はかない不倫の夢
ただ過ぎていく日々に
少しでも変化が
あれば・・・
少しでも変化が
あれば・・・
毎日が平凡に過ぎて、
1週間後、
1年後の自分が
簡単に想像できちゃうことに
疑問を感じるようになりました。
きっとこれは欲張りなことなんでしょうけど、
やっぱり女として変化を求めたくなる時もあります。
そんな時、なんでも相談に乗ってくれる
大人の男性がいつも傍らに...
by あや
(2006/08/13 05:01:21 PM)
(2006/08/19 02:32:21 PM)
『不倫の渚 PART 3 (2006年8月13日)』の
トラックバック欄より
『バンクーバーで不倫しませんわ PART 1』
(2006年8月19日)のトラックバック欄より
レンゲさん。。。、あやさんが書いた手記をどう思いますか?
良く分かりますわ。。。その気持ちが。。。
レンゲさんもやはり、あやさんのように変化を求めたくなりますか?
そうですわね。。。1年後、2年後、3年後の自分が、簡単に想像ついちゃうなんて。。。やはり、物足りないですよね。それでは、本当に生きているんだなぁ。。。っていう実感がないでしょう。。。だから、疑問を感じるようになっても不思議ではありませんわ。
その事は僕にも分かりますよ。でもね、変化を求めすぎる人が居ると思うよ。
デンマンさんはあたしも、そういう変化を求める女だとおっしゃりたいのですね?
レンゲさんは言っていましたよ。“退屈な恋愛がイヤ”だと。。。レンゲさんは、退屈しやすいのかもしれないですよね。普通の恋愛では物足りない。つまり、もっとワクワクした、スリルとサスペンスとセックスに彩(いろど)られた映画か小説の中に出てくるような恋愛。。。そうでなければ、初めから秘密めいた危険を秘めた不倫。。。そういう恋愛をレンゲさんは想い描くのかもしれない。
あたしは、特に強烈な刺激を恋愛に求めているわけではありません。ただ、マンネリ化してしまった退屈なだけの恋愛がイヤなんです。
でもね、今年の夏レンゲさんがバンクーバーへやって来たことも、考えてみれば退屈を破るためだった。僕にはそう思えるのですよ。つまり、レンゲさんは変化を求めた。強烈な刺激を求めたわけではなかったかもしれないけれど、いずれにしても普通の女性ならば、かなり勇気の要る極端な行動でしたよ。
いけませんか?
ダメだ、とは言いませんよ。でもね、普通、レンゲさんほど変化にこだわる人はあまり居ませんよ。誰でも多かれ少なかれ生活に変化を求めます。だから、年次休暇があって、いつもの決まりきった労働生活から開放されて、2週間とか3週間、海外旅行に出かけたりする。単調な生活にアクセントを与えて生活にハリを持たせる。でもね、また単調な生活に戻ってゆく。つまり、それは単調に見えるかも知れないけれど、その生活は安定しているんですよ。健常者は変化よりも安定を求める傾向にあると思いますよ。
あたしは安定よりも変化を求めているとおっしゃるのですか?
そう見えてしまう。レンゲさん、ちょっと考えてみてくださいよ。直美はレンゲさんの上司ですよ。雇い主ですよ。2週間休暇をいただきたいのですが。。。と言ってレンゲさんは休みを取った。それはごく当然の事だから納得がゆきますよ。でも、レンゲさんが会いに行こうとする相手は直美の夫なんですよ。
そうですわ。でも、奥様は何もかも承知の上であたしがデンマンさんに会うことを許してくれましたわ。
それは、直美がレンゲさんの性格や人格障害を理解しているからですよ。反対すれば、レンゲさんはもっと極端な行動に出るからですよ。
極端な行動ですか?
そうですよ。普通の女性なら、自分の女性上司の旦那さんのところに遊びに行く事を言い出せないでしょうね。常識的に考えたら可笑しなことですよ。不倫になる可能性があるんだから。。。それなのに、不倫相手になる男の妻にレンゲさんは、はっきりと言って休暇をもらう。常識ではちょっと考えられない。でも、レンゲさんはそういう行動にでる。そういうところがレンゲさんの場合には極端ですよ。
常識破りとおっしゃるのですか?
