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明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



県立神奈川近代文学館、開館25周年記念『大乱歩展』画像をアップ。それにしたって“大”など付けて画になる作家など、そういるものではない。 使用された作品は、まだ立教大に所有権が移る前、ご家族がお住まいだった頃の土蔵内での撮影である。子供だったらぶら下ったり飛び下りたり、ちょっとしたジャングルジムになりそうな土蔵内であったが、後に、土蔵の乱歩の蔵書すべてに、子供時代に私がした悪戯描きだらけなことが発覚し、立教大関係者に詰め寄られるという夢を見た。 乱歩旧蔵の村山槐多作『二少年図』も出品されるようだが、以前、世田谷文学館の企画で、世田谷に縁がある作家像を、今の世田谷の風景の中で撮ったことがある。『二少年図』が寄託されていたので、ここでしか撮れない作品ということで、絵を背景に乱歩像の撮影もした。館長室の壁に作品を掛けてもらい、村山槐多作品を前に、片手に乱歩、片手にカメラの私は、いったい何をしているのだろうと思ったものである。期間も長いし、会期中は何度か足を運びたいものである。ついでに中華街にも行きたい。

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