日本のパン文化 (PART 1)
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デンマンさん。。。、どういうわけで日本のパン文化というタイトルにしたのですか?
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あのねぇ~、たまたまバンクーバー市立図書館で借りていた本を読んでいたら次の箇所に出くわしたのですよ。。。
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「現在、世界で最も正統的なフランスパンが食べられるのは日本だろう」という声もあり、これからもパンの人気は高まるに違いない。(略)
フランスから冷凍のパン生地を取り寄せて、日本で焼いている店も出現した。
その一方で、国産の小麦粉を使用し、天然酵母による発酵に執着している人たちもいる。
ドイツや北欧系のデニッシュ・ペストリーの種類も豊富だし、イタリア料理ブームの影響か、パニーノも街角でみられるようになった。
ブラジルから生まれたポン・デ・ケージョも静かなブームだ。
これは小麦粉でなく、タピオカの澱粉にチーズを練り込んで焼く、ソフトパンの一種だ。
日本のパン文化は、今大きく発展しようとしている、といってもいい。
(著者: 重金敦之 165-166ページ)
吉祥寺といえば、かならず立ち寄りたくなるパン屋があります。
「ダンディゾン」、まだまだできたての新しいモダンな店。
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インテリアだけでなくて、パンにいたっても今までに味わったことのない風味。
たまに食べたくなるフワフワパンや、堅めでしっかりしていて酸味のあるパン、カリッと焼きたてのフランスパン、バターたっぷりのクロワッサンやデニッシュ、全粒粉を使った素朴なパン……そのどれもと違う新しい味わいのパンだから、吉祥時へ出向いたときにはついつい足が向く。
いろいろの種類の中でのお気に入りは、焼きたてだとヤバイくらいのおいしい香りのグリュイエルブルー、そしてフィグ。
焼けたチーズの味と、いちじくジャムの甘さは、これまた早く帰って、ワイン、ワインと胸おどる大人のパンなのです。
(著者: 高橋みどり 77ページ)
(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)
『こんがり、パン』
編者: 杉田淳子 武藤正人
2016年5月30日 第1刷発行
発行所: 株式会社 河出書房新社
この部分を読んでパン職人、ベーグル職人の真由美ちゃんも きっと興味があるだろうと思って呼び出したのですよ。。。 どうですか?
そうですわねぇ~、しばらく日本へ帰ってないので ちょっとばかり驚いてますわ。。。 「現在、世界で最も正統的なフランスパンが食べられるのは日本だろう」という意見は、私には初耳ですわ。。。
でもねぇ~、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)はアメリカで開発されたけれど、一時日本が世界のリーダーになりましたからねぇ~。。。 だから、パンの世界でも、日本がフランスを追い越したとしても不思議ではありませんよ。。。
でも、たとえば、カリッと焼きたてのフランスパンや、バターたっぷりのクロワッサンやデニッシュが日本に紹介されたのは、それほど昔のことではないですよね。。。 デンマンさんも次の記事で そのような事を書いていましたわァ~。。。
デニッシュ
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デニッシュ(Danish)とは、パンの一種。
デンマークやその周辺のスカンジナビア諸国に源を発し、世界各国で様々なものを指す場合がある。
「デニッシュ・ペストリー」という呼び方もある。
原料として、小麦、イースト、牛乳、卵、多量のバターを含む。
その他の油脂類を含む場合もある。
イーストの入ったパン生地を薄く延ばし、バターを塗り込み何重にも重ね、巻き込む。
数回繰り返すことでサクサクと言う食感やバターの風味ができ上がる。
但し作り方には例外もある。
デンマークではチョコレートや砂糖等をトッピングしたり、ジャム、マルチパン、カスタードを詰めたりするものもある。
形もいろいろあり、中に詰め物のある丸いものや、螺旋状に巻いたもの、ひらがなの「め」の字に似た「クリンゲル」などもある。
デンマークのパン職人が、酪農王国ならではのバターや鶏卵をたっぷり使ってサクサクとした食感の生地に改良した。
クロワッサンのようなバターを何層にも折り込んだパン生地に、フィリングとコーティングやトッピングを組み合わせ、様々な種類を作ることができる。
生地はクロワッサンに似ている。
だが、クロワッサンと同生地を使っている店と、別生地を使っている店があり、一概に同じとは言えない。
デンマークでは誕生日などのお祝いにはケーキの代わりに食べる。
大きな「クリンゲル(英語版)」や、子供のバースディには男の子や女の子の形の「カイヤマン」を作り、みんなで切り分けて食べる。
デニッシュとはデンマークが由来と言う意味だが、そのデンマークでは、オーストリアのウィーンで発祥したと伝えられているため「ヴィナーボズ(Wienerbrød)」(ウィーンのパン)と呼ばれている。
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日本ではアンデルセンで販売されたのが最初。
1959年、タカキベーカリーの創業者高木俊介がはじめて欧州旅行にでかけ、デンマークのコペンハーゲンのホテル・ヨーロッパで食べた、朝食のデニッシュペストリーに感動したのがきっかけ。
菓子パンとしてのみならず、ベシャメルソースやトマトソース、マヨネーズなどと具を乗せて焼いた調理パンとしても多く流通している。
出典: 「デニッシュ」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
デンマンさん。。。 私のために“夢のデニッシュ”を取り上げたのですか?