そうですよ。
でも、奥様はあたしがデンマンさんに会いに行く事を許してくれましたわ。
それは、レンゲさんが仕事を辞めてでも、こうと決めたらやってしまうからですよ。直美はレンゲさんを失いたくない。15店中で売り上げがトップですからね。レンゲさんは、平均的な店長の二人分の仕事をこなしている。だから、レンゲさんに辞められてしまうことは、直美の事業には大きな痛手なんですよ。
それは、奥様がおっしゃったことですか?
いや、直美はそのようなことを絶対に口にしませんよ。 “口は災いの元”だと言うことを肝に銘じている女ですからね。 でもね、僕にだって、そのようなことは、すぐに考え付きますよ。
つまり、奥様にとってはデンマンさんを失うことよりも仕事の方が大切だと言うことですよね?
白と黒だけしか見えないレンゲさんは、すぐにそのように考えてしまう。そのことを僕は“単純だ”と言っているわけですよ。直美はどちらも失いたくない。仕事も夫も大切ですよ。
でも奥様は仕事を優先させたわけでしょう?
だから、レンゲさんのように白と黒で物事を考える人は、すぐに、そのように受け止めてしまう。そういうわけで、レンゲさんの極端な行動がさらに極端になってしまう。つまり、仕事を優先する直美よりもレンゲさんの方が純粋にデンマンのことを“愛している”と思い込んでいる。違いますか?
デンマンさんは分かっているのですわね?
しかし、それはレンゲさんの誤解なんですよ。グレーゾーンの無いレンゲさんが考えるから、そのような結論になってしまう。でもね、直美は白と黒だけで物事を考えていませんよ。
だって、奥様は仕事の方を優先させましたわ。
それは、直美が仕事の方を選んだと言うわけではありませんよ。レンゲさんが僕に会うことを許したのは、どうぞお好きなように不倫してください、浮気してください。。。、そう諦めて許したわけではないですよ。
なぜ、許したのですか?
ダメだと言えば、もっと悪い状況になってしまうからですよ。レンゲさんは仕事を辞めてでもバンクーバーに行くにちがいない。レンゲさんの恋愛遍歴を知っている直美はきっとそう思ったはずですよ。レンゲさんが野々宮さんと関係したいきさつも、その後でレンゲさんが清水君と同棲することになったいきさつも直美は近くで見て僕以上に良く知っていますからね。つまり、レンゲさんを鎖でつなぎ止めたら、逆に火に油を注ぐ結果になってしまう。レンゲさんは、星の王子様にさらに熱を上げてしまう。しかも、レンゲさんに仕事を辞められたら、売り上げがガタンと落ち込んでしまう。
つまり、奥様は打算で物事を考えるとおっしゃるのですか?
レンゲさんは打算と言うけれど、それがグレーゾーンで物事を考えることですよ。確かに利害が絡んでくる。でもね、直美は金銭だけにしか目がないガリガリ亡者ではないですよ。レンゲさんを鎖でつなぎ止めて、バンクーバーに行かせないようにしたら、もっと悪い結果になってしまうから、そのようにはしなかっただけですよ。
もし、あたしとデンマンさんが不倫したら奥様はどうなさるのですか?
その時は、僕がその程度の男だったと思って諦めるでしょうね。
デンマンさんはやっぱり奥様のことを愛しているのですわね。。。
レンゲさんは、僕が直美のことを憎んでいるとでも思っていたのですか?
いいえ、別にそういうわけでは。。。
ところでね、あの“長野県のナッチー”君が僕のSO-NETのブログに次のようなコメントを書いてくれたんですよ。
でも、デンマンさん。。。不倫するのに奥さんの意見を聞く旦那さんなんて居ませんわ。
居るではありませんか。ナッチー君がこうしてちゃんと書いているでしょう?これが何よりの証拠でしょう。。。そう思いませんか?僕がでっち上げたわけではないんですよ。
それは分かります。でも、このナッチーさんは少しオツムが可笑しいのですわぁ。
ナッチー君を精神異常者にしてしまうのですか?
そういうわけではありませんわ。でもジューンさんの掲示板に次のようなことを書いていましたわ。