デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

大蛇が破裂 (PART 1)

2019-05-18 10:59:31 | 地球・環境・自然・動物・ペット
 

大蛇が破裂 (PART 1)

 


(python1.jpg)


(snake99.jpg)


(junko05.gif)




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デンマンさん。。。 何で急に気持ちが悪くなる話題を取り上げたのですか?


(kato3.gif)

ジュンコさんは蛇が嫌いですか?

当たり前でしょう! 蛇が好きな人って、まず居ないと思いますわ。。。

インドへ行くと蛇使いがたくさんいますよ。。。

つまり、今日はインドの蛇使いの大蛇が爆発したお話ですか?

いや。。。 そうじゃないのですよ。。。

じゃあ、どこの大蛇が爆発したのですか?

フロリダです。。。 実は、バンクーバー市立図書館で借りていた本を読んでいたら次の箇所に出くわしたのですよ。。。



(promise2.jpg)

 

エバーグレーズ国立公園で体長約2メートルのワニを大蛇のパイソンが飲み込んだが、ワニが大蛇の腹の中で暴れて大蛇が破裂し、双方が死んでいるところが発見された、という話だった。

たしかにわたしがたちまち関心をもつ話であった。

翌日その写真をFAXしてくれるようにたのんだ。

 (149ページ)




十数年前は、空港に入っていく目的をいちいち質問された。
といってもどこに出発するのか、誰かを迎えにきたのか、という程度の質問しかしないから、聞いてもあまり意味がないだろうに。

いまはそういう質問はなく、警察によっては思いつきのように「どのターミナルにいくのか」という質問をする。
それとて聞いて何がどうなるのかという単純な疑問だけ残る。
暇だから聞いてみました、というかんじだ。

そう考えてもあまり意味がないと思われるこの全体に「ゆるい検問」も積年でみれば膨大な税金を使っているーーーということになる。
それでもおとなしくクルマを止めていうことを聞いている我々日本人も随分おひとよしな人種のような気がする。

 (161-162ページ)

読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)




『大きな約束』
著者: 椎名誠
2009年2月10日 第1刷発行
発行所: 株式会社 集英社




あらっ。。。 エバーグレーズ国立公園で体長約2メートルのワニを大蛇のパイソンが飲み込んだが、ワニが大蛇の腹の中で暴れて大蛇が破裂し、双方が死んでいるところが発見されたのですか?  いつのことですか?



上の本が出版されたのが2009年の2月10日だから、それよりも以前の話ですよ。。。

でも、どういうわけで気味の悪い話を取り上げたのですか?

実は、この話を僕はバンクーバーのタウン情報紙で読んだことを思い出したのです。。。 かれこれ10年以上も前のことなのだけれど、上の本を読んで上の箇所に出くわした時に、はっきりと思い出したのですよ。。。

それで、私を呼び出して この記事を書く気になったのですか?

そうです。。。 いけませんか?

でも。。。、でも。。。、どうして私を呼び出す必要があるのですか?

あれっ。。。 ジュンコさんは大蛇が破裂するのを見たいとは思いませんか?

なんで私が大蛇が破裂するのを見たいとデンマンさんは思ったのですか?

だってぇ~、ジュンコさんは蛇が嫌いでしょう!?

だったら、蛇の好きな卑弥子さんを呼び出せばいいではありませんかァ!

あれっ。。。 卑弥子さんは蛇が好きなのですか?

確か、サンフランシスコで、ゲテモノを食わせる気味の悪いレストランに入って、卑弥子さんはガラガラヘビを食べたと言ってましたわァ~。。。

 


(himiko92.jpg)


(snake80.jpg)



 



それは知らなかったなあああァ~。。。 あの人は、普通の人とは変わったところがあるから、蛇ぐらい一匹ペロッと食べてしまうかもしれません。。。 ジュンコさんは蛇を食べたことはないのですか?



もちろん、食べたことなど ありませんわァ~。。。 たぶん、食べたら、体中に蕁麻疹(ジンマシン)ができるか、吐き気を催して胃袋ごと吐き出しそうになると思いますわァ~。。。 (苦笑)

それはちょっとオーバーでしょう!?

でも、私が蛇を嫌っているのを知りながら、なぜ呼び出したのですか?

