明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



入手した書籍の中に、全国の大覚禅師こと蘭渓道隆像が載っていた。立体は4体程度しか知らなかったから驚いた。日本に本格的な禅が浸透していないと知り、自らの意思で来日したということだが、いきなり鎌倉へ、という訳ではなく、各地に影響を与えた分、像が残されているということだろう。建長寺の後も、各地に赴任?している。いずれも生前の作ではないようである。噂話を元に作られたかのような像が多い。国宝である建長寺の肖像画の迫真性を想うと、肖像画のみを元に作ったのは正しかった。私が作ったのは存在しない坐禅姿だが、立像も絵画では一点あるが、立体の立像はないのがはっきりした。何百年も誰も作らなかったのだから、私が作らなければ、今後誰も作らないだろう。長辺2メートルのプリント、背景は瀑布などどうか。その場合〝石塚式ピクトリアリズム“では実景など使わず、滝も作り物で行きたい。と今の段階ではそう考えている。

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