デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

夜と霧 (PART 1)

2019-07-10 10:58:28 | 人生とは何か?
 

夜と霧 (PART 1)

 


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ケイトー。。。、今日はなんだかアウシュビッツ収容所の話みたいねぇ~?


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分かりますかァ~?

だってぇ~、上の写真を見れば、誰だってそう思わよう。。。

実は、バンクーバー市立図書館で借りていた本を読んでいたら次の箇所に出くわしたのですよ。。。



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「夜と霧」、ドイツ語でNacht und Nebel は、日本語の「夜陰に乗じて」に似た慣用句である。
人目につかないように、人が知らないうちに、といったニュアンスの言葉だ。

「夜と霧」作戦が発令されたのは、1941年12月7日。
ドイツ現代史研究所のヘルマン・グラームルによると、「フランスやベルギー、オランダなどもっぱら西側の占領地で、ナチスドイツに対する抵抗運動をした人たちを、誰もわからないうちに、裁判にもかけずにドイツに拉致する作戦」である。(略)

対独レジスタンス運動に参加して、この「夜と霧」作戦によってマウントハウゼン強制収容所に入れられたフランスの作家、ジャン・ケロールの詩をもとに、映画「夜と霧」はつくられている。(略)

税関で「死体の出てくる場面は全部カットする」と言われ、「人間のおかした空前の罪悪を知ってもらいたい、映画館での上映がいけないなら他の方法も考える」とかけあい、異議を申し立てたが、要望は通らず、輸入はあきざめざるをえなかった、と後の『キネマ旬報』(1961年11月下旬号)に書かれている。

日本での初公開は、1961年。
死体の山をブルドーザーで処理する場面など6箇所、計57秒がカットとされて、劇場公開された。

 


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「ノーカット版」が公開されたのは、1972年だ。

 

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)




54-57ページ 『フランクル「夜と霧」への旅』
著者: 河原理子
2017年4月30日 第1刷発行
発行所: 朝日新聞出版




つまり、ケイトーはこの「ノーカット版」を観たわけぇ~?



そうなのですよ。。。 観たのは去年(2018年)の1月です。。。

 


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『拡大する』

『実際のページ』



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My Comment

Jan 24, 2018

Directed by Alain Resnais in 1956, this 31-minute documentary depicts the horrors of the holocaust while contrasting the stillness of the abandoned concentration camps with haunting wartime footage.

It is a horrifying and shocking revelation of the wartime crimes done by the Nazi.

If you don't like nightmarish disgusting graphic images, don't watch this film.




1956年にアラン・レネ監督が制作したこの31分のドキュメンタリーは、放棄された強制収容所の静けさとは対照的に、戦時中の映像を基にしてホロコーストの恐怖を描く。

ナチスによって行われた戦時中の犯罪の恐ろしと衝撃を余すところなく伝えている。

これから食事をする人だとか、心臓の弱い人、あるいは悪夢のような不快な映像に対してアレルギー反応を引き起こすような人は観ない方がいいでしょう!

【デンマン訳】




あらっ。。。 かなり衝撃的なひどい記録映画なのねぇ~。。。



そうなのですよ。。。 コメントにも書いたけれど、これから食事をする人だとか、心臓の弱い人、あるいは悪夢のような不快な映像に対してアレルギー反応を引き起こすような人は観ない方がいいですよ。。。

でも、そう言われると、怖いもの見たさで誰もが見たいものなのよ!

シルヴィーも観るつもりなのォ~?

実は、私はもう観たわよう。。。 でも、それほどの衝撃は受けなかったわ。。。 なぜなら、私はニュールンベルグ裁判のドキュメンタリーでナチスドイツの強制収容所の残虐非道のシーンを見ていたのよ。。。

それで、シルヴィーはフランクルの『夜と霧』を読んだ?

読んだわよ。。。 日本語版は、1956年に出版されたようだけれど、1959年にアメリカで英語版が出たのよ。。。 それから世界に広がったらしいわァ。。。

 


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。。。で、読んだ感想は。。。?



