呑んべぇ爺さん

呑んべぇ爺さん「音岳」の記録とつぶやき

飯舘村 と ブジシチェ村(ベラルーシ)

2011年05月04日 | つぶやき

 図書館で、何気なく借りたビデオが、チェルノブイリ事故の影響を受けた「ベラルーシ共和国」の「ブジシチェ村」の、その後の姿を描いた「アレクセイと泉」という作品でした。「福島第1原子力発電所」事故の影響で混乱が起きている「飯舘村」などの将来を考えさせられるような作品でした。

 白黒イメージに近い印象の地味で動きの少ないシーンが多く、今の若者には退屈で見続けられる人が少ないように思えるような作品でしたが、考えさせられる良い作品だったと思います。(日本のドキュメンタリー作品)

 僻地の農村の典型のようなこの村の生活は、今後の省エネルギー生活の辿り着く究極の形態のように思えます。人類はこのような生活にまで変化できるのでしょうか。農地に住む人達は可能でしょうが、今の都心部に住む人達に自給自足はできません。人口が多過ぎます。いずれにしても昭和初期に戻るような生活でしょう。

 「エネルギー消費」 & 「利便性の追求」について再度考えるようにと、見せつけられました。













主人公アレクセイの薪割りのシーンです。薪割りのイメージが変わりました。



逆さまに斧を使っていました。目からウロコでした。