どうして、死にたいの?
レンゲさん、本当に死にたいの?
あたしが冗談で言っていると思っているのですか?
冗談ではないと思いますよ。でもね、これまでに僕は耳にタコが出来るほど、レンゲさんから“死にたい”という事を聞いているんですよ。
あたし、それ程何度も言いましたか?
言いました。
不安と焦燥感と寂しさ
at 2004 10/03 18:28 編集
もう、このままで生きてるんなら、
命いりません。
ドナーカード持ってるから、
心臓でも角膜でも、
なんでも持っていって下さい。
家族はいません。
承諾とらなきゃいけない人は誰もいません。
by レンゲ
『事故死するみたいなことが書いてあって。。。』より
この手記を読むとね、かなり深刻だと言うことが分かるんですよ。でもね、レンゲさんには黒柳徹子さんのような天真爛漫・天衣無縫のようなところもあるんですよ。だから、どこまで深刻なのか見極める必要があるんですよ。
つまり、あたしがマジで“死にたい”と言っていないということですね。デンマンさんは、そう思っているのですか?
そう思わせるようなことをレンゲさんは書くんですよ。それが証拠に、上の手記を書いた翌日に次のような事を書いていました。
寝る子は育つ
at 2004 10/04 20:48 編集
10/3のお昼から
一睡もしてないですよ。
そして、全く眠くないし。
土曜日に一発かましたのが、
こんなに後を引くとは・・・。
古くなってしまったレボトミン(と思う)と、
トリプタノールと、サイレースと、
ええっと・・・エリミンと、マイスリー。
それぞれ3~5錠ずつ、
仕上げに“下町のナポレオン”いいちこ!
⊂(゜Д゜⊂⌒`つ≡≡≡
そして、10/2から10/3まで長すぎる寝逃げ。
やけくそで、今夜も寝ずにいようかしら。
で、明日車で、峠を攻めに行って、
居眠り運転で事故って死ぬ ( ̄ー ̄)ニヤリ
жклвウソですёждк
わたし、かなりきてるみたいです。
ヤバいなあ、
挙動不審でおまわりさんにつかまったらどうしよう。
↑ これ、マジヤバです。
by レンゲ
『事故死するみたいなことが書いてあって。。。』より
この上の2つの手記を読むと、気分がガラッと変わっているのがすぐに分かりますよ。 でしょう? レンゲさん、分かりますか?僕の言おうとしていることが。。。
それ程、変わっていますか?
レンゲさん、今のあなたなら分かるはずですよ。クスリはやっていないようですからね。。。へへへ。。。すぐ上の手記を書いた時には、明らかにクスリの影響が出ていますよ。レンゲさんの気分がハイに向かっていたんでしょうね。
そんな事ありしませんわァ。
レンゲさん、今、クスリはやってないでしょうね?
やっていません。お薬に依存していませんわ。
死ぬよりはまだましですがね、クスリにあまり依存しすぎると廃人になりますよ。
分かっていますわ。出来るだけお薬に頼らないようにしています。
ところで、Mikiさんが書いてくれたエピソードを読んでどう思いましたか?
あたしのことを心配してくれて、いつもながらありがたく思っています。
タンザニアの名もない村の
村長さんのいった言葉
栄養失調から脳に障害を起こし、
考えることも、
しゃべることも、
歩くこともできずに、
ただ地面を這っているだけの子どもたちのいる村の、年とった村長さんが、私に、こういった。
「黒柳さん、これだけは、
おぼえて帰ってください。
大人は死ぬときに、
苦しいとか、
痛いとか、
いろいろいいますが、
子どもは何もいいません。
大人を信頼し、黙って、
バナナの葉っぱの下で、死んでいくのです。」
インドで、破傷風にかっかて死にかけている男の子に会った。
私は、その子に日本語だったけど、そっと話しかけた。
「お医者さまもやってくださってるし、頑張るのよ」
その子は、大きな美しい目で私を見ると、
のどの奥で「ウ、ウウ・・・・・・」と声を出した。
破傷風は恐ろしい病気で、
体中の筋肉が硬直してしまうので
話すこともできなくなる。
私は看護婦さんに、なんといったのか聞いた。
看護婦さんは、その子が私に
「あなたの、お幸せを祈っています」
と、いっている、といった。私は言葉がなかった。
死にそうなその子は、なんの不満もいわずに、
それだけいった。
。。。
村長さんと、その子のいった言葉は、
いつも、私の胸の中にある。
(「トットちゃんとトットちゃんたち(黒柳徹子・作)」より)
『MikiさんがWABLOGの僕の記事に対してコメントに書いてくれたものです』
昨日の記事の中でデンマンさんが書いていましたよね。“生きたくとも、もう生きられない。そういう子供たちもいるのです。寂しくて死にたいなんて、あまりにもわがまま過ぎますよ。” デンマンさんには、あたしがわがままを言っているとしか考えられないのですか?