『アンネの日記』がベストセラーになった余波で、読んだようなものだったけれど、『アンネの日記』と比べるとほとんど印象に残ってないのよねぇ~。。。

実は、僕も大学生時代に初めて『夜と霧』を読んだのだけれど、写真だけが記憶に残っていて内容はほとんど覚えてないのですよ。。。 でもねぇ~、ほとんどの人はそうだったらしい。。。 河原さんの本にも次のように書いてある。。。



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『夜と霧』(1956年出版)の本は、21世紀に入って、生まれ変わった。
『夜と霧 新版』として2002年にみすず書房が新訳を出したのだ。

強制収容所の「解説」や写真を外して、すっきりと、フランクルの本文だけになった。 (略)
新訳をしたのは、戦後生まれの池田香代子である。 (略)
高校生のときに初めて『夜と霧』を読んだのだ、と池田は言う。(略)

『夜と霧』を手に取ったのも、「高校生たるもの、これを読まなきゃ、ろくな戦後日本人にはなれないぞ、みたいな強迫観念があったから」と池田は話す。
それで『夜と霧』を開いたものの、最初は強烈すぎて、写真が夢に出るほど怖くて、何も読み取れなかったという。

「それで大学に入ってからもう一回読んだり、大人になってから何度か読んだりして、立ち戻るんですよね。
それでいつのまにか、心の中に定位置を占めるようになってきて」

後の世代の私も、同じような読書体験をした。
最初は学生時代に手を取ったものの、写真が強烈で怖くて、本文はおよそ記憶に残らなかった。

 

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)




64-67ページ 『フランクル「夜と霧」への旅』
著者: 河原理子
2017年4月30日 第1刷発行
発行所: 朝日新聞出版




著者の河原さんは「写真が強烈で怖くて、本文はおよそ記憶に残らなかった」と言うのだけれど、僕の場合は、写真の場面が本文に出てこないので、つまらなくなって読み飛ばしたのですよ。。。



つまり、写真の説明がもっと詳しく書いてある、とケイトーは思ったわけなのねぇ~。。。

そういうことですよ。。。 そしたら、写真と本文とは全く別なのですよ。。。 出版社の編集者が、当時『夜と霧』という映画がセンセーショナルに日本でも噂にのぼっていたので、本が売れるようにと、その映画の題名を本のタイトルにしたと言うわけですよ。。。

それで、新版では、写真はすべて取り除いたわけなのねぇ~。。。

そうです。。。 そもそもフランクルは、あのナチスドイツの残虐行為は告発しないと言う態度だった。。。 むしろ、あのような過酷な状況の中で人間はどのようにして生きるべきなのか? その事を書こうとしたのですよ。。。

フランクルの言葉に共感して、彼の言葉を生きる支えとする人たちがいるわけねぇ~。。。

そうなのですよ。。。 河原さんの本の中には、フランクルの言葉を生きる支えとして生活している人たちのエピソードが出てくるのです。。。

あらっ、そなのォ~? 例えば。。。?

2000年の暮れに「世田谷一家殺害事件」が起きたのですよ。。。


世田谷一家殺害事件

 


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2000年(平成12年)に東京都世田谷区で発生した殺人事件の通称。
警視庁による正式名称は「上祖師谷三丁目一家4人強盗殺人事件」。

一家4人が殺害されたが、犯人の特定・逮捕には至っておらず、未解決事件となっている。
また、捜査特別報奨金制度対象事件にも指定されている。

2000年(平成12年)12月30日午後11時頃から翌31日の未明にかけて、東京都世田谷区上祖師谷3丁目の会社員宅で、父親(当時44歳)・母親(当時41歳)・長女(当時8歳)・長男(当時6歳)の4人が殺害された。

この事件は、20世紀最後の日に発覚した、大晦日に差し掛かろうとする年の瀬の犯行だったことや、犯人の指紋や血痕など個人を特定可能なもの、靴の跡(足跡)の他、数多くの遺留品を残している点、子供までもめった刺しにする残忍な犯行、さらに殺害後に長時間現場に留まった可能性が指摘され、パソコンを触ったりアイスクリームを食べたりするなどの犯人の異常な行動、これらの多くの事柄が明らかになっていながら、犯人の特定に至っていないことでも注目される未解決事件である。