あのねぇ~、そういう人に限って怖いもの見たさで、こういう話題になると、マジで興味を示すのですよ。。。 ジュンコさんも、今、現在、怖いと思いながらも、ぜひ見たいという強い気持ちでワクワクしているでしょう!?

どうして、私がワクワクしながら大蛇が破裂するのを見たいとデンマンさんは思うのですかァ~?

だから、“怖いもの見たさ” ですよう!

。。。。で、マジで、そういうクリップをゲットしたのですか?

そうです。。。 その前に、僕が読んで記事を見つけたのでジュンコさんも読んでみてねぇ~。。。


Python explodes after swallowing

6-foot alligator in Florida Everglades


by Mongabay.com on 5 October 2005

 


(python2.jpg)

 

Fatal mistake: giant snakes eats alligator

The National Park Service released photos that show the carcass of an American alligator that was almost swallowed by a Burmese python.

Park officials discovered the animal carcasses in a remote part of Everglades National Park, in south Miami-Dade, Florida, on Monday, Sept. 26, 2005.
It appears that the 13-foot long Burmese python attempted to swallow the six-foot alligator before its stomach ruptured, resulting in the deaths of both animals.

American alligators are native to the Everglades, while the Burmese python is not.
Like many other alien species in Florida, the Burmese python today has an established populations in Florida’s wildlands, where is eats native species and causes ecological damage.

The origin of Burmese pythons in Florida habitats is the international pet trade — more than 144,000 Burmese pythons have been imported to the U.S. in the past five years.
The snake, usually sold for less than $20 when young, grow quickly and can attain a length of 20 feet.
Many pet owners release their snakes go in the wild well before they reach this size.




ニシキヘビがエバーグレーズ国立公園で

2メートル弱のワニを呑み込んだあとで

破裂する。


 

国立公園管理事務所は、ビルマ・ニシキヘビに飲み込まれたアメリカのワニの死体をの写真を公開した。

公園当局は、2005年9月26日(月曜日)、フロリダ州マイアミデイド南部のエバーグレーズ国立公園の遠隔地で動物の死体を発見した。
体長約4メートルのビルマ・ニシキヘビがその胃が破裂する前に約2メートルのワニを飲み込もうとした結果、両方の動物が死亡したようです。

アメリカのワニはエバーグレーズ原産ですが、ビルマ・ニシキヘビはそうではありません。
フロリダの他の多くの外来種と同様に、今日のビルマ・ニシキヘビは、在来種を食べて生態系の損傷を引き起こしますが、すでにフロリダの原野に定着しています。

フロリダの生息地におけるビルマ・ニシキヘビの起源は国際的なペット取引です。
過去5年間で144,000を超えるビルマ・ニシキヘビが米国に輸入された。

ニシキヘビは、通常、若ければ20ドル未満で売られるが、急速に成長し、体長6メートルまで成長する。
この大きさになる かなり前に、多くのペット・オーナーは原野に捨ててしまうのです。

【デンマン訳】

 


(python3.jpg)






出典: "Python explodes"




デンマンさん! 大蛇がワニを飲み込むクリップを見てしまいました! 今夜は大蛇に私が飲み込まれる悪夢にうなされて、もしかすると心臓麻痺を起こすかもしれませんわァ~。。。



それは、ちょっとオーバーでしょう!?

でも。。。、でも。。。、いやな夢を見ることだけは間違いありませんわァ~。。。 今夜は、眠れそうにありません。。。 どうしてくれるのですかァ~?

やだなあああァ~。。。 そこまで僕は責任をもてませんよう。。。 自己責任で見たのだから、悪夢を見るのがいやならば、今夜は馬鹿バカしい次のクロップを見て過ごしてください。。。 そうすれば、悪夢を見ることはないはずです!

 


(dog807.jpg)





 



上のクリップを何度も見れば、ニシキヘビの怖い映像をオツムから排除することができると思いますわァ~。。。



そうしてください。。。 ところで、成田空港の「ゆるい検問」だけれど、確かに無駄な税金を使っている、と僕も思いましたよ!

 


(narita01.jpg)



 



成田空港に自動車で行って飛行機に乗ったり、送り迎えする日本人は、検問所でおとなしくクルマを止めて 係員の言うことを聞いているけれど、内心では無駄な税金を使っていると思っていた人がたくさんいたのでしょう!



今でも、検問所はあるのですか?

