ジェミマおばさん (PART 1)
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デンマンさんはジェミマおばさんが好きなのですか?
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いや。。。 別にジェミマおばさんが好きというわけではありません。。。
好きでもないのに、どうしてジェミマおばさんを取り上げたのですか?
ちょっと次のリストを見てください。。。
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■『拡大する』
■『ジェミマおばさんのシロップ』
これはライブドアの僕の『徒然ブログ』の日本時間で5月24日の午後8時15分から 25日の午前1時20分までの約5時間の「生ログ」の一部です。。。 赤枠で囲んだ箇所に注目して欲しい。。。
あらっ。。。 5月25日の午前0時26分にYahoo! で検索して『ジェミマおばさんのシロップ』を読んだネット市民がいたのですわねぇ~。。。 もしかして上のリストに出ている写真の女性が読んだのですか?
そうです。。。 東京都日野市に住んでいる日野原美紀 (ひのはら みき)さんが読んだのですよ。。。
また例によってIPアドレスを調べて美紀さんが読んだことを突き止めたのですか?
そういうことです。。。
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。。。で、美紀さんは日野市で何をなさっているのですか?
明星大学の人文学部で国際コミュニケーションを専攻しているのですよ。。。
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。。。で、日野原美紀さんは、どのように検索したのですか?
その検索結果を見てください。。。
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■『拡大する』
■『現時点での検索結果』
あらっ。。。 「ジェミマおばさんのシロップ 徒然ブログ」を入れて検索したのですわねぇ~。。。
そういうことです。。。 398件ヒットして、そのトップに『ジェミマおばさんのシロップ』がでてくるのです。。。
日野原美紀さんは、「徒然ブログ」の常連さんなのですか?
そうです。。。
。。。で、どういうわけで「ジェミマおばさんのシロップ」を探したのですか?
あのねぇ~、実は 美紀さんは帰国子女なのですよ。。。 小学校の3年生から高校3年生までサンフランシスコでご両親と一緒に暮らしたのです。。。 お父さんが商社員でサンフランシスコの支店長をしていた。
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帰国してから、明星大学に入学して語学を生かして国際コミュニケーションを専攻しているというわけですか?
そうです。。。 美紀さんにとって、「ジェミマおばさんのシロップ」は思い出のシロップなのですよ。。。 パンケーキに「ジェミマおばさんのシロップ」をかけて食べたその味が忘れられずに、そのシロップを売っている店を探そうと検索したわけです。。。
私のように“思い出を食べる”タイプの女性なのですわねぇ~。。。
そういうことです。。。 検索してみたら、小百合さんと僕が登場する『ジェミマおばさんのシロップ』が出てきたというわけですよ。。。
。。。で、その記事の中に美紀さんが惹きつけられたものが書いてあるのですか?
もちろんです。。。 小百合さんも読んでみてください。。。
デンマンさんは“ウィーンの空の下”でジューンさんとサイドウォーク・カフェで一緒に飲んだ“ヴィエンナ・コーヒー”に拘っていましたよねぇ~。。。
言われてみると、確かに “ヴィエンナ・コーヒー”に拘っていたことがありました。。。 でもねぇ~、実は “ヴィエンナ・コーヒー”も“ウィンナ・コーヒー”も地元のヴィエンナ(ウィーン)には、そういう呼び名のコーヒーはない。
あらっ。。。 そうなのですか?
日本では、コーヒーの上にホイップクリームを浮かべたものを、一般的に「ウィンナ・コーヒー」と呼ぶことが多いけれど。。。
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ウィーンでは、日本で言う“ウィンナ・コーヒー”は何て呼ばれているのですか?
日本の“ウィンナ・コーヒー”に近いものとしては「アインシュペナー」(Einspänner)や「カフェー・ミット・シュラークオーバース」(Kaffee mit Schlagobers)がありますよ。 “アインシュペナー”はコーヒーにほぼ同量の生クリームが載っていて、カップではなくグラスに注がれているのです。。。 “カフェー・ミット・シュラークオーバース”は、コーヒーカップとは別の器に砂糖をかけたホイップクリーム(シュラークオーバース, Schlagobers)が添えられているのですよ。。。
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(Einspänner)
今では、もうデンマンさんは“ヴィエンナ・コーヒー”に拘ってないのですか?