また、年の瀬に発生した殺人事件ということもあり、一年を振り返る区切りとなる年末近くになると、警視庁による情報公開が行われ、マスコミが話題に取り上げることが多い事件である。

 

被害者夫婦に関する情報

父親は大学卒業後、アニメの制作にも携わり編集プロダクションを設立している。
また、クイズ番組の制作にも出題などで関わっている。
事件当時は英国系のコンサルティング会社(デザイン会社とされる場合もある)で、企業のイメージカラーなどを考案するCIの仕事に同部門のリーダーとして携わっていた。

父親は事件前日までその日の行動や出費など事細かに日記を書いていたが、トラブル等に関する記述は見当たらなかった。

母親は1990年12月よりフランチャイズ方式の塾を隣の姉夫婦の家(当初は自宅)で開設していた。
なお、被害者宅1階にあった塾の書類は上述の通り物色されており、引きちぎられるなどして2階の浴槽に放り込まれていた。

「被害者宅の1階を塾の教室にしていた」という報道もあるが、1992年に隣家の姉夫婦一家が海外に引っ越してからは「隣家(姉夫婦の家)」で教えていたようである(その間、隣家には母親の実母が一人で住んでいた)。
2000年に姉夫婦一家は帰国しており、事件発生時には家族全員が隣家にいた。

なお、母親は姉と共に東急目蒲線(当時、2000年8月より東急目黒線)奥沢駅前でも1989年より学習塾を開設していた。
1992年に隣家へ移したのはこの塾という情報もある。

 






出典: 「世田谷一家殺害事件」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』




この殺された一家の主婦・宮澤泰子さんの実のお姉さんが隣に住んでいた入江杏(あん)さんなのですよ。。。 この事件の悲しみや苦しみに向き合うのは簡単なことではなかったのだけれど、フランクルの言葉に出会えて、悲嘆からの再生の気持ちが得られるようになったと言うのです。。。 今では上智大学コミュニティカレッジで「死ぬ意味と生きる意味」と言う課題で話をしていると言うのですよ。。。



それでも人生にイエスと言う」ということねぇ~。。。

そういうことです。。。

もう一度 私もフランクルの本を読み直してみるわァ~。。。



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 (すぐ下のページへ続く)





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夜と霧 (PART 2)

2019-07-10 10:56:52 | 人生とは何か?


 

夜と霧 (PART 2)


【ジューンの独り言】


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ですってぇ~。。。

あなたもフランクルの本を読んでみたいと思いますゥ~?

ええっ。。。 「そんなことは、どうでもいいから、他に、もっと楽しいことを話せ!」

あなたは、そのように強い口調で私に命令するのですか?