僕もその事が気になって調べてみたのですよ。。。 世界的には、従順でおとなしい日本人も、そこまでお人よしではないと思いましたから。。。

。。。で、廃止になったのですか?

2015年に廃止になったようです! 次の記事を見つけました。



(traicy02.jpg)

 

成田空港、検問廃止で

自家用車のゲート通過方法変更

ゲート前で方面振り分け


2015年3月28日 5:51 pm Traicy編集部

 

成田国際空港は、3月30日正午より、入港の際の検問を廃止するのに伴い、自家用車での第2ゲートの通過前にレーン分けを実施すると発表した。

ゲート左側の青色塗装は第1ターミナル方面、右側の赤色塗装は第2・第3ターミナル方面となり、ゲート通過後には進路の変更はできません。

また、誤って通過してしまった場合も、案内表示に従って進むことで、目的のターミナルに向かうことが可能です。

ゲートでは、安全な速度に減速して止まらずに通過するように呼びかけています。




『成田空港、検問廃止...』より




それにしても、上の本の著者が書いたのが 2009年。。。 それから廃止される2015年まで 6年以上も無駄な税金が使われ、成田空港を自動車で利用する日本人は、どうでもいいような質問に、車を止めて相手になっていたのですわねぇ~。。。



そういうことです。。。 たぶん、空港を利用する国会議員の中にもムカついた議員がいたのでしょう!

それで、やっと税金の無駄使いを止めたのですか?

そういうことです! ニシキヘビがワニを呑み込んで破裂するぐらい、馬鹿バカしい話ですよ!



(laugh16.gif)

 (すぐ下のページへ続く)







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大蛇が破裂 (PART 2)

2019-05-18 10:57:46 | 地球・環境・自然・動物・ペット





 

大蛇が破裂 (PART 2)


【ジューンの独り言】


(bare02b.gif)

ですってぇ~。。。

あなたも成田空港の検問所でムカついたことがありますか?

ええっ。。。 「そんなことはどうでもいいから、他に何か面白いことを話せ!」

あなたは、そのように わたしにご命令なさるのですか?

分かりましたわ。。。 じゃあ、面白い動画をお目にかけますわ。。。

ワンワンちゃんが人間の言葉をしゃべります!

 


(dog810.jpg)



 

ええっ。。。? 「そんな馬鹿バカしい動画など、どうでもいいから、何か他に面白い話をしろ!」

あなたは、また そのような命令口調で わたしに強要するのですか?

わかりましたわァ。。。

では、たまには日本の歴史の話も読んでみてくださいなァ。

日本の古代史にも、興味深い不思議な、面白いお話がありますわァ。

次の記事から興味があるものをお読みくださいねぇ~。。。


天武天皇と天智天皇は

同腹の兄弟ではなかった。
 

天智天皇は暗殺された 

定慧出生の秘密 

藤原鎌足と長男・定慧 

渡来人とアイヌ人の連合王国

なぜ、蝦夷という名前なの?

平和を愛したアイヌ人

藤原鎌足と六韜

古事記より古い書物が

どうして残っていないの?


今、日本に住んでいる人は

日本人でないの?


マキアベリもビックリ、

藤原氏のバイブルとは?



ところで、他にも面白い記事がたくさんあります。

興味のある方は次の記事も読んでみてくださいね。

 


(sunwind2.gif)


『宮澤理恵@Macao(2013年2月28日)』

『チョコレートと軍産複合体』

『チョコレートと甘い権力』

『CIAの黒い糸』

『美しい日本語再び』

『宮沢りえブーム?』

『また、宮沢りえ?』

『浅間山噴火とフランス革命』

『なぜアクセスが急増したの?』

『気になる検索ワード』

『なぜ塩野七生批判』

『その検査、ムカつく!』


(miya08.jpg)

『宮沢りえと床上手な女』

『MH370ミステリー』

『なぜ死刑廃止?』

『真犯人はそこにいる』

『MH370ミステリー裏話』

『お裁きを信じますから』

『ジャルパックと国際化』

『古代ローマのセックス』


(nopan05.png)

『CIAとノーパン』

『エロいローマ再び』

『エロいけれどためになる話』

『えろあくにめ温泉』

『エロいけれどためになる』

『地球上のネット普及率』

『原発はダメだったのに』


(sylvie500.jpg)

