折り畳みマウンテンバイク

　北海道に来てから車ばかりの生活です。昨年９月にカムエクに行った時、長い林道を歩きましたが、この時釣り人が林道用に自転車で来てあちこちに置いているのを見かけました。車に積んでオフロードにも使える折り畳み自転車があればなと、その時ふと思っていたのを忘れていました。

　昔は縦走の前後にワンボックスカーにスクーター（ヴェクスター）を積んで、大峰奥駈けなんぞをしたものですが、今のティット号はスクーターには軽で小さす ぎます。ある親しい方のサイトからのヒントがあって、折り畳み自転車を買おうと思いました。北海道の無積雪期は林道歩きの所も結構あるようなのと、普段の生活でも使いたいので購入する事にしました。

　デザインでも抵抗感の無いベーシック機種で最大乗員体重 ８５ｋｇ未満の「DOPPELGANGER　701 - RPM」にしました。デザインやバーエンドグリップが付いていたりディスクブレーキだったりで「DOPPELGANGER 804 provoke」の方が良かったのですが、最大乗員体重が７５ｋｇ未満と、１０ｋｇの荷重制限低下はダート道を走る場合に決定的な問題です。更にザックを背負っての乗車を考えると、接合部の車体強度も心配ですが折り畳みの宿命です。ダートな道を走るのは覚悟して乗らなければならないでしょう。この８０４機種は、接合部の見た目も貧弱でした。一方、「DOPPELGANGER　703 - Laid-Back」はディスクブレーキ付きだけれど、年寄りには派手すぎると感じました。横着にも電動アシストのマウンテンバイクも捜してみましたが、さすがに見つけられませんでした。

　ザックを背負って乗るには、背負いながらもザックも荷重を一部分散支持してくれる期待でラゲッジキャリア LC-01(自転車用荷台) と、輪行キャリングバッグDB-2とを同時に注文しておきました。

【折り畳み寸法】

　アマゾンで土曜日に注文しましたが、今回の佐川急便は驚くほど早く、２日で到着しました。


　　昨日、夕方届きましたので今朝組み立てて、早速乗ろうとして外を見ますと、昨夜雪が降ったようで積雪３～４ｃｍあります。雪が融けるのを待って午後試走に出かけました。道路は除雪がほぼ完璧ですが、歩道には未だ雪があちこち残っています。

　４時間半かけて４０ｋｍほど走りましたがまずまずです。歩道の雪の上も走って見ましたが、アイスバーン状でなければ何とか走れます。最大の欠点はサドルが硬くてお尻が痛くなる事でした。最後の方には、立ち漕ぎをしますが不安定なのと長続きしませんので、余りに痛いために家から手前１～２ｋｍは押して歩きました。帰ってからマウンテンバイクは折り畳んでティット号の中に放り込んでおきます。

　今日はついでに、パソコン工房や書店に寄ってみたりしましたが、さすが北海道、羆（ヒグマ）の本が３種類置いていましたので、立ち読みしてから１冊買ってきました。

　ザックを背負って乗る試みもしましたが、前傾姿勢がきついので、ザックのショルダーベルトを余程伸ばさなければラゲッジキャリアに届かず荷重を分散できませんし、背負うとかなり不安定になります。大きなザックでのマウンテンバイクは諦めました。難しいものです。