分かりましたわ。

シルヴィーさんが出てくる面白い記事は たくさんあります。。。

次の記事の中から面白そうなものを選んで読んでください。


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『角さんと原発と天罰(2013年1月5日)』

『真紀子落選(2013年1月14日)』

『野火(2013年1月18日)』

『タイタニックと国際化(2013年2月1日)』

『宮澤理恵@Macao(2013年2月28日)』


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『チョコレートと軍産複合体』

『チョコレートと甘い権力』

『CIAの黒い糸』

『美しい日本語再び』

『宮沢りえブーム?』

『また、宮沢りえ?』

『浅間山噴火とフランス革命』

『なぜアクセスが急増したの?』

『気になる検索ワード』

『なぜ塩野七生批判』

『その検査、ムカつく!』

『宮沢りえと床上手な女』


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『MH370ミステリー』

『なぜ死刑廃止?』

『真犯人はそこにいる』

『MH370ミステリー裏話』

『お裁きを信じますから』

『ジャルパックと国際化』

『古代ローマのセックス』

『CIAとノーパン』

『エロいローマ再び』

『エロいけれどためになる話』

『えろあくにめ温泉』


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『エロいけれどためになる』

『地球上のネット普及率』

『原発はダメだったのに』

『スカートをはいた兵隊』

『行田シンドローム』

『幻の暴走機関車』

『CIA@NOパンツ』

『やっぱり、セックス』

『セックス風呂具村』

『CIAの黒い手再び』


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『アダムとイブは何を食べたの』

『舞踏会 明子』

『波乱の人生』

『国際化だよね』

『イングナさんを探して』

『美しい日本語 チェーホフ』

『横の道@ニコライ堂』

『また塩野七生批判』

『日航スチュワーデス』


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『クレオパトラ@塩野批判』

『テルモピュライの戦い』

『思い出の蓮』

『角さんと天罰』

『ラーメン@リガ』

『角さんと天罰がなぜ?』

『南京事件と反知性主義』

『あけびさんの卒論』

『愛は降る星の彼方に』

『サイバー戦争』

『エロくて、ごめんね』

『モバイル社会とガラケー』

『元老のアメリカ』

『ケネディ家の呪い』

『欧米を敵に回す』

『ソフィアからこんにちわ』

『ドイツが原爆をロンドンに』

『いまだに謎』

『さらば大前研一』


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『空飛ぶスパイ』

『愛情はふる星@ベトナム』

『ヒラリーと塩野七生』

『ケネディ夫人@インドネシア』

『究極の大前研一批判本』

『フェルメールの謎』

『女に文句を言う女』

『あなたの祖国』

『宮沢りえ@韓国』

『正しい戦争』

『ゴールデンシャワー』

『死刑廃止』

『かまびすしい』

『今、新たな戦前』

『クレオパトラ@アラビア』

『政府は嘘をつく』

『犬と人間と戦争』

『未来予測』

『知られざる悲劇』

『量子活動家』

『アンネの運命』


とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょう。

じゃあね。 バーィ。


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ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

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平成の紫式部、橘卑弥子でござ~ます
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『卑弥子の源氏物語』

『平成の紫式部』

■ めれんげさんの『即興の詩』

■ めれんげさんの『極私的詩集』

Jagel - Soft Japanese Bagel
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■ "JAGEL - Soft Japanese Bagel"


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『センスあるランジェリー』

■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

■ 『面白くて楽しいレンゲ物語』


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■ 『軽井沢タリアセン夫人 - 小百合物語』

■ 『今すぐに役立つホットな情報』




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インド料理屋

2019-07-10 10:53:32 | 軽井沢タリアセン夫人
 

インド料理屋

 


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デンマンさんは、どうしてもインド料理屋に拘(こだわ)るのですわねぇ~?


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いや。。。 僕は拘ってませんよう。

でも、タイトルに書いているということは拘っているということでしょう!?

僕よりも、小百合さんの方がインド料理屋に拘っているでしょう!? これまでにも何度となく小百合さんとカレーについて書いてきましたからね。。。 次の検索結果を見てください。。。

 


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『拡大する』

『現時点での検索結果』


 



「"軽井沢タリアセン夫人" カレー」を入れて検索すると、こうして 1,770件もヒットするのですよ。。。 小百合さんがインド料理屋に拘っている証拠ですよ。。。



つまり、今日は私がカレーに拘っている事を、さらにネットで晒すのですか?

いや。。。 別に小百合さんがカレーに拘っている事を晒すわけではないのですよ。。。 実は、バンクーバー市立図書館で借りていた本を読んでいたら次の箇所に出くわしたのです。。。



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2009年10月15日 (木曜日)

朝からきれいな快晴。
ようやく涼しくなってきたことが嬉しく、放ったらかしだった庭の草取りをして、2時間お風呂に入る。
でて、種なしピオーネをたくさんたべる。 (略)

西麻布のインド料理店。
小さな、静かな、気持ちのいい店。

ひさしぶりだったのだけれど、店のおじいさんが元気で安心する。
タンドリーチキンとカレーと、野菜入りのヨーグルトを食べた。

 (47-48ページ)




3ヵ月か4ヵ月に一度くらいの割合で、出かけるインド料理屋さんがある。
インド料理屋さんにありがちな、豪華絢爛、もしくはキッチュな内装ではなく、シンプルかつシックな佇まいの店で、静かなことがまず気に入っている。