『スカートをはいた兵隊』

『行田シンドローム』

『幻の暴走機関車』

『CIA@NOパンツ』

『エリュトゥラー海案内記』

『伊藤若冲 ランブータン』

『知的快楽』


(teacher9.jpg)

『シャフリ・ソフタ』

『閨房でのあしらい』

『漱石とグレン・グールド』

『女性の性欲@ラオス』

『美学de愛と性』

『女の本音』

『にほん村からの常連さん』

『日本初のヌードショー』

『可愛い孫』

『ネットで広まる』

『なぜブログを書くの?』

『アルゼンチンから』

『潮吹き』

『ヨッパライが帰ってきた』


(ken203h.jpg)

『後家殺し』

『奇想天外』

『下女のまめは納豆』

『オペラミニ』

『三角パンツ』

『サリーの快楽』

『ラーメン@ゲブゼ市』

『安心できない@病院』

『ブルマー姿@自転車』

『女性の性欲研究』

『頭のいい馬』

『トランプ@マラウイ』

『きれじ』

『コッペパン』

『くだらない話』


とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。バーィ。


(hand.gif)




(spacer.png+betty5de.gif)
(hiroy2.png+betty5d.gif)
『スパマー HIRO 中野 悪徳業者』

 


(surfin2.gif)

ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

ためになる関連記事



平成の紫式部、橘卑弥子でござ~ます
(himiko92.jpg)

『卑弥子の源氏物語』

『平成の紫式部』

■ めれんげさんの『即興の詩』

■ めれんげさんの『極私的詩集』

Jagel - Soft Japanese Bagel
(bagel702.jpg)

■ "JAGEL - Soft Japanese Bagel"


(linger65.gif)

『センスあるランジェリー』

■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

■ 『面白くて楽しいレンゲ物語』


(beach02.jpg)

■ 『軽井沢タリアセン夫人 - 小百合物語』

■ 『今すぐに役立つホットな情報』




(rengfire.jpg)


(byebye.gif)
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頭のいい馬

2019-05-18 10:55:49 | 地球・環境・自然・動物・ペット
 

頭のいい馬

 


(hans01.jpg)


(hans02.jpg)


(horse31c.jpg)




(junko11.jpg)

デンマンさん。。。、最近、頭のいい馬に出会ったのですかァ~? うふふふふふふ。。。


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いや。。。 特に頭のいい馬に出会ったというわけじゃないのですよ。。。

それなのに、どういうわけで頭のいい馬を取り上げたのですか?

あのねぇ~、バンクーバー市立図書館で借りていた本を読んでいたら次の箇所に出くわしたのです。。。



(horse33.jpg)

 

「馬」を「うま(むま)」と訓じるのは、中国語の「マ」(もしくは「バ」)が転じたものである。

つまり倭語にはあの動物を表す言葉がなかったのである。

ほとんど見たこともなかったのであるから、それも当然である。

また、馬のことを駒というのも、「高麗(こま)」つまり高句麗の動物という意味なのであった。

 

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)




38ページ 『戦争の日本古代史』
著者: 倉本一宏
2017年7月12日 第4刷発行
発行所: 株式会社 講談社




あらっ。。。 馬は昔から日本にいるものだとばっかり思っていましたけれど、昔の高句麗からやって来たのですわねぇ~。。。



そうなのですよ。。。 馬のことを駒というのも、「高麗(こま)」つまり高句麗の動物という箇所を読んで、なるほどと思いましたよ。。。 つまり、高句麗の「句」と「馬」を合体したものが「駒」。。。 この字を「高麗(こま)」と読むことにしたというのですよ。。。 だから、馬が高句麗からやって来たという事実を素直に理解できましたよ。。。

つまり、この事が言いたくて、今日の記事のタイトルをわざわざ頭のいい馬としたのですか?

いや、違います。。。 馬のことでは次のような記事を書いたことがある。。。




(foolw.gif)

Subj:小百合さん、おはよう!

秋晴れのバンクーバーは

爽やかで清々(すがすが)しい

ですよう!

きゃはははは。。。


Date: 24/08/2010 11:57:46 AM
Pacific Daylight Saving Time
日本時間:8月25日(水)午前3時57分
From: denman@coolmail.jp
To: sayuri@hotmail.com
CC: barclay1720@aol.com



(vanc700.jpg)

雲一つない、どこまでも青い空が広がっていますよう。

“天高く馬肥ゆる秋”

昔の人は上のように言ったけれど、
どうして天が高くなると馬が肥えるのか?

