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明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

一日  


一休宗純は一作目同様、左手に長い物を持たせるし、今回は持たせる朱鞘の大太刀は撮影用で、一休像の展示には、竹竿にシャレコウベに変えるつもりで、そんな事情もあって、ポーズにも工夫がいる。そこで酒の入った瓢箪を持たせたい。左手の朱鞘の大太刀持った手に紐を絡めるように持たせようと考えていたが。先日、テレビ時代劇『紅孔雀』の八名信夫を思い出した。紐を手に絡め、瓢箪を肩に乗せてそれに首を向け、口を寄せて酒を飲むのがカッコが良かった。それを観ていた私は三、四歳だったけれど。八名信夫スタイルに決めた。 朱鞘の大刀を傍に座る一休の絵はいくつか残っているが、役立たずの象徴である竹光の大太刀は、佐々木小次郎の〝物干竿”こと『備前長船長光』どころの長さではなく二メートルはありそうである。そもそも竹光でなければ老人には持ち運びは困難だろう。



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