※ 本記事において幾つかの引用文献を借用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
※ I have made composition by borrowing some references in this article, but I don't receive the income at all by this article.
出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」
出典(経由):「World Literature Today」
出典:ParsToday「パレスチナ・ハマス政治局長、聖地とヨルダン川西岸解放の抵抗運動の開始を宣言」
1947年に「ユダヤ」によって建てられた“Fake Chimney”と国連パレスチナ分割決議 Expansion by click ↑クリックして拡大
そして翌年の1948年5月14日、「フェイク・イスラエル」の独立宣言が行われた。
2019.05.31世界ゴッツの日(エルサレムの日)と第60回「パレスチナ祖国帰還の権利大行進」
Palestine“International Quds Day” ( “Jerusalem Day” )on Ramadan
& "Great March of Return" "Right of Return to homeland"
……1/2からの続き
5月28日
国際Al-Qudsデーに捧げる円卓会議がロシアの首都モスクワで開催され、駐ロシアのパレスチナ大使、イラン大使、イラク大使が参加した。
5月29日
イランのザリーフ外相 (ツイッター)
「聖地ベイトルモガッダス・エルサレムは、パレスチナ人のものである」
「歴史が示すとおり、この問題を無視する者は全員、不名誉な敗北を喫することになる」
「聖地は、これをむざむざを他者に与えるアメリカのものでもなければ、これをむさぼるシオニスト政権イスラエルのものでもなく、またこれを買い取る暴虐的な共謀者のものでもない」
「イランは、パレスチナに寄り添い続ける」
5月31日金曜日
東エルサレムのモスクでラマダーン月の最後の金曜日の礼拝が行われる中で、毎年そのヒジュラ暦(イスラム暦)の第9月「ラマダーン」月の最後の金曜日に行われる、イラン革命の精神的な指導者でイランの初代最高指導者ホメイニー師が制定した「世界ゴッツの日」(“International Quds Day”、エルサレムの日)が世界各国各地で行われ、パレスチナ国とパレスチナ人達との連帯を示した。
イランの首都テヘランでの「世界ゴッツの日」のイベントにはロウハニ大統領やザリーフ外相も参加され、何千人(~数万人?)もの人々が現フェイク・イスラエルの国旗を燃やしたり、そのフェイク・イスラエルのネタニヤフや米国のトランプとポンペオの肖像画と共に米国の同盟国であり現フェイク・イスラエルの占領に大きく関与したイギリスのメイ、同じく同盟国のユダメーソンの国フランスのマクロン、その他サウジアラビア国王と皇太子やIS(DAESH)指導者の肖像画を一緒に吊るして燃やすパフォーマンスを披露する等をして抗議した。また、イラン国内のその他各地に於いても、同様に開催された。
その他、イエメンの首都サナアでの(数千人~)数万人(?)もの人々が「世界ゴッツの日」のイベントに参加した事をはじめ、レバノンの首都ベイルートにあるパレスチナ難民キャンプやヒズボラによる連帯行事、イラクの首都バグダッドの「パレスチナ通り」での復活した連帯行進、シリアでは未だテロリストが居残り「騒乱」が続く中でのアレッポやホムス等、パキスタンの首都イスラマバード、ベネズエラの首都カラカス、インドネシアでは首都ジャカルタ等、アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルス、カナダのトロント等でもAl-Quds Dayの式典、抗議・連帯の集会・行進が行われた。
パキスタンのシーア派の政治組織Majis Wahdatul MuslimeenのAllam Raja Nasir Abbass会長
「西側とユダヤ人のメディアがパレスチナ問題を隠しているので、その日を公開することを目指している」
「あなた方(=パレスチナ人達)は一人ではなく孤立しているのではない。世界中のイスラム教徒の勇敢な子は皆、あなた方と共にいる」
「アメリカ人、イスラエル、そして国際帝国主義、我々はあなた方がパレスチナ問題を隠すか無視する事を許さないであろう」
6月1日~2日
ドイツの首都ベルリンとイギリスの首都ロンドンでもAl Quds Dayマーチが行われ、パレスチナと現「偽」イスラエルのそれぞれの支持者達が参加し、その中でユダヤ教正統派のユダヤ人達が現フェイク・イスラエルが居座る土地は全てパレスチナのものと表明しながらその現「偽」イスラエルの国旗を燃やしたり偽イスラエルを非難するプラカードを掲げる等をして抗議した。
6月2日