そこのタンドリー・チキンは絶品で、一度知ってしまうと他の店のそれは食べれなくなるほどだし、スパイスのきいたシーク・カバブもすてきにおいしい。(略)

 


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どの料理もひっそりと味がよく、味覚だけではなく身体全体が、陶然となるのが自分でわかる。

小さい店で、インド人のおじいさんが一人でやっている(すこし前まで、おそらく奥様だろうと思われる日本人の女性がいたのだが、ここしばらくお店にいない)。
このおじいさんが、なんともいえずいいのだ。
物腰も言葉つきもやわらかく、笑みには常に含羞がある。
万事控え目で上品で、商売っ気というものが全く感じられない。(略)

ごく最近、私はその店ではじめてお手洗いに入った (略)
きわめて清潔だったその個室の壁の貼り紙に書かれた文章を読んで、胸打たれた。(略)

「備え付けのトイレットペーパー以外のものは、お流しになりませんように。 また、あやまって物を落とされた場合は、御遠慮なさらず、お慌てにならず、水を流す前に店の者にお申しつけ下さい」
なんて美しい日本語だろう。

私はしばし見惚れた。
「御遠慮なさらず、お慌てにならず」。
いたわりに満ちた言葉だ。
注意書きなのに、お礼を言いたい気持ちになる。

そして思った。
料理には、やっぱり人品骨柄が滲み出るのだ。
厨房でのおじいさんの実直で丁寧な仕事ぶりと、貼り紙の日本語の美しさ、豊かさと上品さ、は、絶対につながっている。


 (185-187ページ)

(読み易くするために改行を加えています。
赤字はデンマンが強調のため
写真はデンマン・ライブラリーより)




『物語のなかとそと』
著者: 江國香織
2017年5月20日 第2刷発行
発行所: 由風出版株式会社




やっぱり、小百合さん以外にもインド料理屋に拘っている人がいるのですよねぇ~。。。



それにしても2時間もお風呂に入っているなんて、ちょっと考えられないですわァ~。。。

確かに、小百合さんは風呂が苦手で「カラスの行水」ですからねぇ~。。。 2時間も風呂に入っている女性が居ると知れば、腰を抜かしかねないですよねぇ~。。。 でも、今日は風呂のことはどうでもいいのですよ。。。 インド料理屋に注目してください。。。

だけど、トイレの注意書きと料理の味は関係あるでしょうか?

僕は関係あると思いますよ。。。 もしも、トイレが汚かったら、僕は料理の味がどうであれ 僕は2度と その店には行きませんよ。。。

確かに、そうかも知れませんわ。。。 でも、注意書きの日本語と料理の味は関係あるのかしら?

やっぱり、関係あると思いますよ。。。 なぜなら、注意書きまで気を使っているということは、やっぱり、料理の味のことも気を使っているということですよ。。。 だいたい、部屋は散らかっている。。。 洗濯はしない。。。 子供はほったらかしにしている。。。 髪はボサボサ。。。 服装など気にしない。。。 そういう母親がいたとしたら、まともな料理なんか絶対にしませんよ。。。 空腹になったら、口に入れるだけのものをこしらえて、それで終わりです。。。 味のことなどどうだっていいのですから。。。

それは極端な例ですわ。。。

でも、ちょっと考えてみれば、レストランでも同じことですよ。。。 その店長がだらしない人だったら、まず料理もだらしのない料理が出てきますよ。。。 その下で働いている人も だらしない人たちですよ。。。 

そうでしょうか?

小百合さんだって、そういう店を見たことがあるでしょう!?

言われてみれば、確かに。。。 そういう店には2度と行きませんわねぇ~。。。

。。。で、今日はデンマンさんが すばらしいお店を紹介してくれるのですか?

僕は行ったことはないのだけれど、クリップを見る限り、そういう気を使っている様子が感じられますよ。。。 ちょっと見てください。。。

 


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次は人気のパン屋さん。。。

 


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そのうち暇ができたら、ぜひ訪ねてみますわァ~。。。



日本で僕の分まで食べてきてくださいね。。。



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【卑弥子の独り言】


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ですってぇ~~

あなたも、人気のインド料理屋さんや、人気のパン屋さんを探してみたいですか?