馬を使って畑仕事をしたことのない僕には分からないけれど、
そう言えば、僕のお袋の実家が南河原村にあったのですよう。

今では行田市に合併されて無くなってしまった村だけれど、
僕がまだ小さな小さな頃
幼稚園に上がる前ですよう。
おそらく4つか5つだったのでしょうね。

その農家には馬小屋があって
その中で飼われていました。
お袋の話だと、その馬を借りていたそうです。

小さな子供の目には、とてつもなく大きな馬の姿は、まるで恐竜が目の前に現れたような驚きでした。
とても怖いと思った記憶がありますよ。


(horse52.jpg)

それでも興味があるから僕は馬をしみじみと眺めている。
馬だってぇ、小さな子供が興味深そうに眺めているから、僕の様子をじっと見詰めていましたよう。

その大きな目が、とっても優しそうに感じたものです。
今から思えば、その馬は牝馬で母性本能の優しさが目に表れていたのではないだろうか?

その馬が生んだ子馬を見るような優しいまなざしで僕を見つめていたような、そんな感じをその優しい大きな目から感じたものでした。

母親の実家で馬を一番可愛がっていたのは祖父だったそうです。
お袋はどうだったの?と尋ねたら、
長女だったお袋は小学校にあがる頃から、農作業や家事の手伝いをさせられて、
馬の面倒を見るのは、ただただつらいことだったらしくて、
馬が居るから自分の仕事が増えると思って、可愛いどころではなかったそうですよう。


(horse60.jpg)

やがて耕耘機(こううんき)が使われるようになって、
馬は、元の飼い主に返したそうです。

それから何年経った時の話なのか?
僕は忘れてしまったけれど、
ある日、祖父が自転車に乗って農道を走っていたら、
馬がいなないたと言うのですよう。

おやっと思って馬をよく見ると、祖父が可愛がっていた馬だったそうです。
懐かしくなって、馬に近寄って鼻をなでてやりながら、その時の飼い主に、その馬を使っていた頃のことを話してやったそうです。

馬も可愛がってくれた人のことを覚えているのですよね。
その馬は、元々優しい馬だったと僕には思えるのですよう。
今でも、その馬の優しくて大きな目が僕の記憶の片隅に残っているのです。


(horse30.jpg)

バンクーバーの雲一つ無い空を見ていたら、なぜか急に、その馬の優しい目が思い出されてきました。
不思議なことです。

小百合さんも、子供の頃の懐かしい思い出を懐かしみながら軽井沢タリアセン夫人になりきって元気に楽しくルンルン気分で過ごしてね。

ん。。。? 何か面白い話が読みたいの?
じゃあねぇ、次の記事を読んでみてね。


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『愚かな愚か者』

(2010年8月24日)


笑って元気を出してね。  
じゃあ、またねぇ。


(denman01.gif)




『天高く馬肥ゆる秋』より
(2010年8月29日)




あらっ。。。 昔、一緒に働いていたデンマンさんのおじいさんを馬は覚えていたのですわねぇ~。。。



そうなのですよ。。。 馬を持ち主に返してからどれくらい時間が経っていたのか、僕ははっきりと覚えていないけれど、おじいさん自身が驚いたほどだから、おそらく1年以上経っていたのですよ。。。

つまり、この事を言いたかったのですか?

いや。。。 もちろんそれだけじゃないのですよ。。。 この話を思い出してから、かつて愛読していたイギリスのジェームズ・ヘリオットさんが書いた本の中のエピソードを思い出したのです。。。

それは、どのようなお話なのですか?

次のようなエピソードです。



(horse34.jpg)

 

フレッド爺さんは働き者でした。

毎日、朝日が昇ると畑に出て 草むしりをしたり、羊を放牧地に連れて行ったりするのです。

夕方になると、羊を迎いに行って小屋に連れ戻すのでした。

フレッド爺さんの唯一の楽しみは、すべての仕事が終わったあとで

飼い馬のトッドに引かせた荷車に乗って、近くのパブ(居酒屋)でビールを飲むことでした。

そして常連さんと世間話をするのが常でした。

 


(pub001.jpg)

 

でも、時には飲みすぎてトッドがじっと待っていた荷車に乗ると、

すぐに居眠りを始めてしまうのです。

それでも、トッドはちゃんと帰る道を覚えていて

フレッド爺さんがどんなに酔っ払って寝込んでしまっても

無事に家まで連れてゆくのでした。





つまり、この事が言いたかったのですか?