現フェイク・イスラエルが、日曜日に非イスラム教徒がエルサレムのアル・アクサ・モスクに入ることを許可する決定をした事から、この日に狂信的「偽」ユダヤ人入植者達が侵入した事により、パレスチナのムスリム達と衝突した。
また、アメリカのトランプ政権が独善的に用意し、今月末のバーレーンに於けるパレスチナと現フェイク・イスラエルとの和平、ひいては中東全体の和平を目的にした会合に米国が提出しようと試みている「世紀の取引」に対して、反対・拒否を表明し非難した。トランプ政権のその独善的で迷惑な和平案の設計・企画には、アシュケナジムで「フェイク・ユダヤ人」であるカザール人のクシュナー大統領上級顧問が主導する通りシオニズム意向のものである為に、世界中の「反シオニズム」はその「世紀の取引」に対して一斉に反発している。
「バーレーンの首脳会談は恥と裏切り」
そして、そもそも現フェイク・イスラエルは存在する事自体が間違いであるのだが、パレスチナ側やその他アラブやイスラム、中東諸国、その他世界中の国々や人々が妥協に妥協を重ねた上での1967年の第三次中東戦争(現フェイク・イスラエルによるパレスチナ、シリア、エジプトへの侵略戦争)前の国境線で且つ、東エルサレムをパレスチナ国の首都とする事を決して諦めず、譲らず、堅く誓う事を表明した。
更に、パレスチナ人達が、現フェイク・イスラエルに占領され植民地にされている自分たちの私有地に帰還する事を決して放棄しない事を支持していく事も併せて表明した。
中でも特に「世界ゴッツの日」を制定し主導して来たイランでは国内の950以上の都市で盛大なイベントや行進が行われ、「ベイトルモガッダス・エルサレム」の解放や、パレスチナに寄り添う連帯・支持を表明し、同時に現「偽」イスラエルやアメリカに対しては占領やパレスチナ人達に対しての非人道的犯罪等について嫌悪と怒りを表明するスローガンを掲げながら非難した。
「アメリカに死を」
「イスラエルに死を」
イランの方々はパレスチナ人の方々に対して深い同情と共感を常に抱いておられ、ムスリムとしての義務でありクルアーン(コーラン)の中で度々触れられている五行の内の「喜捨」(ザカート)の精神で、自分の欲望を浅くして自らは「清貧」となっておられる。
また、かつて「アメリカの協力者」サダム・フセインが独裁的な大統領として率いていたイラクがイランに侵攻した事に始まったイラン・イラク戦争という、白人欧米各国が喜ぶ中での両国にとっては大変不幸な出来事があったが、現在のイラクは本来の「親イラン」となっている。2003年の米国による侵攻以来その米国の占領を被り続けている事となっているが、アル・クッズ・デイ行進の中でイランの初代最高指導者ホメイニー師と現最高指導者ハーメネイー師の写真(肖像画)を併せて掲載したスローガンを記した横断幕も高く掲げながら、現在の米国によるイランへの圧力・挑発の危機の中に於いても本来の隣人としての「親イラン」の姿勢・態度を明確に表明してアピールした。
また5月31日金曜日は、昨年(2018年)の現フェイク・イスラエル占領宣言(独立宣言)日の翌日5月15日の「Palestinian Nakba」(パレスチナ・ナクバ(大災厄、大惨事))が70周年となる事を記念して、その年の3月30日のパレスチナ「土地の日」に因んで開始されてその後毎週金曜日に行われて来た、「Right of Return to homeland」(祖国への帰還の権利)を根拠にした「Great March of Return」(偉大な帰還の行進)の第60回デモも同時に行われ、これまでの通りからの実弾による銃撃により多数の負傷者の被害が出た。
その1年を過ぎた60回の「帰還の行進」デモの中で、これまでに現フェイク・イスラエル占領軍からの攻撃によって、317人が殉教(死亡)、少なくとも3万1,000人が負傷している。
ところで少し気になるのは、本年の「世界ゴッツの日」に於いてのトルコの様子が見当たらないのである。シリア騒乱に於いてのシリア政府軍とロシア軍、及びイランとレバノン・ヒズボラの協力によるシリア北西部イドリブのテロリスト掃討作戦について納得出来ないからであろうか?。
トルコは加盟している西側のNATO(北大西洋条約機構)に歩調を合わせるが如く、元々はシリアの反政府テロ組織を支援していた事もあり、その後、イランとロシア側の東側にシフトしたが依然、シリアとの国境付近に於いて西側が穏健派と呼ぶシリアの反政府テロ組織と協力し支援している。トルコのシリアに関する情報は、アサド政権を悪者に仕立てる殆どフェイク・ニュースである。僕の住む日本が天然の防御として海に囲まれる島国であり国境に関して他国人に比べて鈍感なせいもあろうが、トルコの地理的な、地政学的なリスクに対するシビアな見方、隣国に対しての神経質な、疑心暗鬼も伺える。
本ブログ過去の関連記事
・2019/04/20付:『KEY48, Right of Return、 5.14パレスチナ・ナクバ70th(57):ラマダン最終金曜日「世界ゴッツの日」/“International Quds Day” on Ramadan』
