【剣ケ峯から中央アルプスと富士山】
先週に比べて夜の風は、はるかにおとなしかった。朝5時に目覚めて、準備を始める。外に出てから今後どうするかを判断する積りで淡々と準備を進める。朝の飲食を作っている間に新品のガスカートリッジ1本を使い切って、2本目に突入する。 朝の小屋内の気温は-8℃で暖かい。風は無いので素手で作業できる。ザックのパッキングを終わって、行動食とお湯のボトルだけを持って外に出ると . . . 本文を読む
【飛騨頂上から中央アルプス】
明るくなった7時前に起きる。天気は快晴で気持ちが良い。気温は昨夜と同じ-11℃だが寒くない。行動用の湯を作ったりして手間取り、8:45にのぞき岩を出発する。 夕べにトレースを着けて置いたので比較的楽に登れる。No29を過ぎてザックを置いて行動食を食べていると、声が聞こえる。耳を疑うが直ぐに3人パーティが現れた。 60歳前後の中高年の男性2名と女性1名のパーティだっ . . . 本文を読む
【森林限界の手前】
6時過ぎに目覚めるとまだ雪はチラチラ降っている。車から出るとティット号の天井にも積雪30cmはある。ここに到着してから6時間程度の積雪だけだからすごいなと思う。【ティット号の冠雪】【登山口方面】 車内で朝食を取ってから8:10に出発するがワカンはまだ着けていなかった。登山口の橋に来ると、積雪がすごくて膝くらいまで埋まるので、橋を渡ってたもとにある東屋でワカンを着け、途中で風 . . . 本文を読む
先週の予行演習で積雪を期待していなかったが、今朝から仕事中に時々雪も舞っていた。天気予報では近畿南部の平地でも積雪があるらしいので雪山の期待は高まるが、ドカ雪も困る。単独ラッセルではせいぜい「太もも」位まででないと登頂は断念せざるを得ない。 ザック重量は詰め過ぎだが27.0kgにもなっていた。(後で気付いたが、ザックの点検をしっかりせず詰め込んだので結果的にテントポール2組・替え靴下4足など、昨年 . . . 本文を読む
夜中は風の音がすごく、何度も目覚めるが、ゆっくり寝て明るくなり始めた7時前に3人一斉に起きる。外は快晴のようだが夜中よりましになったとは言え、まだ風は強そうだ。朝の小屋内の気温は-4℃で、外で測ると-10℃だった。食事後、彼らは今日は下るだけで、先に下って行った。小屋の入口扉にカンヌキ用の棒が無いので雪塊で代わりに押さえて置く。これで持つかどうか。 私はどうしようかと迷う。天気は雲ひとつ無い快晴だ . . . 本文を読む
最近、トレーニングもさぼっていて、これではいけないと何をしようかを考える。正月の御嶽山は良いとして、麓までの足に自信が無い。スタッドレスタイヤは履いたが、どの程度効くのか不安だ。よし、雪のある所に行こうと思案する。今年は雪が少ない。鳥取の大山付近だと道路でも雪はあるだろうと「鳥取県積雪情報観測システム<とっとり雪みちNavi>」で調べると余り無さそうだ。 御嶽山の近くの道路を岐阜国道ナ . . . 本文を読む
朝は時間的余裕があるので目は覚めていたが、うとうとと明るくなるまでゆっくり寝た。相変わらず風の音が強い。雪の吹き込みは無かったので積雪はどうかな?という気分で入口を開けると、積雪は無い。夜中は弱い雨だったようだ。しかし現在ガスっていて気温はわずかに0℃以下だ。 朝食も終えて外に出ると、太陽が出る時刻になった性か、次第にガスが薄くなり風も弱まって来る。パッキングをして外に出ると下方にはまだ雲がかかっ . . . 本文を読む
朝明るくなってからの6時前に目覚める。田の原駐車場の朝の気温は-2℃でさすが7合目の2180mの性か予想よりも寒い。駐車場付近の様子を見回る。天気が良く、駐車場から遠くの雲海も見える。【遠くに雲海】御嶽山の全貌も一望にきれいに見える。ゆっくり朝食後、7:15に出発する。【登山口の鳥居】 最初は湿原に遊歩道がある天然の広い平らな公園の中を進む。御神像が並び、御嶽山を拝む御嶽神社遥拝所にも寄る。【遥拝 . . . 本文を読む
先々週の御嶽山は、天候が悪くて低気圧があれ程発達するとは予測しておらず剣が峰も断念したし、山の姿が全く見えなかったので感覚が掴めていないのが気に入らず再出発だ。同じ濁河温泉からでは面白くないので、今回は大滝口コースにする。土曜は晴れ時々曇りで日曜は曇りの予報で期待できそうだ。 出発前のザック計量で21kgと増えている。前回と変わったのはシュラフがペラペラの「YETI-POCKET」+シュラフカバー . . . 本文を読む
一晩中強風・降雪が続いていて寒かった。夜中に寒さで何度も目覚めて、積極的に身震いして筋肉の体温を上げて再び眠るのを繰り返す。朝テントから出ると、小屋内に雪が吹き込んでいた。積雪3cm程度で、小屋内気温は-2℃。テントの外に出しておいたザックにつけていたプラティパスの吸引チューブも凍っており、濡れたタオルも凍っている。小屋の扉を開けると銀世界にホワイトアウトの世界だ。(視界100m程あるので、本当は . . . 本文を読む
朝、明るくなった5時過ぎに目が覚める。相変わらず小雨が降っている。駐車場には車が2台増えている。【駐車場:一番左がティット号】コンビニの弁当を食べている間に、昨夜先着の2台から3人グループと2人パーティが全員雨具上下を着けて先発する。出発の準備中に1台の車がティット号の横に着ける。山用に着替えてから、駐車場付近を見て回る。立派なバイオ式公衆トイレが登山口付近に設置されていた。【登山口】【バイオトイ . . . 本文を読む
今年の正月休みはどこに登ろうかと考えると、近年「木曽駒ケ岳」ばかりなので目先を変えようと思い、木曽駒ケ岳の山頂からいつも近くに見えていた御嶽山はまだ登った事が無かったので、次はここにしようと決める。いきなり冬山は無いので、まず偵察山行を行い状況によっては目印テープを付けながら下ろうと準備する。 来週の土曜は仕事があるので今週に決行する事にしたが、天候がもう一つはっきりしない。台風16号が986HP . . . 本文を読む