明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

一日  


Kさんがかつての彼女と会うために、私とT屋のかみさんまで呼び出されたのだが、結局連絡がつかず、すっぽかされた形となってしまった。しかしKさんはかみさんの大ファンなので、かえって良かったとばかりに絶好調であった。かみさんの誕生日にKさんはケーキに一言入れて持っていくのだが、昨年は「○○命」と入れて大ウケ。旦那と子供達にその部分を食われて終るというオチまでついたらしい。今年はなんていれるか悩んでいるので、私は「結婚してください」しかないよ。とアドバイスをした。この部分だけはかみさんに食べてと頼むんだよ、と。しかし今年も単なる食い物でしかない旦那と子供たちに「結婚してください」が食われることを想像して笑った。
6月の始めにプランタン銀座の人形展に出品するのだが、1体は銀座とは縁のある小津安二郎を考えている。アダージョ用に制作した作品は江東区の財団に買われたので、新たに作ることになる。風景を入れて撮影するアダージョの都合上作れなかったが、一番作りたかったのは地べたに座り込み、ローアングルで演出する姿だったので、そんなことも考えている。場合によっては写真展示も可能なようなので、プリントとしては未発表のアダージョの中から数点選んでもよいかもしれない。

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