・2019/06/20付:「5.31世界ゴッツの日と第60回『パレスチナ祖国帰還の権利大行進』(1/2)/Palestine “International Quds Day” & "Great March of Return"」
・2017/11/30付:「バルフォア宣言・ロシア革命100周年とユダヤのFRB・共産主義インターナショナル・ソ連・ナチス・イスラエル & ルターの宗教改革500周年とユダヤのタルムード・マラノ・イエズス会」
・2017/12/01付:「アウシュウィッツの『ガス室』とユダヤ人『ホロコースト』は無かった・・・言論弾圧を行うタルムード・ユダヤが嫌うイエス・キリストと聖書を盾にした大胆さ、映画『DENIAL』(『否定と肯定』)12/8公開」
・2018/02/14付:『Gazaの子ども達「なぜ私たちは包囲され、殺され、権利を奪われるのですか?」-“Why are we surrounded , killed and deprided of our right ?”』
・2018/03/11付:「現イスラエルはキリスト教を排除、クリスチャン『プロテスタント』の原義を忘れる Protestant forgot the original meaning、Present Israel exclude」
・2018/03/21付:「『ユダヤ』支配米国がパレスチナを蹂躙して来た事実、イスラエルへ続ける莫大な無償支援で借金大国ーUS ruled by "Jews" have ever trampled on Palestinians」
・2018/04/08付:「パレスチナ人への『市民権撤回法』で永久居住許可の取消、エルサレムのユダヤ化:Crises Jewize !, Palestinian Citizenship & Jerusalem Identity」
・2018/04/09付:「トランプはエルサレムを破壊する、首都決定によりイスラエルは図に乗り『合法化』への立法&世界中で反ユダヤ上昇:Trump destroy Jerusalem, Israel legalize more」
・2018/06/09付:「現イスラエルが不法占領している原産地パレスチナの有機栽培『一番搾り』オリーブオイル/Organic "First Squeeze" Olive Oil from Palestine of Origin」
・本ブログ・カテゴリー:「パレスチナ 2012~2017」 …本ページ右サイド
・本ブログ・カテゴリー:「パレスチナ 2018」 …本ページ右サイド
・本ブログ・カテゴリー:「パレスチナ 2019」 …本ページ右サイド
・本ブログ・カテゴリー:「フェイク・イスラエル」 …本ページ右サイド
・本ブログ・カテゴリー:「ユダヤ支配下アメリカ」 …本ページ右サイド
・本ブログ・ブックマーク:「イスラエルのガザ侵略・パレスチナ人に対する虐殺と人権蹂躙 2014」 …本ページ右サイド
・本ブログ・ブックマーク:「アメリカ・トランプ政権に送る、エルサレムをイスラエルの首都と承認した決定に対する世界中の反対・抗議・撤回要求声明の数々 2017」 …本ページ右サイド
・本ブログ・ブックマーク:「KEY48, Right of Return, “Palestinian Nakba 70th”/2018.5.14「パレスチナ・ナクバ70周年」祖国帰還の権利…まとめ:(1)~(77)」
引用文献
・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)
・新改訳新約聖書(1965年版)(発行:日本聖書刊行会)
・World English Bible(eBible.org)
・2017/06/22付・ParsToday日本:「世界ゴッツの日に寄せて」
・2019/05/28付・ParsToday日本:「視点;世界ゴッツの日に際して」
・2019/05/30付・ParsToday日本:『イラン外相、「イランは、パレスチナと共にあり続ける」』
・2019/05/31付・YouTube・Ruptly:「Pakistan: Protesters burn Israeli and US flags during Quds Day march」
参考文献
・2019/05/28付・ParsToday日本:『通算60回目の「祖国帰還の権利」行進の実施日が「世界ゴッツの日」に制定』
・2019/05/31付・ParsToday日本:「世界ゴッツの日の大行進がイラン全国で実施 (動画)」
・2019/06/01付・ParsToday日本:「ガザ地区で、イスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人10人負傷」
※ I have made composition by borrowing some references in this article, but I don't receive the income at all by this article.
