弁護士NOBIのぶろぐ

マチ弁が暇なときに,情報提供等行います。(兵庫県川西市の弁護士井上伸のブログです。)

旧司法試験の論文の書き方について

2006年05月20日 | ①司法試験について
論文の勉強には過去問の研究が不可欠であるということで,少しでも皆さんの役に立てればとの思いから,私は本ブログに自分の合格したときの論文を載せています。H16再現答案*
今年の論文試験でも全体的に私と同じレベルの答案を12通そろえることができれば,おそらく合格できるのではないでしょうか(よく読まれた方はわかると思いますが,それほどレベルが高いものではありません)。

そこで,各答案につきリクエスト等があれば,自分の主観的な出来やなぜこういう答案を書いたかや答案を書いているときの思考(どこを攻め,どこを守ったか等)などを公開したいと思っています。

また,実は平成15年のB評価で落ちた答案も再現していたので,リクエストあればそれについても公開しようかなと思います。

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平成18年旧司法試験択一試験解答速報

2006年05月17日 | ①司法試験について
早稲田セミナー解答速報*(第2版・5月15日午後1時現在)
 ※No.54の正解番号を当初の発表から変更していました。

伊藤塾解答速報*(2006年5月15日 13:00現在)

LEC解答速報*
 →正解一覧表*(2006年5月15日15:00現在)
  ※54問の正解を当初の発表から変更。

辰巳解答速報*(5月16日9時現在,pdfファイル)

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平成18年旧司法試験択一試験

2006年05月14日 | ①司法試験について
今日5月14日日曜日,旧司法試験の択一試験がありました。

解答速報は,早稲田セミナーが一番早く出したようです。
早稲田セミナー平成18年度司法試験 択一本試験解答速報(第1版・5月14日19:30現在)*
合格推定点は,受験者数の大幅減と最終合格者数が発表されていない関係から,現在,鋭意調査中とのことですが,仮に合格推定点が出ても,例年よりはかなり本当の合格点の誤差は大きくなることでしょう。

今年,旧試験と法科大学院受験の併願を考えている人の多くは,平成18年6月8日(木)午後4時の択一試験の合格発表までどっちつかずの勉強になるかもれませんね。
ちなみに,大学入試センターの法科大学院適性試験は、平成18年6月25日(日)に,旧司法試験の論文試験は,平成18年7月16日(日),17日(月)に行われます。
また,今年旧試験にかけている人は,少々点数が悪くても,合格発表まで何が起こるかわかならいので,あきらめず論文の勉強頑張って下さい(論文合格者のレベル維持のため択一の競争率は前年と変えないこともありえますからね。あくまで推測ですが,新司法試験の受験者は2125人しかいないので,旧試験の論文試験終了までには新試験の採点が終わっている可能性は大です。司法試験考査委員の数が去年と変わっていないなら旧試験の択一合格者があまり減らない見込みも高いかもしれませんね)。

あと,来週の金曜日5月19日から5月23日火曜日まで,いよいよ新司法試験が始まります。
択一試験・論文試験両方ある5日間の長丁場(間の日曜日はお休み)で大変でしょうが,受験される方には,悔いの残らないよう全力で頑張ってきてほしいです。

LECも解答速報だしたようです。ネットではアンケートに答えなければならないようですが,今年や来年以降のデータになるので,自己採点しない人もアンケートだけは答えたみてはどうでしょう。LEC司法試験サイト*

辰巳もアンケートやってます。解答速報をメールでくれるサービスもあるそうです。辰巳司法試験サイト*

さらに,伊藤塾は,択一試験を受験された方へ*というのを出しています。伊藤塾長の手紙やアンケート等が載っています。

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平成18年度の司法試験の出願状況について

2006年05月03日 | ①司法試験について
法務省の発表を見つめましたので掲載しておきます。
ちなみに,法務省も,従来の司法試験のことを「旧司法試験」,法科大学院卒業者が受ける新しい司法試験のことを「新司法試験」と呼んでいるようです。
公式に私が受けていた司法試験は「旧司法試験」と呼ばれることになっているようで,なんだか少し少し哀しいです。

まず,旧司法試験の出願者数ですが(法務省のHP内発表*参照),
3万5782人(昨年比1万0103人減)

次に,新司法試験の受験予定者は(法務省のHP内発表*参照),
2125人(出願者2137人)
なお,選択科目別受験予定者は,
倒産法465人
租税法111人
経済法212人
知的財産法356人
労働法692人
環境法106人
国際関係法(公法系) 48人
国際関係法(私法系) 135人 です。

旧司法試験は去年合格者が約1500人でしたが,今年は,500人~600人しか合格しないということで,1万人とは言わずもっと減ると思っていたのですが,法科大学院の入学者が1万人もいない以上,そんなに受ける人が減るわけないのでしょうね。
このまま旧司法試験が先細りで合格者を減らしていくと,司法試験浪人ならぬ「法科大学院浪人」が増えていくだけなのではないかと思わず危惧してしまいます。
まあ,法科大学院に金がかかり(といっても司法試験予備校に長年支払う授業料も幾分か減るでしょうが),司法修習の給与がなくなり,司法試験全体の志望者自体が減る可能性もあるのでなんともいえないようにも思えますが・・・・。

ともかく,今年の旧司法試験は,競争率約60倍(対出願者合格率約1.68%)と少なくとも平成以後でもっとも競争率が高い試験になってしまいました(法務省HPの表*参照)。
いくら新しい受験生が法科大学院に行き,近年の実力者がここ4年で約5400人抜けたといっても,非常に厳しい試験であることは間違いないでしょう。

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新会社法施行

2006年05月02日 | ⑤法律問題について
昨日5月1日,新「会社法」が施行されました(会社法の施行日を定める政令*参照)。

今までは,会社,つまり,営利社団法人については,「商法」「有限会社法」「株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律」によって規律されていましたが,「会社法」という名の法律に一本化され,さらにライブドアのフジテレビ買収事件等の問題点も含めいろいろな点につき改正されました。改正の概要については,法務省民事局のHP内の「会社法の」の概要*をご覧下さい。

新会社法の条文については,以下を参照下さい。
新会社法条文*(HTML)
その他新会社法の施行令や施行規則については上の”「会社法」の概要”でご覧下さい(こっちはpdfファイル)。

また,会社法についてのQ&Aについては,下記ブログがとても参考になると思います(実際に新会社法立案者のおひとりで「新・会社法100問」の著者のおひとりでもある葉玉先生のブログとその便利の目次です。)。
会社法であそぼ。*と,その便利な目次『会社法であそぼ。』 をあそんじゃおう!*

私もそろそろ本気で新会社法やらんとやばいです(上記”「会社法」の概要”と素人向けの薄い本しか読んでないので,あまりよくわかってないです。)。

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