呑んべぇ爺さん

呑んべぇ爺さん「音岳」の記録とつぶやき

気休めの煙幕

2010年04月05日 | 道具
【ヒグマ対策用具】
左上のピストルは、8連発型破裂音。その右と赤い箱が爆竹。
その下が3種類の煙幕と火縄。下部に鈴とホイッスル

 羆(ヒグマ)対策に買った爆竹を先日のAPRSデビューのペケレベツ岳へ、左右のポケットに入れて持参していました。途中で試そうと思っていましたが、吹雪でテストする気も起こらない上、トランシーバに気をとられて試せませんでした。

 今日、近くのだだっ広い広野の中の雑木林に入ってテストしてきました。先ず、爆竹は目の前では初めての体験ですが、音は相当威力があり、耳を覆いたくなるほどでした。しかし、3本ほどの導火線に点火してもうまく火薬まで届かず半分くらいしか破裂しないのが結構ありました。

 次に、百円均一のおもちゃコーナーで見つけた8連発型ピストルも試しました。音は爆竹ほどはありませんが自分の意思でしっかりした音が出せます。しかし空砲になってしまうこともあって、もう1周してから鳴らすことになったのが2/8ほどありました。おもちゃだから仕方ありません。

 次に、煙幕3種を試しました。最初に手榴弾タイプの「コンバット」ですが、これは炎で着火するのではなくマッチ棒タイプで、マッチの側面にこすり着けて着火するので、風のある時でも使え手軽です。実際煙を出すと、煙の量は少なく、雪の上だと白い煙が雪に溶け込んでインパクトが少なく感じます。手軽と言うのが最大の利点だと思います。

 残りの「カラースモーク」と「変化煙幕花火」には火縄を試して見ました。火縄は風のある時でも使えそうです。むしろ点火させるとき息を吹きかける方が早く点火します。「カラースモーク」と「変化煙幕花火」は色が付いているので、雪上ではインパクトがあります。一回の煙の量が多いのは「変化煙幕花火」でしたが、いずれも10秒の世界でした。

 チリ紙を丸めてでも、何でも投げつけて気を反らす作戦には使えそうですが、いずれにしても、現実にヒグマに遭遇した場面で着火して使えるか疑問で、そのまま投げても良いかなと思います。持っていると気休めにはなります。

 笛は今まで「緊急連絡先」兼用の笛を使っていましたが、口にくわえにくいのと風がある時など音が遠くまで届きにくいので、百円均一のホイッスルに変えました。


【「コンバット」は雪の上ではインパクトが弱い】

【カラーボールはインパクトはあるが、煙の量が少ない】

【「変化煙幕花火」は少し煙の量が多いが、これでも量は少ないし10秒程で終わってしまう】


【戦うための鉈】



2 コメント

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改造は (音岳)
2010-04-07 03:32:17
未だ続いていたんですか・・・。そうですよね、未だon the way②ですもんね。あっ③もでましたね。無理せんように(^_-)-☆
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早速… (obusa)
2010-04-06 16:36:50
お試しされましたか音岳さんらしく用意周到ですネ私は改造工事の手伝いで毎日クタクタで山歩きは全く出来ません,その気も現状起こりませ~ん
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