明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



最近よく耳にする電話やファックス機器の悪質なリース詐欺。老人が営む商店や会社が餌食になっている。法人のハンコが押してあると、クーリング・オフの対象にならないことを利用した悪質な手口であり、これに大手のローン会社が、他人事のような顔をして加担しているわけである。二年近くかかったが、知人が断固として撃退した話である。 買ってもせいぜい3、40万の電話とファックス、コピー機を、ウチのに換えれば安くなるからなどと騙され、7年で600万円以上のリースを組まされる。騙されたと判って、まず考えるのは弁護士だが、公の相談窓口に行っても、法人のハンコのおかげで、初めから無理と相手にしてくれない。弁護士はすべてのことに詳しいわけではなく、解決は初めから金でということになるので、いざという時はともかく、使いようである。そこで行政書士に依頼してお前等の手口は詐欺なので一切払う気はない旨の内容証明を送り、機器をすべてを先方に送り返す。半額近くまで歩み寄ってくるが、払う意思がないと判ると、電話を売りつけた会社とリース会社2社に調停をかけられる。それでも払う気はないで通す。その時点で100万まで下がった。さらに裁判で訴えることを匂わせてくるが、なにしろ、先方の弁護士からすべて、誰が悪いことをしてるかは判っているわけで、経済産業省の通達もあり、連中に対する締め付けもきつくなっている。結局、実際使用はしたので、既払い金数十万で手打ちということになった。電話詐欺業界の連中は、最近ホームページ制作サギに鞍替えしているらしい。そんなことばっかり考えている腐った連中である。たいした事はない。という話である。もっともタチが悪いのは、自分達は何も悪い事はしていないという顔をしているリース会社であろう。

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