明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



台風の中、残る段ボールの荷解き。どこに何を入れたか、何も書かなかったのがいけない。しかしこれでようやく何を持って来たか把握した。何を持って来なかったかについては、とっくに諦めが着いでいる。一つには、重い病というか、プロフェッショナルな“捨てられない人”の執念、いや狂気を垣間見たからかもしれない。初代ゴジラで、ゴジラに鉄塔を倒されながら、「皆さんさようなら。」と中継しながら死んでいくアナウンサーが出て来るが、自分のコレクションに押し潰されながら、死に顔は笑っている。そんな人がいるのである。 台風は雨風、凄いものであった。区からの警告がスマホに着て驚いたが、荒川に近い割に避難勧告の範囲には入らなかった。それにしても三階以上に避難せよ、とは大袈裟な。としか思えず。台風と言えば必ず水が出た、私が育った昭和三十年代の地域でも、床下浸水止まりであった。

 

タウン誌深川】〝明日出来ること今日はせず〟連載第16回『トラウマ』
『石塚公昭 幻想写真展き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界


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