出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」
出典(経由):「World Literature Today」
出典:ParsToday「パレスチナ・ハマス政治局長、聖地とヨルダン川西岸解放の抵抗運動の開始を宣言」
1947年に「ユダヤ」によって建てられた“Fake Chimney”と国連パレスチナ分割決議 Expansion by click ↑クリックして拡大
そして翌年の1948年5月14日、「フェイク・イスラエル」の独立宣言が行われた。
| 新約聖書・ヨハネの黙示録1章8節 神である主、常にいまし、昔いまし、後に来られる方、万物の支配者がこう言われる。「わたしはアルファであり、オメガである。」 ヨハネの黙示録2章8~10節 また、スミルナにある教会の御使いに書き送れ。 『初めであり、終わりである方、死んで、また生きた方が言われる。 「わたしは、あなたの苦しみと貧しさとを知っている。 ― しかしあなたは実際は富んでいる。 ― またユダヤ人だと自称しているが、実はそうではなく、かえってサタンの会衆である人たちから、ののしられていることも知っている。 あなたが受けようとしている苦しみを恐れてはいけない。見よ、悪魔はあなたがたをためすために、あなたがたのうちのある人たちを牢に投げ入れようとしている。あなたがたは十日の間苦しみを受ける。死に至るまで忠実でありなさい。そうすれば、わたしはあなたにいのちの冠を与えよう。 ヨハネの黙示録3章9~12節 見よ。サタンの会衆に属する者、すなわち、ユダヤ人だと自称しながら実はそうではなくて、うそを言っている者たちに、わたしはこうする。見よ。彼らをあなたの足もとに来てひれ伏させ、わたしがあなたを愛していることを知らせる。 あなたが、わたしの忍耐について言ったことばを守ったから、わたしも、地上に住む者たちを試みるために、全世界に来ようとしている試練の時には、あなたを守ろう。 わたしは、すぐに来る。あなたの冠をだれにも奪われないように、あなたの持っているものをしっかりと持っていなさい。 勝利を得る者を、わたしの神の聖所の柱としよう。彼はもはや決して外に出て行くことはない。わたしは彼の上にわたしの神の御名と、わたしの神の都、すなわち、わたしの神のもとを出て天から下って来る新しいエルサレムの名と、わたしの新しい名とを書きしるす。 The New Testament・The Revelation of John 1:8 “I am the Alpha and the Omega,” says the Lord God, “who is and who was and who is to come, the Almighty.” The Revelation of John 2:8~10 “To the angel of the assembly in Smyrna write: “The first and the last, who was dead, and has come to life says these things: “I know your works, oppression, and your poverty (but you are rich), and the blasphemy of those who say they are Jews, and they are not, but are a synagogue of Satan. Don’t be afraid of the things which you are about to suffer. Behold, the devil is about to throw some of you into prison, that you may be tested; and you will have oppression for ten days. Be faithful to death, and I will give you the crown of life. The Revelation of John 3:9~12 Behold, I give some of the synagogue of Satan, of those who say they are Jews, and they are not, but lie—behold, I will make them to come and worship before your feet, and to know that I have loved you. Because you kept my command to endure, I also will keep you from the hour of testing which is to come on the whole world, to test those who dwell on the earth. I