呑んべぇ爺さん

呑んべぇ爺さん「音岳」の記録とつぶやき

重力波の観測

2014年03月19日 | つぶやき
南極に設置したBICEP2望遠鏡で観測した宇宙背景放射と呼ばれる電波。重力波の影響と考えられる特徴的なパターンがみられた(研究チーム提供)  今朝BSニュースで、米研究チームが初めて「重力波」を観測したとの発表の報道を見て、心が騒ぎました。  重力波のもとになった宇宙の急膨張「インフレーション」の理論を1981年に提唱した佐藤勝彦自然科学研究機構長が宇宙誕生のビッグバンで生じた「重力波」の存在 . . . 本文を読む

久々のモーツァルトのフルートコンチェルト

2013年09月16日 | つぶやき
 若い頃、音楽の原点で、憧れて徹底的に練習し続けた「モーツァルトのフルートコンチェルト2番」が、エマニュエル・パユのフルートで、N響との共演の放映があるというので期待して録画しましたが、結果的にはがっかりでした。若き頃の「フーベルト・バルワーザー」のレコードのシングル版を擦り潰すほど聞いた影響が未だ残っているようです。 微妙な各所で大げさでなのは仕方ないとしても、カデンツァがもっと軽やかなモーツァ . . . 本文を読む

フルート・リサイタル

2012年07月10日 | つぶやき
 バッハのフルートの名曲(「フルートとチェンバロのためのソナタ ロ短調BWV1030」、「フルートとチェンバロのためのソナタ 変ホ長調BWV1031」)の放映があると知って録画したものを聞いて驚きました。フルート奏者の「工藤重典」氏は名前は知っていましたが、今回初めて聞きました。全く期待していなかったので、良くなければ消去するつもりでした。 楽器としてのフルートは倍音の入った音の深みからして金(ゴ . . . 本文を読む

久々のポリーニ

2012年04月16日 | つぶやき
【若き頃、衝撃を受けたエチュード集】  たまたまBSプレミアムシアターで「マウリツィオ・ポリーニ」の懐かしい名前を見つけました。放送は深夜だったので録画しておいて、今朝、ブラームスのPコンチェルトを聴きました。若き頃、自分では、ツェルニー30番程度しか進んでいませんでしたが、ショパンは1番好きな作曲家だったので、その頃、これこそショパンと言われていた有名な「ウラディミール・ホロヴィッツ」や、なよ . . . 本文を読む

発送電分離?

2011年05月20日 | つぶやき
 菅直人首相は18日、電力会社の発電、送電部門の分離を議論する思いつき?の考えを、またもや表明しました。以前、電力自由化の時にも議論されたようですが、議論するにしても、電力の一番重要な特性である「消費=発電」という事をわきまえた上での「電力の安定供給」の議論が必用だと思います。  大規模停電がどうして起きるのか、理解していない人が多いようです。専門的には物理現象として同期発電機が電力系統との周波 . . . 本文を読む

放射性物質降下推移 & 福島原発の事故原因

2011年05月07日 | つぶやき
【「日本の環境放射能と放射線」サイトのグラフに書き加えました】  約1ヶ月前の4月6日の「核実験の影響と感覚的理解」でも放射性物質降下の推移のグラフは掲載しましたが、今回、別の放射性物質降下の推移のグラフを見つけました。出所は同じ文部科学省の2件です。 昨年末の報告で「第51回環境放射能調査研究成果論文抄録集(平成20年度)」(P3~P4の気象研究所 地球化学研究部による、「放射性降下物の . . . 本文を読む

飯舘村 と ブジシチェ村(ベラルーシ)

2011年05月04日 | つぶやき
 図書館で、何気なく借りたビデオが、チェルノブイリ事故の影響を受けた「ベラルーシ共和国」の「ブジシチェ村」の、その後の姿を描いた「アレクセイと泉」という作品でした。「福島第1原子力発電所」事故の影響で混乱が起きている「飯舘村」などの将来を考えさせられるような作品でした。 白黒イメージに近い印象の地味で動きの少ないシーンが多く、今の若者には退屈で見続けられる人が少ないように思えるような作品でしたが、 . . . 本文を読む