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うん、うん、うん。。。 真由美ちゃんのためでもあるのですよ。。。 実は夕べ、バンクーバー市立図書館で借りていた本を読んでいたら次の箇所に出くわしたのです。
本物のデニッシュペストリー
を求めて…
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アンデルセングループの創業者、高木俊介氏がデニッシュペストリーと出会ったのは、昭和34(1959)年。
2か月に及ぶ欧米視察旅行中にデンマークを訪れたとき、コペンハーゲンのホテルで朝食に出されたデニッシュペストリーのおいしさに、衝撃を受けたといいます。
この味を日本にも広めたい……。
入社2年目の城田さんも、デニッシュの開発に加わりました。
でも当時の日本では、生地の配合も作り方も、手探りでしかわかりません。
「層状でリッチな配合のパン。帰国するまでに試作してほしい」という高木社長の電報を受けてできたのは、デニッシュとは似つかない、まったくの別もの。
そして3年後の昭和37年、ついにデニッシュペストリーを発売。
12個入り150円という、当時としてはとびきり高い値段でした。
アンデルセングループが、日本で初めてデニッシュペストリーを焼いた、といわれるのは、このときのことです。
とはいえ、このときのデニッシュは、高木社長の心をつかんだ、デンマーク風のデニッシュペストリーではありませんでした。
当時の工場長が持っていた、英語で書かれたパンのレシピのコピーを元に工夫を重ねた、アメリカンタイプのペストリーだったのです。 (略)
そして昭和43年。
デンマークから、ウォルター・ヤン・ピーターセンさんが広島にやってきます。
彼は、デンマーク王室御用達のパン店「トリアノン」から、日本のパン会社が作る勉強会のために招かれた技術者。
「サクサクッとした口あたりで、隠し味のアーモンドペーストがなんともおいしくて……」
城田さんは、このとき初めて、これまでとは味も技法もまったく違った、本場のデニッシュペストリーに触れたのです。
(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
イラストはデンマン・ライブラリーより)
133-134ページ 『まいにち、パン』
著者: 城田幸信
2014年4月21日 初版第1刷発行
発行所: 株式会社 主婦と生活社
デンマンさんは“デニッシュ”も好物なのですか?
そうですよ。。。 真由美ちゃんが作ってくれたベーグルも旨いと思ったけれど。。。、デニッシュも好きです。。。
どういうところが好きなのですか?
真由美ちゃんはマジで知りたい。。。?
ぜひ、聞かせてくださいなァ~。。。
じゃあ、次の記事を読んでみてぇ~。。。
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カフェオレ@バレンタイン
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デンマンさん。。。 今朝も クロワッサンとカフェオレで朝食をすませたのですか?
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あれっ。。。 よく知ってますねぇ~。。。
だってぇ、何度となくブログに書いているではありませんかァ~。。。
僕は それほどカフェオレのことでブログに書いてますかねぇ~。。。?
書いてましたわ。
2014年04月11日 04:03 AM
(Vancouver Time: Thursday, April 10, 2014 12:03 PM)
今朝は7時にすっきりと目覚めて、クロワッサンとカフェオレで朝食を済ませ、夕べの読みかけの本を読みました。
『夢を叶える夢を見た』という本で内館(うちだて)牧子さんという脚本家の書いた本ですよ。
NHKの朝ドラなどの脚本を書いている人です。
真由美ちゃんが読んだら感激して読める本ですよ。
図書館で借りてぜひ読んでみてください。
買っても損はしない本ですよ。
僕はバンクーバー市立図書館で借りているのです。
自分の夢を叶えるにはどうしたらよいか?
現在の真由美ちゃんの悩みや希望に答えてくれる本です。
読むと、真由美ちゃんの気持ちもはっきりしますよ!