am coming quickly! Hold firmly that which you have, so that no one takes your crown. He who overcomes, I will make him a pillar in the temple of my God, and he will go out from there no more. I will write on him the name of my God and the name of the city of my God, the new Jerusalem, which comes down out of heaven from my God, and my own new name. |
2019.05.31世界ゴッツの日(エルサレムの日)と第60回「パレスチナ祖国帰還の権利大行進」
Palestine“International Quds Day” ( “Jerusalem Day” )on Ramadan
& "Great March of Return" "Right of Return to homeland"
……1/2からの続き
5月28日
国際Al-Qudsデーに捧げる円卓会議がロシアの首都モスクワで開催され、駐ロシアのパレスチナ大使、イラン大使、イラク大使が参加した。
5月29日
イランのザリーフ外相 (ツイッター)
「聖地ベイトルモガッダス・エルサレムは、パレスチナ人のものである」
「歴史が示すとおり、この問題を無視する者は全員、不名誉な敗北を喫することになる」
「聖地は、これをむざむざを他者に与えるアメリカのものでもなければ、これをむさぼるシオニスト政権イスラエルのものでもなく、またこれを買い取る暴虐的な共謀者のものでもない」
「イランは、パレスチナに寄り添い続ける」
5月31日金曜日
東エルサレムのモスクでラマダーン月の最後の金曜日の礼拝が行われる中で、毎年そのヒジュラ暦(イスラム暦)の第9月「ラマダーン」月の最後の金曜日に行われる、イラン革命の精神的な指導者でイランの初代最高指導者ホメイニー師が制定した「世界ゴッツの日」(“International Quds Day”、エルサレムの日)が世界各国各地で行われ、パレスチナ国とパレスチナ人達との連帯を示した。
イランの首都テヘランでの「世界ゴッツの日」のイベントにはロウハニ大統領やザリーフ外相も参加され、何千人(~数万人?)もの人々が現フェイク・イスラエルの国旗を燃やしたり、そのフェイク・イスラエルのネタニヤフや米国のトランプとポンペオの肖像画と共に米国の同盟国であり現フェイク・イスラエルの占領に大きく関与したイギリスのメイ、同じく同盟国のユダメーソンの国フランスのマクロン、その他サウジアラビア国王と皇太子やIS(DAESH)指導者の肖像画を一緒に吊るして燃やすパフォーマンスを披露する等をして抗議した。また、イラン国内のその他各地に於いても、同様に開催された。
その他、イエメンの首都サナアでの(数千人~)数万人(?)もの人々が「世界ゴッツの日」のイベントに参加した事をはじめ、レバノンの首都ベイルートにあるパレスチナ難民キャンプやヒズボラによる連帯行事、イラクの首都バグダッドの「パレスチナ通り」での復活した連帯行進、シリアでは未だテロリストが居残り「騒乱」が続く中でのアレッポやホムス等、パキスタンの首都イスラマバード、ベネズエラの首都カラカス、インドネシアでは首都ジャカルタ等、アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルス、カナダのトロント等でもAl-Quds Dayの式典、抗議・連帯の集会・行進が行われた。
パキスタンのシーア派の政治組織Majis Wahdatul MuslimeenのAllam Raja Nasir Abbass会長
「西側とユダヤ人のメディアがパレスチナ問題を隠しているので、その日を公開することを目指している」
「あなた方(=パレスチナ人達)は一人ではなく孤立しているのではない。世界中のイスラム教徒の勇敢な子は皆、あなた方と共にいる」
「アメリカ人、イスラエル、そして国際帝国主義、我々はあなた方がパレスチナ問題を隠すか無視する事を許さないであろう」
6月1日~2日
ドイツの首都ベルリンとイギリスの首都ロンドンでもAl Quds Dayマーチが行われ、パレスチナと現「偽」イスラエルのそれぞれの支持者達が参加し、その中でユダヤ教正統派のユダヤ人達が現フェイク・イスラエルが居座る土地は全てパレスチナのものと表明しながらその現「偽」イスラエルの国旗を燃やしたり偽イスラエルを非難するプラカードを掲げる等をして抗議した。
6月2日
現フェイク・イスラエルが、日曜日に非イスラム教徒がエルサレムのアル・アクサ・モスクに入ることを許可する決定をした事から、この日に狂信的「偽」ユダヤ人入植者達が侵入した事により、パレスチナのムスリム達と衝突した。
