【一瞬晴れた穂先を槍岳山荘から見ます。】
気持ちの良い眠りは無理でしたが、すがすがしい朝を迎えて3人とも最後の登りに意欲満々です。明るくなってからの再ルーファイで、結局シュリンゲがかかっているルートを登る事にします。シュリンゲ箇所を通過してテラスに着き、直ぐに左に回り込めば白杭が見えて頂上直下が確認できました。 回り込んだ所に(確保用)支点も見られ、この下が上のチムニーであった事が判明しました . . . 本文を読む
【P9を過ぎて独標が近付いた姿】
いよいよ、今日が正念場です。飲み過ぎで寝過ごした感もありますが、朝5時過ぎに出発です。作夕に右俣は偵察してありますので、順調に進みます。登り始めて暫くすると沢の流れも細くなってきます。最後の水場としてリーダーから共同用に各自水2リットル担ぐ指示が出ます。(自分用の飲み水は別です。)チョロチョロから、流れも消えると細いガレ場を登るようになります。ガラ場は次第に草 . . . 本文を読む
【オコジョのアップ】
今日は、「横尾」を通過して槍沢の「大曲り」から「水俣乗越」の峠を越えて「天上沢」側に降り、「北鎌沢の出合」でテントを張る予定で徳沢を出発しました。昨日雨での濡れたテントでザックも重く、「横尾」、「二ノ俣」で一本を取り(一服し)ます。気温が暖かいのか槍沢の川面に朝もやが立ちなびいていました。 「槍沢ロッジ」でも一本を取り、重さを減らすため重い生のキュウリをかじります。ここに . . . 本文を読む
いよいよ、名古屋港に着きました。打ち合わせ通りobusaさんとTankuroさんに出迎えて頂きました。早速、上高地に向います。沢渡の村営第2駐車場に車を止めると、待ってたかのようにタクシーの運転手さんが誘いに来ました。2人が同乗者を捜しているそうで、運良く早々とタクシーに乗る事ができました。上高地まで4000円/台なので、800円と安くあがりました。 上高地は相変わらず盛況で人で一杯です。明日の . . . 本文を読む
【太平洋フェリー「きたかみ」】
憧れの北鎌尾根に向けて、昨日19:00に苫小牧港を出発しました。 昨年、神戸の仲間と話をしていた時、文太郎や松濤明の話に出てくる北鎌尾根への漠然とした憧れを話すと、obusaさんが気軽に連れて行ってあげるよと言ってくれましたが、あっという間に話が広まり、希望者は膨らみ、結局は「若者組」と「ゆっくりの爺組」に別れた計画になりました。当初、爺組は4名だったのが、直前 . . . 本文を読む
【笠ヶ岳テン場からの、朝の槍穂稜線シルエット】
雨は夜中に上がったようだ。今日は高山から15:20発の高速バスに乗るには、新穂高温泉で12:50の高山行きに乗れなくてはならない。コースタイムは5:15なので7:30に出発すれば間に合う計算になるが、6:10に出発するので1時間以上余裕があると踏む。 夜明けは、晴れていたが出発する頃は山頂がガスにかかり、見晴らしがもう一つだ。途中、キジ打ちする人 . . . 本文を読む
朝6時に出発する。昨夜デジカメの乾燥を忘れていたのを、出発する時に気付く。画像はもやの中だ。朝は晴れていて展望も良い。出発すると先行する人が多く、先に見える。私のテントのそばにテントを張っていた男性2人組も出発して追い越して行った。 谷から稜線に出ると最初だけ槍から穂高の稜線のシルエットがきれいに見えるが、直ぐにがすがかかる。デジカメにはまともに写らない。今日の道中の撮影は殆ど諦める。鏡平への分岐 . . . 本文を読む
今日は期待通り、朝から天気が良い。朝の自炊を終えてから、テン場を申し込み、早速テントを張る。張り終わった頃、黒部源流に行くと言っていた青年もテントを張り出した。 オスプレイのザックの着脱式アタッチメントのソロ(アタックパック)を外して、今日のアタックザックとする。ハイドロパックに水を詰めている時に100名山の男性が出発して行った。 準備を済ますと6時が過ぎていた。今日のルートの縦走路は学生時 . . . 本文を読む
朝、出発準備をして外に出ると、ガスが晴れて穂先が見える。何度も登っているが、折角だから登ってから出発する事にして空身で登る。久し振りだけれど、登るルートと下るルートが以前よりかなり分けられていて、山頂直下から梯子が2本に増えていた。 一番最近登った時は1本で、登る人と下る人が1本の梯子で渋滞していたのを思い出した。今回は登る人が少なくてスイスイ登れたが、前向きに降りようとして恐怖感一杯のへっぴり . . . 本文を読む
【滝谷避難小屋~中崎尾根[飛騨沢分岐点]】 夜中はひどい雨だったので殆んど沈殿の気分だったが、明るくなった5時半には雨が止む。ゆっくり朝食を食べていると、たまに雲間が切れて日光が射すではないか。 外の様子を見ていると増水は激しくなく、谷筋の崩落も進んでいないようだ。これは出発しなければと慌てる。最低、槍平までは行こうと結局9時前に出発する。 滝谷出合にかけられた新たな木橋は見た目よりしっかり . . . 本文を読む
朝7:50発の高山行き松本電鉄バスに乗る。朝から雲行きが怪しい。山間部には厚い雲がかかっている。今日はどこまで行けるかなと思いながら、車窓から外を眺め続ける。 平湯温泉での乗り換えで20分程時間がるあったので、そばを食べるがもう一つだ。新穂高温泉へのバスで新穂高温泉へ近づく頃、急に大雨が降り出しす。今日は出だしから雨の中を行かなければならないのかと気が重い。 しかし、バスを降りる頃には運良く雨が上 . . . 本文を読む
今回の全ルート軌跡(GPSデータはこちら)
【Google Earth によるトラック】 いびきで何回か目が覚めるが、5時になってから起き出す。外は雪のようだが、どの程度積もっているのかなと思いながら、朝食と出発準備にかかる。6時に小屋の入口を開けると、細かい雪がわずかに降っているという程度で、昨夜の降り始めと変わらない。新雪も3~4cm程度で、まだ大したことは無い。出発する頃、4人パーティ . . . 本文を読む
谷筋を登る
夜中から星がまたたいて今日は快晴になりそうだなと期待する。明るくなってから出発しようと、5時前に起きる。ゆっくり準備してスパッツやアイゼンを着けていると、男性3人パーティが小屋に入って来て食事休憩を取る様子だった。「一足お先」と言って6時過ぎに出発する。昨日ステップを作った沢は、深くは無いが滑ると靴の中に水が入るので慎重に渡る。その先はトレースをつけていないので、ズボズボはまりな . . . 本文を読む
新穂高温泉から滝谷までの軌跡(GPSデータはこちら)
朝、ザックのデポも兼ねて車がどこまで入れるか、車で偵察に出る。一般有料駐車場の横は工事関係者以外の進入禁止の小さな掲示があったが、チェーンが外れていたので進む。昔に駐車した堰堤付近は工事の飯場になっていて置けない。更に進むと谷を橋で渡る所でチェーンをかけて進入できないようにしてあった。 この先にざっくをデポして引き返す。無料駐車場手前で . . . 本文を読む