呑んべぇ爺さん

呑んべぇ爺さん「音岳」の記録とつぶやき

メラ・ラ→ ハイキャンプ5800

2008年10月31日 | メラ・ピーク
【ハイキャンプからのマカルー(左)とチャムラン(右)】  今日はハイキャンプに行く日だ。そして明日はいよいよアタックなのだ。今朝の気温は-6℃だった。 9時前に出発すると、多数のパーティが登っている。大勢のヨーロッパ系のパーティが出発準備中の横を通り過ぎて行く。登る間そんなに呼吸は乱れないが40~50歩毎に止まってハアハアと一息いれる。昨日通っているし、トレースもしっかりしているので気楽だ。何よ . . . 本文を読む

休養日: メラ・ラ泊

2008年10月30日 | メラ・ピーク
【ハイキャンプから少し登って、引き返す時に見たハイキャンプ(ズームアップ)】  キッチンボーイのテンジンは高度障害がひどくて、カーレまで降ろす事になった。コックのナワンはさすがに復活した。チリンは未だ何とか保っていて留まっている。ガイドの了解を得て一人でハイキャンプに向かう。この点だけは自由にさせてくれるのでありがたい。(ガイドとして付いて来てくれないが・・・いい加減なやつだ) ゆっくり自分のペ . . . 本文を読む

カーレ→メラ・ラ泊 5415

2008年10月29日 | メラ・ピーク
【メラ氷河末端から、ハイキャンプに向かうパーティが見える(ズームアップ)】  今日は集落の最後の地点であるカーレを出発して、メラ・ラに向かう。氷河手前まで、高所順応で行っているので余裕だ。体調に全く問題は無い。快調に登れる。先行したので氷河が見える所でゆっくり待つ。 氷河の手前から目を凝らせば氷河上を登っている人が小さい点に見える。氷河は日本の夏の雪渓程度の雪で、アイゼンをつける必用は無いが、氷 . . . 本文を読む

休養日:カーレ泊

2008年10月28日 | メラ・ピーク
【メラ氷河の末端】  今朝の脈拍は73と少し上がった。5099mでの高度順応が出来ていないのだが朝の気分は良い。朝の気温は-6℃だが昨日と違って、今までのように空に雲一つ無い快晴だ。夜中にテントに雪が降る音が何回かしたが積雪は無かった。 朝から鴨のような大きな鳥の泣き声がする。手前の尾根と反対側の斜面の大岩から煙が棚引いているので何かなとカメラでズームアップすると、我々のポーター達が昨夜ここの岩 . . . 本文を読む

タンナ→ カーレ泊

2008年10月27日 | メラ・ピーク
【高台から見たカーレの集落】  今朝の脈拍は67と少し下がった。4300mなので高度順応が出来て来たようだ。朝の気温は-2℃だが今までと違って、空に雲が多い。  タンナを8:23に出発する。今まで通りに快調に登る。最初の登りを過ぎてモレーンの谷沿いの道に入ると緩やかな登りになり、途中から次第にメラ・ピークの頭が見え始め、進むに連れて全容があらわになる。 ディッグカルカに着くと平原の中からすっかり . . . 本文を読む

休養日: タンナ泊

2008年10月26日 | メラ・ピーク
【裏山(クスム・カングル方面)から見たメラピークへのルートと、サバイ湖・ピーク41(遠方左の鋭鋒)】  今朝の脈拍は74と少し上がったが高度が4300mと上がっためたのだろうか。朝の気温は-2℃だ。 今日は休養日だけれど、高所順応のためにタンナ(4358m)からカレーに向かおうと思って居たがパサンが裏山(クスム・カングル峰[6369m]への尾根)に行った方が良いという事で、キッチンボーイのチリン . . . 本文を読む

コテ - タンナ泊

2008年10月25日 | メラ・ピーク
【裏山からの、タンナの集落】  今朝の脈拍は69と少し下がったが高度が3600mと下がっためたのだろうか。 朝の気温は-3℃だ。8:05にタンナに向けて出発する。コテ(3600m)~タンナ(4358m)の間の最初の小屋で一旦止まって待つが、この場所の名前を地元の娘さんに聞くと「サオリー」と聞こえた。少し進んで直ぐにスイス風牧歌的な所で休憩する。お茶休憩かと思ったらランチタイムになった。日が射して . . . 本文を読む

