9:51で、107回目の完走。アコンカグアのアタックでは10時間の 行動時間に耐える体力が必要だそうなので、直前になるが全従トレをやっておく事にした。全従トレは今年3回目で、目標の明るい間にゴール到着はできたけれ ど、平日で人が少なく、目標となる人が現れず、トレーニングとしては結構ダレてしまった。
須磨浦公園を朝6:05に出発。先日の寒波に比べて朝から気温が高くて暑くなりそうだ。 いつもの階段の出発点から登り始めて、最初はゆっくり入ろうと思いゆったりしたピッチで入るが、今日は足の筋肉は快調なのに何故かそもそも体が重 い。
今日は風が無く、次第に気温が上がってくるので汗のかき方が多くなる。月見茶屋では8℃だった。いつも通 り、丸山のデイリーヤマザキでアイスクリームを買って歩きながら食べる。
菊水山の登り辺りから良いペースにな る。菊水山東屋で14℃でぐんと気温が上げっている。摩耶山の登りも足の筋肉だけが調子が良いので上りのピッチは落ちない。でも何だか体がだるい。市ケ原 から掬星台まで1時間5分とまずまずのピッチで登れたのは意外だった。
アゴニー坂からの山上道路になるとペー スが落ちる。六甲山上道路の一部の標識には新しい緑の縦従走路案内が上から貼られていた。
【新しい緑の案内】
一軒茶屋に近づく頃から自己記録との関係を意識し始める。東六甲分岐点からゴールまで過去最速で1時間半弱だった。一軒茶屋で既に7時間半をかなり過ぎて いるので、今日の調子では早くても9時間台後半のタイムになりそうだと判る。
東六甲分岐点以降、地道になって 足裏が楽になって急に元気になる場合と、体のエネルギーが出せる状態ではなくてダレる場合があるが、今回はダレてしまってピッチが全く上がらず、ゴールの 湯元台広場には予想通り10時間弱になってしまった。
【本日のコース】
【六甲山上道路の一部に新しい緑の縦走路案内】
次回の南アンデス、チリのサンチャゴからアンデス越えでアルゼンチンとの国境近くの町へ入られてからの登頂と察しますが、お気をつけて。 アンデスは何度となく飛行機より見てまして12月~2月は現地では夏ですが何時も雪が残っており、サンチャゴから離陸して直ぐにアンデス山系ですから山頂がホン近くに見えるので未だに記憶に残っています。
昨今のアメリカ景気が悪いですから乗客も少なくなっていると思いますので、そんな心配は無用かもしれませんが、とにかく乗客の無料の荷物は後回しで、金になる貨物を優先します。ですから満員に近い乗客の場合は必ず積み残しがありますから。
107回は、最終目標の8000mのための1つのトレーニングだと思ってやって来た結果的な数字ですので、例えば100回目の区切りと言うような記念的な気持ちは沸きませんでした。記録をつけているのは直ぐ忘れるので、自分のどんな体調や状況で完走できたのか、またはエスケープしたのかを、思い出させるためです。時々読み返しています。
単独でやるので自分の気力を維持させるのが結構難しくて、前を歩く目標になる人を捜すような、他人を頼る軟弱な気持ちに直ぐに陥ります。そのため、今まで何回も何か理由をつけて途中からエスケープしてきました。エスケープの多い理由は体調・故障ですが、後遺症が残ると思われる程の悪さになっていなくても、エスケープする事が多かったように思います。逆に目標になる人が現れると俄然元気になったりもしました。
今回、初めての南米ですので不安もありますが、ツアー登山で日本人のリーダーも同行するそうなのでこの前のネパールに比べて言葉の壁の心配が少し楽だなと思っています。今回の空路は、アトランタ経由でサンチャゴに行きますが、安心な航空会社のリストに入っていないデルタ航空で入り、ラン航空でメンドーサに向かいます。乗客の荷物の積み残しの問題点について、経験者としてのお言葉を頂戴しましたので覚悟して出発したいと思います。
それにしても、乗客の無料の荷物は後回しで、金になる貨物を優先するという実態があると知って驚きでした。何となくそれが南米の風潮なのかなと感じました。
これから出発前の慌ただしい10日間になりそうです。では、また。
失礼しました、私の書き方がまずかったですね。
ランチリにてメンドーサ行きは積み残しはないと思います、理由は多量の貨物が無いからです。
では、お気をつけて楽しんできてください。
ビエン ビィアヘェ~ (良い旅を)