いや。。。 そればかりじゃないのですよ。。。

まだ頭のいい馬がいるのですか?

いるのですよ。。。 世界的に有名になったハンスと呼ばれた馬がいたのです。。。


頭のいい馬 ハンス

 


(hans02.jpg)

 

人間の言葉が分かり計算もできるとして19世紀末から20世紀初頭のドイツで話題になったオルロフ・トロッター種の馬である。
実際には観客や飼い主が無意識下で行う微妙な動きを察知して答えを得ていた。

1891年頃から飼い主のヴィルヘルム・フォン・オーステンが出す簡単な問題を蹄で地面を叩く回数で答えると言う事で有名になり、1904年にはカール・シュトゥンプらによって調査されたが、何のトリックもないと結論づけられた。
その後アルバート・モールによって飼い主の動きを追っている事が指摘され、1907年に心理学者オスカー・フングストらによってハンスがどのようにして答えを得ていたかが解明された。

観客や飼い主、出題者、その場に居合わせた誰にも問題が分からないように出題する(あらかじめ紙に書かれた問題を出題者が見ずに出題する、あるいは出題後直ちに立ち去る)と、ハンスは正解を出す事ができなくなったのである。
つまり計算ができるのではなく、回りの雰囲気を敏感に察知することに長けた馬だったのである。

今日ではこのような現象を「クレバー・ハンス効果」と呼び、観察者期待効果としてのちの動物認知学に貢献した。

 

調査

関心が高まり、ドイツ教育委員会は卿の主張の検証を申し入れた。
哲学者であり心理学者でもあるカール・シュトゥンプは、「ハンス委員会」として知られる評議会に、獣医師やサーカス団長、重騎兵隊隊長、教員ら、ベルリン動物公園園長などを招いた。
13人からなるこの評議会は1904年、「ハンスの能力に誤謬は見当たらない」と結論した。

評議会はこの結果をフングストに通知した。
彼はハンスの能力の根拠を以下の方法で検証した。

1.馬と質問者を見物人から離すことによって、そこから手がかりを得られないようにする。

2.質問者は馬の持ち主であってはいけない。

3.遮眼帯を用いて、馬が質問者から見えるかどうかは変化させる。

4.質問者が質問の答えをあらかじめ知っているかどうかを変える。

十分な回数テストを行ってフングストが得た結果では、質問者が卿である必要はない(詐称ではないことが証明された)が、馬が正しく答えられるためには、質問者が答えを知っておりかつ見える位置にいることが必要だった。
卿が答えを知っている時は馬は89%の確率で正しく答えたが、そうでない時は6%しか正答しなかった。

フングストは次に、質問者の身振りを詳細に観察し、ついに、馬が蹄で叩く回数が期待された回数に近づくにつれ、質問者の体勢と表情が次第にこわばり、最後の一叩きの瞬間にその緊張が開放されているという点を発見した。
馬はこの合図を判断の手がかりに使っていたのだ。

馬の社会システムでは、群れの他の個体の姿勢・体勢・重心移動などが重要であり、ハンスが卿の体勢の変化をたやすく読み取れた理由はここにあったのだろうと想像できる。
卿は、自分がそのような合図を送っていることなどまったく意識していなかっただろう。
しかし、そのような読み取り能力は馬に固有のものではない。
そこでフングストは、馬の立場に人間が立ち、質問者の質問に足のタップで答えるテストをさらに行った。
結果、被験者は90%の場合正解することができた。

なお、卿もハンスも残酷なほどに癇癪持ちであった。
卿は馬が失敗する度に怒り狂う傾向があり、ハンスは実験中、フングストに幾回も噛みついたようである。

こうして公式にハンスの知性が否定された後も、卿はフングストの発見を気に留めることなく、ハンスをドイツ中に紹介して回り、ハンスはその度に大観衆に迎えられたようだ。
そして1909年に卿が亡くなるとハンスは何人もの人の手に渡り、恐らくは第一次世界大戦に投入されたと考えられている。
1916年より後の記録は残っていない。




出典: 「賢馬ハンス」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』




あらっ。。。 回りの雰囲気を敏感に察知することで答えを見つけたのですわねぇ~。。。



そういうことですよ。。。  

つまり、このハンスを思い出して、馬という生き物は意外に頭がいいということを話したかったのですか?