チュリカルカ →コテ泊

2008年10月24日 | メラ・ピーク
【コテから見えるメラピーク南壁】 今朝の脈拍は72と変わらず高い。 今日は基本が下りのコテ(Kothe)を目指す。朝の気温は-4℃でテント内外に霜が付き、辺り一面霜で白くなっていた。谷に日が射すまで近くの尾根を散歩し、朝食を待つ。食事中、太陽でテントを干す。チュリカルカを8:05に出発する。基本が下りと言えど、結構アップダウンがある。 雪が付いたら、ポーターにとってはやばそうな所が何カ所かあるが . . . 本文を読む

カルカテン → チュリカルカ泊

2008年10月23日 | メラ・ピーク
【ヒマラヤの花】  今朝の脈拍は72と相変わらず高いが少し下がったので順応し始めたのだろうか。 朝の気温は-2℃だ。今日はZatrOg峠~ザトルワ・ラ峠を越えて、4300mのチュリカルカ(Tuli Kharka)を目指す。カルカテンを7:50に出発する。4420mのZatrOg(ザトルオグ)の峠に8:55に着き、4610mのZatrwa La(ザトルワラ峠)に9:38に着く。この峠でゆっくり我が . . . 本文を読む

チュタンガ→カルカテン(ザトルワ・ラの峠まで往復)

2008年10月22日 | メラ・ピーク
【到着したカルカテンの集落】  今朝の脈拍は80と相変わらず高く変化が無い。 朝の気温は0℃でやっとヒマラヤに近づいたという感じだ。チュタンガを8:36に出発してカルカテン(4050m)に向かう。昨日カルカテンまで行っているので様子が判っていて気楽だ。ビスターリなのに8人程のヨーロッパ系グループを追い越してしまう。 昨日と違ってガスがかかる事は無く天気が良いが、朝なので気温が低くて手が冷たい。カ . . . 本文を読む

ルクラからチュタンガへ

2008年10月21日 | メラ・ピーク
 朝から気持ちの良い晴れである。テントサイトからザトルワラ峠方面もくっきり見える。今日は昨日到達したチュタンガへの出発日である。女の子のポーター2人も集まって来た。ポーター・キッチンボーイが先に出発する。 出発して暫くすると、下ってきた8人の日本人パーティとすれ違った。予想していなかったので、声を掛けそびれてしまった。何か先の情報でも聞けば良かったと思っても後の祭りだ。自分のペースで登っているとビ . . . 本文を読む

ルクラからチュタンガ往復

2008年10月20日 | メラ・ピーク
【ヒマラヤの花】  朝の脈拍は80で相変わらず高い。  今日は高所順応のためにルクラからチュタンガ(Chutanga:3500m)まで往復する日だ。ガイドのパサン・ダワは自分では案内せず、キッチンボーイのテンジンを付けて出発させる。初めてT氏と一緒に歩き始めるが、超スローペースだ。  高所順応にはビスターリ・ビスターリなので後に着いて歩く。スイス人が寄付して建設した病院に寄ったりしたので、13時 . . . 本文を読む

ルクラに到着

2008年10月19日 | メラ・ピーク
 今日から、朝に脈拍を測る事にする。朝の脈拍は80で何故か高い。理由が判らない。昨夜のアルコールが残っているのだろうか。  カトマンズ7:45発の飛行機の出発に向けて6:15に、エイジェントがホテルまでピックアップしに来る。空港の出発ロビーで出発するまで随分待たされる。出発ゲートから飛行機へのバスに乗ってからも、バスが途中で止まって随分待たされる。とにかくルクラからの便が戻って来ないと乗れないのだ . . . 本文を読む

カトマンズ到着

2008年10月18日 | メラ・ピーク
 朝5:30にシムズ(Sim'sCozyGardenHostel)を出発する。4人乗車なので送迎車の分担金が1/4で15元で成都空港に着ける。空港に着いても、手続きが開始されておらず、渋滞して長蛇の列になっていた。出国審査にも慣れて来て、ゴローの靴と上着は手に持って、足元はスリッパ履きで問題なく通過する。日本人も少し居るようだ。 予定の10:00頃に空港に到着する。しかしGPSは未だ中国西部だ。G . . . 本文を読む

メラ・ピーク登山(6,461m)にネパールへ出発

2008年10月17日 | メラ・ピーク
 メラ・ピーク登山(6,461m)にネパールへ出発 7:15にチケットを受ける段取りで、今日は成都までの旅に出発だ。 関空に早めに行ったので待ち時間が長かった。関空9:15発で上海に現地時間10:45に着く。日本との時差は1時間で時計を遅らす。機内に日本人女性クルーが乗って居たので日本語の案内もあって気楽だった。機内食は軽食と飲み物が出た。 上海に着いて一旦荷物を受け取って、2Fの外に出て3Fに上 . . . 本文を読む