弁護士NOBIのぶろぐ

マチ弁が暇なときに,情報提供等行います。(兵庫県川西市の弁護士井上伸のブログです。)

非常勤裁判官(家事調停官)の採用に応募しました。

2014年04月25日 | ⑥弁護士等法曹情報
このたび,兵庫県弁護士会から薦められ,非常勤裁判官(家事審判官)の採用に応募しました。

薦めて頂いた兵庫県弁護士会には,僕のことを評価していただいたと勝手に受け止めており(笑),感謝しています。

非常勤裁判官とは,週1回裁判所に出頭し,民事調停や家事調停の調停官をする仕事です。
調停官とは,調停手続を主催する仕事をします。
つまり,調停においては,常勤裁判官(普通の裁判官)と同じ仕事をする重要な仕事です。

一応,民事調停官になる可能性もありますが,第1希望は家事調停官で出しているので,順調に採用されれば,家事調停官になると思います。

家事調停は,離婚,親権指定,親権変更,婚姻費用分担,子の引渡し,監護者指定,認知,婚姻無効,離婚無効,養子縁組の離縁などの親族関係の調停,遺産分割等の相続関係の調停です。

任地は神戸と大阪に希望を出していますが,おそらく神戸家庭裁判所本庁(神戸市中央区)になると思います。

自称離婚弁護士としては,腕が鳴ります。
今まで習得した法的知識,交渉技術,説得技術,事実認定能力,その他社会経験をフルに発揮して,世の中の役に立てるわけです。

採用は今年の10月か11月くらいに決まります。
伊丹支部長をやりながら,週1回裁判所で拘束されますので,依頼者や相談者の方とは連絡が取りにくいなど御不便をおかけしますが,当事務所の鳥山直美弁護士と連携しながら対応しますし,当職の家事事件の能力向上に役立ちますので,何卒ご理解ください。
あと,新件の方についても,私が忙しくて新しい事件の相談が難しくても,私が信頼する鳥山弁護士がいいますし,うちの事務所は事務所内のコミュニケーションは一番気をつけていて,仮に彼女が困っても,私が常に話を聞いて,アドバイスしていていますので,安心してご相談頂きたく存じます。

私は順調に神戸家庭裁判所で採用されれば,調停をしたことが一度もないので,利害相反の問題は出ないと思いますので,神戸家裁以外の管轄の方は安心してご相談・ご依頼ください。


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