また、アメリカのトランプ政権が独善的に用意し、今月末のバーレーンに於けるパレスチナと現フェイク・イスラエルとの和平、ひいては中東全体の和平を目的にした会合に米国が提出しようと試みている「世紀の取引」に対して、反対・拒否を表明し非難した。トランプ政権のその独善的で迷惑な和平案の設計・企画には、アシュケナジムで「フェイク・ユダヤ人」であるカザール人のクシュナー大統領上級顧問が主導する通りシオニズム意向のものである為に、世界中の「反シオニズム」はその「世紀の取引」に対して一斉に反発している。
「バーレーンの首脳会談は恥と裏切り」
そして、そもそも現フェイク・イスラエルは存在する事自体が間違いであるのだが、パレスチナ側やその他アラブやイスラム、中東諸国、その他世界中の国々や人々が妥協に妥協を重ねた上での1967年の第三次中東戦争(現フェイク・イスラエルによるパレスチナ、シリア、エジプトへの侵略戦争)前の国境線で且つ、東エルサレムをパレスチナ国の首都とする事を決して諦めず、譲らず、堅く誓う事を表明した。
更に、パレスチナ人達が、現フェイク・イスラエルに占領され植民地にされている自分たちの私有地に帰還する事を決して放棄しない事を支持していく事も併せて表明した。
中でも特に「世界ゴッツの日」を制定し主導して来たイランでは国内の950以上の都市で盛大なイベントや行進が行われ、「ベイトルモガッダス・エルサレム」の解放や、パレスチナに寄り添う連帯・支持を表明し、同時に現「偽」イスラエルやアメリカに対しては占領やパレスチナ人達に対しての非人道的犯罪等について嫌悪と怒りを表明するスローガンを掲げながら非難した。
「アメリカに死を」
「イスラエルに死を」
イランの方々はパレスチナ人の方々に対して深い同情と共感を常に抱いておられ、ムスリムとしての義務でありクルアーン(コーラン)の中で度々触れられている五行の内の「喜捨」(ザカート)の精神で、自分の欲望を浅くして自らは「清貧」となっておられる。
また、かつて「アメリカの協力者」サダム・フセインが独裁的な大統領として率いていたイラクがイランに侵攻した事に始まったイラン・イラク戦争という、白人欧米各国が喜ぶ中での両国にとっては大変不幸な出来事があったが、現在のイラクは本来の「親イラン」となっている。2003年の米国による侵攻以来その米国の占領を被り続けている事となっているが、アル・クッズ・デイ行進の中でイランの初代最高指導者ホメイニー師と現最高指導者ハーメネイー師の写真(肖像画)を併せて掲載したスローガンを記した横断幕も高く掲げながら、現在の米国によるイランへの圧力・挑発の危機の中に於いても本来の隣人としての「親イラン」の姿勢・態度を明確に表明してアピールした。
また5月31日金曜日は、昨年(2018年)の現フェイク・イスラエル占領宣言(独立宣言)日の翌日5月15日の「Palestinian Nakba」(パレスチナ・ナクバ(大災厄、大惨事))が70周年となる事を記念して、その年の3月30日のパレスチナ「土地の日」に因んで開始されてその後毎週金曜日に行われて来た、「Right of Return to homeland」(祖国への帰還の権利)を根拠にした「Great March of Return」(偉大な帰還の行進)の第60回デモも同時に行われ、これまでの通りからの実弾による銃撃により多数の負傷者の被害が出た。
その1年を過ぎた60回の「帰還の行進」デモの中で、これまでに現フェイク・イスラエル占領軍からの攻撃によって、317人が殉教(死亡)、少なくとも3万1,000人が負傷している。
ところで少し気になるのは、本年の「世界ゴッツの日」に於いてのトルコの様子が見当たらないのである。シリア騒乱に於いてのシリア政府軍とロシア軍、及びイランとレバノン・ヒズボラの協力によるシリア北西部イドリブのテロリスト掃討作戦について納得出来ないからであろうか?。
トルコは加盟している西側のNATO(北大西洋条約機構)に歩調を合わせるが如く、元々はシリアの反政府テロ組織を支援していた事もあり、その後、イランとロシア側の東側にシフトしたが依然、シリアとの国境付近に於いて西側が穏健派と呼ぶシリアの反政府テロ組織と協力し支援している。トルコのシリアに関する情報は、アサド政権を悪者に仕立てる殆どフェイク・ニュースである。僕の住む日本が天然の防御として海に囲まれる島国であり国境に関して他国人に比べて鈍感なせいもあろうが、トルコの地理的な、地政学的なリスクに対するシビアな見方、隣国に対しての神経質な、疑心暗鬼も伺える。
YouTube: Lebanon: Protesters march on Palestinian refugee camp for Quds Day 2019/05/31公開 | YouTube: Hezbolá celebra el Día Mundial de Al-Quds ヒズボラが世界アル・クッズ・デーを祝う 2019/05/31公開 |
