金星探査機「あかつき」はエンジン弁閉塞のため逆噴射が短時間で終わったために十分な減速ができず、金星付近を通過して遠ざかってしいまいました。現在、6年後の平成28(2016)年12月~同29年1月の間に2回、再投入の機会の再チャレンジに向けて、JAXA「あかつきチーム」は頑張っていらっしゃいます。
現状について宇宙開発委員会で報告で報告されました「「あかつき」の現状について」によれば、4月17日に太陽により近い「近日点」を通過したそうですが、「近日点(4/17)に向け今後も熱入力が増加するため、+Z軸太陽姿勢を保っても一部の機器の温度が最大許容温度に迫る可能性がある.」と「あかつき君」がやけどしそうな、心配な分析がありました。
その後「あかつき」チームTwitterに注意していると、4月22日に「あかつき君」が
「今はまだ太陽近いから姿勢に気をつけなきゃいけなくて、お話しの時はMGAっていう向きを変えられるアンテナを使ってる」
とつぶやいているように、姿勢制御の運用でやけどは乗りきれるのが期待できそうです。
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