明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



長辺2メートルで掛け軸くらいのバランス、つまり縦長画面に瀑布は良いだろう。英一蝶の滝に打たれる『不動明王』を石塚式ピクトリアリズムで制作するには、水の処理が思い付かず保留している。行燈の灯や人魂などの小さな火は筆描きで何とかなったが、水ばかりは策が浮かばない。陰影がないのに水が輝き光を反射していてはおかしい。かといって川の流れや滝を線描きは、基本が写真である以上どうだろう。遠景の滝は『虎溪三笑図』で、マウスで白い筋を描いたが、試してみたいことはある。何かに絵の具を垂らしてみたい。マウスや筆描きだと、つい上手く描こうとしてしまうが、シワシワにしたロールペーパーあたりに垂らせば自然な流水にならないだろうか?出来るだけ大きく描きたい。 そういえば。ウチに、木場の煮込みの銘店『河本』の解体時に救い出したカウンターの板がある。それを立てかけ試してみよう。裏側の適度な凸凹が思わぬ効果を生むかもしれない。


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