国ではかなり濃い、性的なキスの意味があるそうですが、今の若い人たちは使わないらしいですね。
おっさんか、ジョン(笑))


と、ジョンがエキサイトしたと同時にサラが出てきます。
ジョンはサラに「行ける?」と急に笑顔で聞き、シャーロックは呆れたように先に行きます。


続きます。

4 コメント

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ジョン、つれない… (Misty)
2016-03-04 23:17:09
こんばんは.
「死を呼ぶ暗号」の続き、ありがとうございます~
出ましたね!三大陸先生のデートの定義。それなら自分たちのもデートだと言い切ってしまうシャーロックが、たまらなく可愛いかったあのころ…(涙)

あ、すみません。いきなり昔を懐かしむモードで・・・
でも、よく考えたらこの時点のジョンも結構つれないですね。「友人」と紹介すれば「同僚」と訂正されるし、「僕たちのもデートだ」と解釈すれば「違う」と却下されるし…まぁ、確かに違うんでしょうけど(笑)

この時点では、シャーロックも単なるボケなのかもしれませんが。デートのお邪魔虫も、事件に熱中するあまりの単なる暴走ぽいですし。やっぱり、本気でやられちゃったのはプールサイドですかね・・・



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Re.ジョン、つれない… (dico)
2016-03-05 14:14:16
Mistyさん
こんにちは!
こちらこそ早速ありがとうございます。
この頃のシャーロックは本当に可愛かったですねー。
特にこのあたりはデートの定義とか、デートにくっついっちゃうとか、油断すると私が暴走しそうです。
あの頃はよかった・・・・(遠い目)

この頃のジョンは冷たいのに、ライヘンでは「親友」になっていましたもんね。
この頃だったら「僕たちのもデート」も否定されないとか・・・それは無いですね。

S1とS2はそのあたりの変化が楽しくもあり切なくもありました。
本気でやられたのはプール、確かにそうですよね。
目の前であんな男らしい行動に出られたらやられちゃいますよ(笑)
SWのEP5のラストで自分の命を顧みず、チューイに「お前は姫を守れ」と言われたレイアが
「I love you」と告げた気持ちなんでしょうね・・・はっ!ちょっと暴走しすぎました・・・・
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久々に… (マラカイト)
2016-03-06 04:12:01
あの頃のシャーロックに会えてドキドキしました。
なんというか張りのある透明感のようなものがありますね。
いや、この画像がそうなのかdicoさんのスクショ技でしょうね。きっと…
実はシャーロックの中でもこの1-2は他のより観る回数が少なくて実際記憶している画像が薄くなっているせいもあるのかも…
でも、ジョンとの本と向き合って探してるあたりのシャーロックはすごく好きです。
ベネさんってほら賢さが隠せない感じだから~
それと、言われるままに振り回されてるジョンがおもしろくて好きなんです。

SHERLOCK4のセットがすごい場所で進行中なんですね。
そういうのを見るのが最近の楽しみになってますがdicoさんのスクショも楽しみなのでまた来ます。
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Re.久々に… (dico)
2016-03-06 15:55:58
マラカイトさん
お久しぶりです。
体調はいかがですか?
透明感、本当にそうですね。
私のスクショ技というよりも、ベネさんの若さが・・・失礼。
1-2はストーリー的には他に比べると面白味が欠けているような気がします。
でもその分、ふたりのやりとりがとても可愛いいんですよ。
このあたりの本を探すシャーロック、わかります!!こういうの見るとベネさん適役だなーと思いますよね。
振り回されているジョンもいいですね。やっぱりジョンは振り回されないと(笑)

S4のセットの組み立て、すごいですよね。
何だか本当に建築ですね。

マラカイトさんの声を聞けて良かったです。
ぜひまたいらしてくださいね。
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