恐ろしいマスコミ報道

2011年04月25日 | つぶやき
 昨夕の 「バンキシャ!」の報道で、家庭用風力発電機が年間「100KW」???が発電できるという表現をした「風力発電」推奨の番組でした。KWとKWHの違いも判らず雰囲気だけで報道しているのです。コメンテーターの元東京地検特捜部長の河上和雄氏にトンチンカンなコメントをさせるなんて信じられません。  再生可能エネルギーの重要性が高まっているだけに、(定格)出力が得られる風速に向いた設置適地・風切音・ . . . 本文を読む

あかつき君、アッチッチ

2011年04月24日 | つぶやき
 金星探査機「あかつき」はエンジン弁閉塞のため逆噴射が短時間で終わったために十分な減速ができず、金星付近を通過して遠ざかってしいまいました。現在、6年後の平成28(2016)年12月~同29年1月の間に2回、再投入の機会の再チャレンジに向けて、JAXA「あかつきチーム」は頑張っていらっしゃいます。 現状について宇宙開発委員会で報告で報告されました「「あかつき」の現状について」によれば、4月17日に . . . 本文を読む

BWR(福島第1原発など)とPWR(関電・北電など)

2011年04月10日 | つぶやき
【PWR(四国電力の「原子炉の種類」より)】  福島第1原発のBWR(沸騰水型)がPWR(加圧水型)であったなら、今回のような放射性物質の外部放出事故にはならなかったという議論があるようですが、事故の内容によって一概には言えないような気がします。 商用原子力発電で稼動しているのはBWRとPWRが代表的ですが、どうして福島第1原発などの東電・東北・中部・北陸・中国がBWRで、北海道・関西・四国・九 . . . 本文を読む

原子炉設計者の解説

2011年04月09日 | つぶやき
 世間レベルではかなり異端と評されるかも知れませんが、元原子炉設計者の2人のYouTubeを見ました。元東芝の原子炉格納容器設計者で工学博士の「後藤政志」氏と、経営コンサルタントで経済評論家の「大前研一」氏の見識は、テレビで解説している専門家(どこかの理論研究の教授達)と違って現場に近い感覚でした。政府の採用している専門家に間違いがなければ良いのですが。 福島第1原発で起こっている事象に対して、政 . . . 本文を読む

放射線データの公表

2011年04月08日 | つぶやき
【福島第1原発付近の放射線モニタリングデータ】  昨日から、放射線モニタリングデータがようやく文科省によって海外へのデータ発信がされ始めていました。これで海外での風評被害が減少して欲しいものです。 遠隔都道府県では時系列変化がグラフ化されていますが、福島第1原発付近では、面的広がりは地図上にプロットされて判りやすいのですが、時系列変化は数値の羅列でグラフ化されていないので傾向が判り難いので改善し . . . 本文を読む

放射性物質拡散予測

2011年04月07日 | つぶやき
【ドイツの気象庁のシミレューション】  世界各国の今回の福島第1原発の放射能に対する反応は、日本からの国外退避・輸入禁止・日本への渡航自粛など過剰・異常とも思える面もあります。しかし、離れていて正確な情報が入らないだけに「正確な公表」・「早い公表」の必要があると思いますが、「正確」で「早い」という矛盾したせめぎ合いを乗り越えなければならないように思えます。  3月23日に原子力安 全委員会から . . . 本文を読む

核実験の影響と感覚的理解

2011年04月06日 | つぶやき
【1945~1980の大気圏内核実験の回数】  福島第1原発のピットから、高濃度の汚染水が海への流出が「水ガラス作戦」で今朝5:38にやっと止まったのが確認できたという報道で一安心です。しかし今までの報道で、高濃度の汚染水が国の基準の750万倍といった「あおる報道」が目立ちます。 時事ドットコムでは「福島第1原発の事故で、東京電力は5日、高濃度の放射能汚染水が海に直接流れ込んでいる2号機のコンク . . . 本文を読む