YouTube: Iraq: Hundreds march in Baghdad to protest Israel on Quds Day 2019/05/31公開 | YouTube: فصائل عراقية مسلحة تحيي "يوم القدس" العالمي الذي دعا إليه الخميني イラクの武装組織(自衛組織)がホメイニ氏の「国際エルサレム記念日」に敬意を表する 2019/05/31公開 |
YouTube: Iran: Protesters burn Israeli flags and Trump effigy for Quds Day march 2019/05/31公開 | YouTube: Iran: Thousands march through Tehran in solidarity with Palestine 2019/05/31公開 |
YouTube: Iran rejects US Mideast peace plan at Quds Day rally | AFP 2019/05/31公開 | YouTube: Iraníes marchan en solidaridad con palestinos en el Día de Al-Quds 2019/05/31公開 |
YouTube: Siria se une al Día Mundial de Al Quds para repudiar ocupación israelí シリアはイスラエルの占領を否認する為に世界アル・クッズ・デーに参加します 2019/05/31公開 | YouTube: في يوم القدس العالمي سورية تجدد تضامنها الكامل مع الشعب الفلسطيني لتحرير كل شبر محتل エルサレム国際デーに、シリアはパレスチナ人との完全な連帯を更新して、占領された全ての分を解放します 2019/05/31公開 |
YouTube: مخيم النيرب شمالي حلب : مسيرة حاشدة إحياء ليوم القدس العالمي アレッポの北アル - ナイラブキャンプ:エルサレム国際デーを記念した大規模な行進 2019/06/01公開 | YouTube: حلب - نبل والزهراء | احتفالية بيوم القدس العالمي | تقرير : مصطفى كوسة アレッポ - ナバルとザーラエルサレム国際デーレポート:Mustafa Koussa 2019/06/01公開 |
YouTube: حمص| احتفالية ومسيرة بمناسبة يوم القدس العالمي | ホムス:エルサレム世界の日を祝う行進 2019/06/01公開 | YouTube: Pakistan: Protesters burn Israeli and US flags during Quds Day march 2019/05/31公開 |
YouTube: 世界ゴッツの日の大行進(パキスタン) 2019/06/01公開 | YouTube: Venezuela recuerda el Día Mundial de Al-Quds ベネズエラは世界のAl-Qudsの日を覚えています 2019/06/01公開 |
YouTube: Yaumul Quds Indonesia, International Quds Day Indonesia, 2019 2019/06/01公開 | YouTube: Vídeo: Cientos de personas celebran el Día de Al-Quds en Berlín ビデオ:ベルリンでのAl-Quds Dayを祝う何百人もの人々 2019/06/01公開 |
YouTube: Palästina- und Israel-Unterstützer ziehen zum al-Quds-Tag in Berlin auf die Straßen パレスチナ人とイスラエル人の支持者達がベルリンの路上で開催されたal-Quds Dayに参加 2019/06/03公開 | YouTube: Annual Quds Day rally in London 2019/06/02ライブ配信 |
YouTube: Orthodox Jews burn Israeli flag on Al Quds Day 2019/06/04公開 | YouTube: Zionist Terrorist Threat Issued To London Quds Day March 2019/06/01公開済み |
YouTube: Quds Day Rally in LA 2019/06/05公開 | YouTube: Iranian-Canadians at Toronto Quds Day Rally: Canada Is a Racist Colonialist Project Like Israel 2019/06/11公開 |
