明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



鏑木清方が圓朝の横に配した燭台を入手したという理由で圓朝を作ることにしてしまった。GW中の深川江戸資料館の個展は、中締めとしたかったので、すでに頭部がある物を完成させ、数を出品するため新たな人物を手がける事は避けた。その復帰第一作が季節はずれ?になるであろう圓朝になるとは思わなかった。自分でも思わなかったようなことになるのは、私が流れに逆らわないからである。たまたま燭台を目にして1000円で落札したのが、今回のスイッチとなった。しかしもし圓朝を作ることになれば、灯りはヒトダマにしようと考えていたので、燭台は結局使わなかったりして。使うとしたらやはり鏡花や柳田に登場してもらうことになるかもしれない。 それにしても鏑木清方のデフォルメの仕方には惚れ惚れする。圓朝とは親しかったらしいが、お茶をすすりながら、この後怪談を語るのだ、という態勢に入っている。写真よりよほど圓朝していて私の理想ともいえる表現である。 一方個展には間に合わなかった太宰治や完成寸前までいった坂本龍馬もついでに作っておきたい。それに3年近く更新していないHPも、記録しておくためにも、まず隙間を埋めることから始めたい。と思う事は思っているのであった

HP



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