ええっ。。。 「そんなことは どうでもいいから他にもっと面白い話をしろ!」

あなたは、あたくしに そのようにご命令なさるのでござ~ますかァ~?

分かりましたわァ。。。 あなたがそのようにおっしゃるのであれば、

元旦にバンクーバーで第99回寒中水泳があったのでござ~ますわよう。

その模様をお見せしますわねぇ~。。。

 


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ええっ。。。 「寒中水泳など つまらんから、もっと面白い話をしろ!」

あなたは、さらに、そのような強い口調で あたくしにご命令なさるのですかァ~?

分かりましたわァ~。。。

個人的なお話ではありますけれど、

次の検索結果を見てくださいまし。。。

 


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『拡大する』

『現時点での検索結果』

 

「卑弥子 ヴィーナスのえくぼ」と入れてGOOGLEで検索する殿方が多いのでござ~ますわァ。

つまり、あたくしの“ヴィーナスのえくぼ”を目当てにやって来るのですわよう。

うふふふふふふ。。。

あなたも、ビックリするでしょう?

ジムに毎日通って“ヴィーナスのえくぼ”をゲットしたのですわァ。

 


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どうでござ~ますかァ?

ええっ。。。 あたくしのお尻だとは思えないのでござ~ますかァ~?

どうしてよう?

ええっ。。。 スタイルがよすぎると、おっしゃるのござ~ますかァ~?

あたくしが十二単を一枚、一枚脱いでゆくと、

最後には上のようなおヌードになるのですわよう。

信じてくださいましなァ~。。。

 

ところで、小百合さんが なぜ「軽井沢タリアセン夫人」と呼ばれているのか?

ご存知でござ~♪~ましょうか?

なぜ。。。?

実は簡単な事なのですわよう。

 


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小百合さんは軽井沢に別荘を持ったのですわ。

小さな頃から軽井沢に住むことが夢だったのですってぇ~。。。

分からない事ではござ~ませんわァ。

そもそも小百合さんが軽井沢に興味を持ったのは、朝吹登水子のエッセーなどを読んだことがきっかけだったとか。。。

現在、朝吹登水子の山荘、睡鳩荘(すいきゅうそう)は軽井沢タリアセンに移築されて公開されています。

 


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それで、小百合さんは軽井沢タリアセンを訪れては睡鳩荘に足を運んで少女の頃の事を思い出すのが楽しみなんですってよ。

そういう訳で、デンマンさんが小百合さんのことを「軽井沢タリアセン夫人」と呼ぶようになったのですわ。

 

軽井沢・雲場池の紅葉



軽井沢のイルミネーション



秋の旧軽井沢銀座ぶらり散歩



 

とにかく、明日もデンマンさんが興味深い記事を書くと思いますわ。

だから、あなたも、お暇なら、また読みに戻ってきてくださいまし。

じゃあねぇ~~。


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ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

ためになる関連記事




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『センスあるランジェリー』

■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

■ 『面白くて楽しいレンゲ物語』


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■ 『カナダのバーナビーと軽井沢に

別荘を持つことを夢見る小百合さんの物語』



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■ 『コーヒーと愛の香り』

■ 『愛の馬車道』

■ 『亀姫と香芽子さん』

■ 『愛の夕顔を探して』

■ 『ケネディ暗殺の謎』

■ 『行田物語 ピラミッド』

■ 『由梨さん@コルシカ』

■ 『黒い行田市長』

■ 『ヒシしようよ』

軽井沢タリアセン夫人の小百合さんが扮するゴディバ夫人 Sayuri
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■ 『天の川de思い出』

■ 『天の川の思い出』

■ 『行田物語 古代蓮』

■ 『チーズ@シルクロード』

■ 『ラーメン@バクー』

■ 『行田物語 饅頭』

■ 『ぶんぶく茶釜だよ』

■ 『ぶんぶく阿波踊り』

■ 『食欲の秋です』

■ 『カレーdeパリ』

■ 『パワースポット』

ジューンさんの熟女下着 June Adams 下着美人
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■ 『日本男児@パワースポット』