本ブログ過去の関連記事
・2019/04/20付:『KEY48, Right of Return、 5.14パレスチナ・ナクバ70th(57):ラマダン最終金曜日「世界ゴッツの日」/“International Quds Day” on Ramadan』
・2019/06/20付:「5.31世界ゴッツの日と第60回『パレスチナ祖国帰還の権利大行進』(1/2)/Palestine “International Quds Day” & "Great March of Return"」
・2017/11/30付:「バルフォア宣言・ロシア革命100周年とユダヤのFRB・共産主義インターナショナル・ソ連・ナチス・イスラエル & ルターの宗教改革500周年とユダヤのタルムード・マラノ・イエズス会」
・2017/12/01付:「アウシュウィッツの『ガス室』とユダヤ人『ホロコースト』は無かった・・・言論弾圧を行うタルムード・ユダヤが嫌うイエス・キリストと聖書を盾にした大胆さ、映画『DENIAL』(『否定と肯定』)12/8公開」
・2018/02/14付:『Gazaの子ども達「なぜ私たちは包囲され、殺され、権利を奪われるのですか?」-“Why are we surrounded , killed and deprided of our right ?”』
・2018/03/11付:「現イスラエルはキリスト教を排除、クリスチャン『プロテスタント』の原義を忘れる Protestant forgot the original meaning、Present Israel exclude」
・2018/03/21付:「『ユダヤ』支配米国がパレスチナを蹂躙して来た事実、イスラエルへ続ける莫大な無償支援で借金大国ーUS ruled by "Jews" have ever trampled on Palestinians」
・2018/04/08付:「パレスチナ人への『市民権撤回法』で永久居住許可の取消、エルサレムのユダヤ化:Crises Jewize !, Palestinian Citizenship & Jerusalem Identity」
・2018/04/09付:「トランプはエルサレムを破壊する、首都決定によりイスラエルは図に乗り『合法化』への立法&世界中で反ユダヤ上昇:Trump destroy Jerusalem, Israel legalize more」
・2018/06/09付:「現イスラエルが不法占領している原産地パレスチナの有機栽培『一番搾り』オリーブオイル/Organic "First Squeeze" Olive Oil from Palestine of Origin」
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・本ブログ・カテゴリー:「ユダヤ支配下アメリカ」 …本ページ右サイド
・本ブログ・ブックマーク:「イスラエルのガザ侵略・パレスチナ人に対する虐殺と人権蹂躙 2014」 …本ページ右サイド
・本ブログ・ブックマーク:「アメリカ・トランプ政権に送る、エルサレムをイスラエルの首都と承認した決定に対する世界中の反対・抗議・撤回要求声明の数々 2017」 …本ページ右サイド
・本ブログ・ブックマーク:「KEY48, Right of Return, “Palestinian Nakba 70th”/2018.5.14「パレスチナ・ナクバ70周年」祖国帰還の権利…まとめ:(1)~(77)」
引用文献
・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)
・新改訳新約聖書(1965年版)(発行:日本聖書刊行会)
・World English Bible(eBible.org)
・2017/06/22付・ParsToday日本:「世界ゴッツの日に寄せて」
・2019/05/28付・ParsToday日本:「視点;世界ゴッツの日に際して」
・2019/05/30付・ParsToday日本:『イラン外相、「イランは、パレスチナと共にあり続ける」』
・2019/05/31付・YouTube・Ruptly:「Pakistan: Protesters burn Israeli and US flags during Quds Day march」
参考文献
・2019/05/28付・ParsToday日本:『通算60回目の「祖国帰還の権利」行進の実施日が「世界ゴッツの日」に制定』
・2019/05/31付・ParsToday日本:「世界ゴッツの日の大行進がイラン全国で実施 (動画)」
・2019/06/01付・ParsToday日本:「ガザ地区で、イスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人10人負傷」
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