明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

一日  


気は進まないまま、錦糸町のヨドバシカメラにてデジカメを買う。カメラを買ったというのにワクワク感は皆無。帰りの道中、電気製品だろうがレコードだろうが、我慢できずに説明書を読む私だが、ついに箱も開けず。 木場に帰ると、アド街ック天国で7位にランクされたK本の暖簾が下がっていた。喉がカラカラだったが、西部劇のならず者じゃああるまいし、そんな理由で、K本の正調チューハイを飲ってはいけない。後戻りして、コンビニで麦茶を買う。しかし荷物を置いて、再び行くのも面倒と、結局K本へ。 アド街の効果か、見たことの無い客が多い。常連席は女将さんが死守。ここで、もっともいけないパターンの客が来る。TVを観た女性と、オヤジのカップルである。大体こういったとき、十中八九、自分は酒が強いと思い込んだ、躾のなってない女と、女の顔色だけが気になる、使い道のないボンクラオヤジである。女将さんのイライラ加減が伝わってくるが、今日はまだ作らなければならないものがある。最後まで成り行きを見届けずに帰ることにする。横にいた常連のMさん、「今日は早いね」「やることあるもんで」私のコンビニの荷物に目をとめ、「何買ったの?」「麦茶ですよ」「あ、まだ生きようとしてやがんな、コンチクショー」 Mさん、先代の金原亭馬生じゃああるまいし、少しは固形物食ってよ。

01/07~06/10の雑記
HOME

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« 逃避 本日もまた »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。