■ 『タケモトピアノ 苦情』

■ 『母と暮せば』

■ 『国道17号バイパスの奇跡』

■ 『伽哩夫人』

■ 『年賀状@富岡』

■ 『愛のジェローだよ』

■ 『愛の果実』

■ 『桜を想いながら』

■ 『去年の秋の食欲』

■ 『パンツとブラと餃子』

■ 『軽井沢タリアセン夫人@バンクーバー』

■ 『釜めし@バレンタイン』

■ 『タリアセン夫人と洋画』

■ 『ロマン@尾瀬ヶ原』

■ 『タリアセン夫人の夢』

■ 『夢の素遺伝子』

■ 『さけ茶づけ@バレンタイン』


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■ 『コンピエーニュから』

■ 『焼きそば@バレンタイン』

■ 『思い出のバレンタイン』

■ 『酒巻ミステリー』

■ 『縄文人と弥生人は惹かれあう?』

■ 『バレンタインを探して』

■ 『ラビオリ物語』

■ 『キャドバリーチョコ』

■ 『ジュネーブの休日』

■ 『定禅寺ジャズ』

■ 『いしぶみ』


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■ 『軽井沢夫人@雲場池』

■ 『イタリアの空の下』

■ 『トロントの空の下』

■ 『チンチン@ロブソン』

■ 『バレンタイン@スイス』

■ 『熟女4人5脚@神戸』

■ 『中将湯と華宵御殿』

■ 『枯葉とチョコレート』

■ 『ロマン電車』

■ 『グルメの思い出』

■ 『上流夫人@水原市』

■ 『七つ星ロマン』

■ 『富士山@ルート66』


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■ 『カフェdeロマン』

■ 『機内映画』

■ 『洲浜を探して』

■ 『夢のような話』

■ 『軽井沢の夜光』

■ 『恋人たちの小径』

■ 『サワークリームグレーズド』

■ 『優美な日本女性』

■ 『氷河期がやってくる』

■ 『カラスとおばさんパンツ』

■ 『花のまわりで』


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■ 『優美な女性@コルドバ』

■ 『バレンタインを見つけて』

■ 『ケリスデール』

■ 『オペラ@バンクーバー』

■ 『ヴィクトリア女王とアブドゥル』

■ 『愛とお馬さん』

■ 『チョンタ 点心』

■ 『胸が苦しく懐かしい』

■ 『レンコンの挟み揚げ』

■ 『若返りホルモン』

■ 『自作バーガー』

■ 『しょうがパン』

■ 『埼玉村の不発弾』

■ 『愛の果実を探して』

■ 『ジェミマおばさん』

■ 『世界のパン屋さん』



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こんにちは。ジューンです。

日本のハーブティーは、なんといっても桜湯だそうですけれど、


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カナダ、アメリカ、イギリスではハーブティーとして

ローズティーが好まれています。

普通、ローズヒップティーと呼ばれます。

ローズヒップ(rose hip)とは

バラ科バラ属の植物の果実。

つまり、バラの実です。

ローズヒップ生産のため、バラの特定品種、

特にRosa canina(ドッグ・ローズ)が栽培されています。

ハイビスカスとブレンドしたハーブティとして飲用されることもあります。

また、ローズヒップオイルは食用油として、

ジャム、ジェリー、マーマレードにも用いられるほか、

スキンケアにも用いられます。

こんなエピソードがありました。

第二次世界大戦中、

イギリスはドイツ海軍Uボートの海上封鎖により

オレンジの輸入がストップしたのです。

ビタミンCの補給ができなくなったのです。

それで、英国の学童たちは生垣に生えている

ローズヒップの採集を命じられました。

ローズヒップティーにして飲んで

ビタミンCを補給したのですって。。。


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なんだか信じられないようなお話ですよね。

ところで、英語の面白い話を集めました。

時間があったら覗いてみてください。

■ 『あなたのための愉快で面白い英語』

では、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょう。

じゃあね。



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