はっきり言って、僕はそのような印象を持つんですよ。死んでゆくタンザニアの子供たちには選択の余地がないんですよ。どんなに生きたいと思っても、死んでゆく宿命にある。しかし、レンゲさんはそうじゃない。生きようと思えば、このまま生き続けることもできる。生きる事も死ぬ事もレンゲさん次第ですよ。その同じ選択の自由を、僕が神様ならタンザニアの子供たちに上げたいですね。僕はこのことが言いたいだけですよ。
でも、それはあたしに対するあてつけですわ。
イヤ、あてつけではないですよ。僕は、レンゲさんにもう一度“選択の自由”があることを考えて欲しいだけですよ。もし、この選択の自由をタンザニアの子供たちに僕が上げたら、必ず生きる事を選びますよ。ところがレンゲさんは死ぬ事を選ぼうとしている。
あたしはタンザニアで生まれて育ったわけではありません。
もちろん、そんな事は分かっていますよ。
だったら、タンザニアの子供の話を持ち出してあたしを説得するのは止めてください。
なぜですか?なぜタンザニアの子供たちの話を持ち出してはダメなんですか?
社会も環境も全く違います。タンザニアの子供たちは病気で死んでゆくのです。あたしは死ぬような病気にかかっているわけではありません。事情が全く違っています。
確かにレンゲさんの言うとおりですよ。社会も環境も全く違います。でもね、上のエピソードは命の大切さを伝えているんですよ。タンザニアで生まれようが、日本で生まれようが、命の大切さに変りがありませんよ。
あたしが命を粗末にしているとおっしゃりたいのでしょう?
その通りですよ。平和で豊かなはずの日本なのに、命を粗末にする人が多いんですよ。つまりね、日本は経済大国になったと言うけれど、精神的にはタンザニアよりも貧困かも知れませんよ。
デンマンさん、それはあたしに対するあてつけですか?あたしの精神が貧困だとおっしゃりたいのですか?
そうではありません。命を粗末にする必要が全くないにもかかわらず、日本には命を粗末にしている人が多いと言いたいだけですよ。もし命の輸出が出来るものなら、粗末にしている人の命を取り上げて、タンザニアの子供たちにくれてあげたいですよ。
それも、あたしに対するあてつけですかあああ?どうせ死ぬのなら、あたしの命をタンザニアの子供たちに上げるべきだとおっしゃりたいのですかあああ?
僕は、レンゲさんの事を言おうとしているわけではないんですよ。僕がレンゲさんに会ってこの話をし始めてから、すでに8人の日本人が自殺しているんですよ。
どうして、そんな事まで分かるのですか?
ほらァ~、また一人、。。。たった今、自殺しましたよ!
デンマンさん、いい加減にしてくださいよ。
ほら、。。。レンゲさん、耳を澄ましてくださいよ。。。また、もう一人が自殺しようとしていますよ。あああああ。。。。首吊りですよ。。。
デンマンさん、気は確かですか?
もちろんですよ。僕はレンゲさんと違い、どんな事があろうとも、しぶとく生きぬきますからねぇ。へへへ。。。。だから、こういう人間は気が変になることはないんですよ。
あたし、帰らせていただきます。
ちょっと、ちょっと、。。。。レンゲさん、ちょっと待ってくださいよォ~。(デンマン、必死でレンゲさんの手をつかんで引き戻す。) レンゲさんをからかっているんじゃないんですよ。僕はマジですよ。説明しますからね、帰らないでくださいよ。まだ、重要な話が残っているんですから。。。。
分かりましたわ。早く説明してください。
ちょっとこれを読んでみてください。
平成15年の日本での自殺者は
3万2000人です。
増えていますからね、
平成17年が3万6500人だとすれば、
1日に100人が自殺しているわけですよ。
つまり、この記事を僕が
2時間かけて書くとするなら、
書き終わるまでに
約8人の人が自殺する事になります。
間違っているから止めろ~~~!!
僕がそう叫んだって、この瞬間に
自分の命を絶つ人が居るんですよ。
そういう人には、どうしても自殺しなければならない
事情があるんでしょうね。
僕は自殺は間違いだと信じていますが、
どうしても自殺したい人が自殺する自由は認めます。
でも、僕は決して自殺しません。
それは間違っている!
『国際化の波に取り残されたある日本人のたわ言 (五度目)』より
レンゲさん、僕は気が触れていい加減なたわ言を言ったわけではないんですよ。自殺については、これまでに何度か記事に書いているんですよ。僕の知り合いにも自殺した人が居ます。バンクーバーじゃありません。日本です。
しかし、デンマンさんは書いておられます。“間違っているから止めろ!そう叫んだって、この瞬間に自分の命を絶つ人が居るんですよ。そういう人には、どうしても自殺しなければならない事情があるんでしょうね。僕は自殺は間違いだと信じていますが、どうしても自殺したい人が自殺する自由は認めます” だから、あたしが自殺する自由を認めてください。
僕はレンゲさんが自殺する自由を認めていますよ。
だったら、どうしてあたしを死なせてくれないんですの?