最近では、もっぱらクロワッサンとカフェオレですよ。。。 (モナリザの微笑) でも、小百合さんの“ジェミマおばさんのシロップ”への拘り方は半端(はんぱ)じゃないですねぇ~。。。 僕の知る限り 2009年から拘り続けているのですよ。。。 どうして、それほどまでに小百合さんは“ジェミマおばさんのシロップ”に拘るのですか?
ちょっと次の手紙を呼んでくださいなァ。
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お元気ですか?
恒例になりましたが
今年もバレンタインの小包を
船便で送ります。
もうずいぶん前のことですが
利根川を渡った所に
本場のインドカレーを
食べさせてくれる
お店がありました。
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先日、そのお店の前を通ったら
閉まってました。
でも、デンマンさんと一緒に
カレーを食べたことを思い出して
バレンタインの小包の中に
ボンカレーゴールドを入れました。
カルダモンの香りが際立った
スパイシーな辛さですよ。
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また、デンマンさんの好きそうな
辛口を見つけ
仙台という事も
なつかしく思うだろうと
「仙台辛味噌ラーメン」も
パックしました。
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今回 チョコは
ありきたりのチョコでは
面白くないので デンマンさんのために
“ジャンボチョコどら焼”を入れました。
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それから 粉末ソース
10個入れました。
サッポロ一番で
焼きそばを作るときに
使ってみてね。
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「かどや」風味に近くなるかも…。
でも、あの懐かしい「かどや」も
お店を閉めてしまいました。
建物は壊され現在では
“さら地”になってます。
時代の移り変わりでしょうか?
それにしても、私がバーナビーの
ディーア・レイク湖畔の別荘で
夏休みを過ごしたのは
もう、はるか遠い昔のような
気がします。
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あの古い家は、夏休みで
休むというより
ペンキ、芝のクローバむしり、
りんごの木の手入れ、
玄関まで高く長い階段の
ペンキはがしや、
しばらくみがかないガラス、
シミだらけのじゅうたん、
BASEMENTはランドリーの
ホコリとくもの巣、
行けば、掃除ばかりの家に
大変でしたが
また、いつかバーナビーに
行ってみたいと思っています。
想えばバンクーバーやバーナビーは
私が残り少ない青春を過ごした
自由でのびのびとした土地でした。
天真爛漫な日々をウィスラーで
過ごした楽しい思い出もあります。
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このようなオテンバな事は
軽井沢に別荘を構えても
できるものではありません。
そう思うと、またカナダが懐かしく
思い出されるのでした。
バレンタインの小包を作りながら、
また、いつかバンクーバーに
行けたらいいなァ~。。。
そういう願いを込めました。
現在、バンクーバーで青春を
謳歌している真由美ちゃんとも
バンクーバー美術館の裏のカフェで
デンマンさんと3人で会って
楽しく語り合いたいものです。
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では、デンマンさんも日本の味を
懐かしみながら
十分に味わってください。
小百合より
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2016年3月7日 (訂正)
『海を渡ったバレンタイン』より
(2016年5月31日)
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想えばバンクーバーやバーナビーは 私が残り少ない青春を過ごした自由でのびのびとした土地でした。 天真爛漫な日々をウィスラーで過ごした楽しい思い出もあります。 あのバーナビーの家の庭のりんごの木下で “ジェミマおばさんのシロップ”をかけていただいたパンケーキは夢多かった青春の味なのですわァ~。。。
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『ジェミマおばさんのシロップ』より
(2016年9月27日)
つまり、美紀さんにとっても“ジェミマおばさんのシロップ”をかけていただいたパンケーキは夢多かったサンフランシスコで過ごした青春の味なのですかァ~?
その通りですよ。。。 小百合さんの上の手紙を読んで、美紀さんも“ジェミマおばさんのシロップ”をどうしてもゲットしたくなったのですよ。。。 小百合さんも美紀さんの気持ちが分かるでしょう!?
ええ。。。 私もなんだか無性に“ジェミマおばさんのシロップ”をかけてパンケーキが食べたくなりましたわァ~。。。
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(すぐ下のページへ続く)