いや。。。 そればかりじゃないのですよ。。。

まだ他にも言いたいことがあるのですか?

あるのです。。。 もう一度次の箇所を読んでみてください。。。


小さな子供の目には、とてつもなく大きな馬の姿は、まるで恐竜が目の前に現れたような驚きでした。
とても怖いと思った記憶がありますよ。


(horse52.jpg)

それでも興味があるから僕は馬をしみじみと眺めている。
馬だってぇ、小さな子供が興味深そうに眺めているから、僕の様子をじっと見詰めていましたよう。

その大きな目が、とっても優しそうに感じたものです。
今から思えば、その馬は牝馬で母性本能の優しさが目に表れていたのではないだろうか?

その馬が生んだ子馬を見るような優しいまなざしで僕を見つめていたような、そんな感じをその優しい大きな目から感じたものでした。




この時の僕は幼稚園へ上がる前だから4つか5つだったのですよ。。。



。。。で、その時のお馬さんも頭が良かったのですか?

いや。。。 馬じゃなくて、その馬を見ていた僕がその馬が生んだ子馬を見るような優しいまなざしで僕を見つめていたような、そんな感じをその優しい大きな目から感じたのですよ。。。

つまり、4つか5つのデンマンさんもハンスのように 馬の雰囲気を敏感に察知することができたと言いたいのですか?

そうです。。。

でも、それはデンマンさんが大人になってから あとづけで感じたのではありませんか?

いや。。。 僕がその馬を見上げてじっと眺めている時に感じたのですよ。。。 「おウマさんは自分の子供とはなれてさびしいんだねぇ~」と、その時の小さな僕は お馬さんと会話している気分でしたよ。。。

 


(horse10.jpg)



(laugh16.gif)


【ジューンの独り言】


(bare02b.gif)

ですってぇ~。。。

あなたも子供の頃に、動物と会話をしたことを覚えていますか?

 


(dog810.jpg)



 

ええっ。。。? 「そんなことはどうでもいいから、何か他に面白い話をしろ!」

あなたは、そのような命令口調で わたしに強要するのですか?

わかりましたわァ。。。

では、たまには日本の歴史の話も読んでみてくださいなァ。

日本の古代史にも、興味深い不思議な、面白いお話がありますわァ。

次の記事から興味があるものをお読みくださいねぇ~。。。


天武天皇と天智天皇は

同腹の兄弟ではなかった。
 

天智天皇は暗殺された 

定慧出生の秘密 

藤原鎌足と長男・定慧 

渡来人とアイヌ人の連合王国

なぜ、蝦夷という名前なの?

平和を愛したアイヌ人

藤原鎌足と六韜

古事記より古い書物が

どうして残っていないの?


今、日本に住んでいる人は

日本人でないの?


マキアベリもビックリ、

藤原氏のバイブルとは?



ところで、他にも面白い記事がたくさんあります。

興味のある方は次の記事も読んでみてくださいね。

 


(sunwind2.gif)


『宮澤理恵@Macao(2013年2月28日)』

『チョコレートと軍産複合体』

『チョコレートと甘い権力』

『CIAの黒い糸』

『美しい日本語再び』

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『なぜアクセスが急増したの?』

『気になる検索ワード』

『なぜ塩野七生批判』

『その検査、ムカつく!』


(miya08.jpg)

『宮沢りえと床上手な女』

『MH370ミステリー』

『なぜ死刑廃止?』

『真犯人はそこにいる』

『MH370ミステリー裏話』

『お裁きを信じますから』

『ジャルパックと国際化』

『古代ローマのセックス』


(nopan05.png)

『CIAとノーパン』

『エロいローマ再び』

『エロいけれどためになる話』

『えろあくにめ温泉』

『エロいけれどためになる』

『地球上のネット普及率』

『原発はダメだったのに』


(sylvie500.jpg)

『スカートをはいた兵隊』

『行田シンドローム』

『幻の暴走機関車』

『CIA@NOパンツ』

『エリュトゥラー海案内記』

『伊藤若冲 ランブータン』

『知的快楽』


(teacher9.jpg)

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とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。バーィ。


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『スパマー HIRO 中野 悪徳業者』

 


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ィ~ハァ~♪~!

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