素晴らしい本です。
9時半にマンションを出て30分歩いて図書館にやって来ました。
すがすがしい新鮮な気分でパソコンに向かって、こうして返信を書いているのですよ。 (微笑)
最近ふと、思う事があります。
海外で住んでいる方は皆、自分の考えにとてもオープンだなと。
私も日本で産まれて日本で育って社会人になりました。
デンマンさんのように自分の気持ちをオープンに出来るのは羨ましくも思います。
私もどこか、他人に自分の気持ちをうまく伝えられないことがあります。
一番最初にデンマンさんとお話をしたときにデンマンさんが言っていました。
「日本人はうまく言葉を伝えよう。。。正確に正確に・・・という思いが強すぎる」と、言っていました。
確かに、日本人はそんな所があるようですね。
私もそんな所があります。(笑)
そうです!そうです!
欧米で生活するには、はっきりと自分の意見を言わないと 馬鹿だと思われます。
はっきりと物を言わないと、馬鹿にされたり、いじめを受けたり、日陰者扱いですよ。
とにかく、言うべき時には、バンバン物を言わないとダメです。
『死に向かう心の旅路』より
(2014年4月14日)
こうして先月にも書いていたではありませんか。
小百合さんは 僕のブログを読んでいるのですねぇ~。。。
たまには どのようなことを書いているのか気になって 覗いて見ますわ。 うふふふふふ。。。 で、今日は どういうわけでカフェオレを話題にしたのですか?
やだなあああァ~、もう忘れてしまったのですか?
何をですか?
小百合さんがバレンタインの小包に カフェオレのスティッカーを入れてくれたじゃありませんか!
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お元気ですか?
バレンタインの小包が
今回は無事についたようですね。
もうずいぶん前のことですが
利根川を渡った所に
本場のインドカレーを
食べさせてくれる
お店がありました。
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先日、そのお店の前を通ったら
閉まっていました。
でも、デンマンさんと一緒に
カレーを食べたことを思い出して
バレンタインの小包の中に
咖喱屋チキンカレーを入れました。
また、デンマンさんの好きそうな
辛口を見つけ
仙台という事も
なつかしく思うだろうと
「仙台辛味噌ラーメン」も
パックしました。
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今回 チョコの方が おまけ。
朝食には カフェオレと
クロワッサンを
欠かさないようなので
カフェオレのスティッカーを
入れました。
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これならば、すぐにカフェオレが
できあがると思います。
それから 粉末ソース
10個入れました。
サッポロ一番で
焼きそばを作るときに
使ってみてね。
「かどや」風味に近くなるかも…。
日本の味を十分に
楽しんでください。
では。。。
小百合より
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2014年5月6日
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カフェオレが すぐできるようにと、こうして Blendy stick を入れてくれたのですよう。
ええ、そうでしたわ。。。 思い出しました。。。で、さっそく使い始めたのですか?
いや。。。 まだ箱の封を開いてないのですよ。
どうして。。。?
楽しみに後まで取っておこうと思いましてねぇ。 (微笑)
『カフェオレ@バレンタイン』より
(2014年5月22日)
あらっ。。。 私も上の記事の中に出てくるのですわねぇ~。。。
そうですよ。。。 懐かしいでしょう!。。。
そうですわねぇ~。。。 上のメールを書いたときには、私はまだ日本に住んでいたのですわァ~。。。
『夢のデニッシュ』より
(2016年6月9日)
日本もずいぶんと生活が欧米化したとはいえ、日本のパン会社が作る勉強会のために招かれた技術者、ウォルター・ヤン・ピーターセンさんがデンマークから広島にやって来たのが昭和43年、つまり、1968年ですわ。。。 そして東京の青山にアンデルセンのお店ができたのが1970年の10月。。。
真由美ちゃんがまだ生まれる前だよね。。。
そうですわ。。。 でも、私が子供の頃は、まだお米を食べるのが普通でした。。。 意外にも、パンの消費量がお米を上回るのは2010年になってからなのですわァ~。。。
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■『食の欧米化とともに日本に
浸透していったパン食文化』
確かに、それほど昔のことではないよねぇ~。。。 でもさァ~、ソニーがトランジスタラジオを作って、世界的に有名になったように、2010年、日本がパン食文化になったら、フランスを越えるようなパンを作れるようになったのだから、すごいじゃない。。。
言われてみれば、そうかもしれませんわァ~。。。
だったら、真由美ちゃんもバンクーバーで腕を磨(みが)いて、日本で世界一のベーグルを作ったらどう?
そうですわねぇ~。。。 夢を大きく持ってやってみようかしら。。。?
ぜひ、実現してよ。。。 とりあえず、ポン・デ・ケージョを作って食べさせて欲しいのですよ。。。
どういうわけでポン・デ・ケージョなのですか?
だってぇ、冒頭の本の中で「ブラジルから生まれたポン・デ・ケージョも静かなブームだ」と書いてあるじゃありませんか! 僕はまだ食べたことがないのですよ。。。
分かりましたわ。。。 腕によりをかけて作ってみますわァ~。。。
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(すぐ下のページへ続く)