狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

Watch Israel!:ネタニヤフ首相汚職・起訴勧告、余り違わぬ労働党後継候補、左派・リベラルの和平を望む独自性、白人アシュケナジ至上主義による有色スファラディ差別、右翼のカメラに見る監視社会

2018-03-06 11:02:15 | フェイク・イスラエル
 

 

 


 Watch Israel!:ネタニヤフ首相汚職・起訴勧告、余り違わぬ労働党後継候補、左派・リベラルの和平を望む独自性、白人アシュケナジ至上主義による有色スファラディ差別、右翼のカメラに見る監視社会

 イスラエル警察は2月13日、ベンヤミン・ネタニヤフ首相に対する長期捜査の結果、2件の汚職疑惑をめぐり同首相を起訴するよう勧告すると発表した。アメリカやオーストラリアからの賄賂や、報道関係者との秘密契約の締結を企図し偏向報道を依頼した容疑であるという。尚、正式起訴に踏み切るかどうかは数週間から数か月かかる見通しであるという。
 しかし残念な事に、パレスチナ自治政府のヨルダン川西岸地区や東エルサレムへの違法な行為、違法占領、植民地の拡大、パレスチナ人達への人権侵害、テロ行為(暗殺、暴力、脅迫、破壊活動等)等は、国際的には違法であろうとも、イスラエル国内においては合法の為か、全く問われる事が無い。
 1996年から1999年までの第一次政権で3年余り、2009年から現在までの第二次・第三次政権でもうすぐ9年となり、併せて約12年間政権を執ってきたネタニヤフ首相が、起訴される方向に近付いていると共に、国内での大規模な首都テルアビブ市民による辞任要求・弾劾デモも併せて、辞任に追い込まれようとしている。そして、その後継者として取り上げられているのが、昨年7月に党首に就任された労働党のアビ・ガベイ氏であり、世論調査でも大きく支持を得ている事が判明している。
 ガベイ氏の先祖は、元々は、モロッコのカサブランカに住んでいたが、両親がモロッコから現イスラエルの在るパレスチナに移住して来た。ユダヤ人の両親の下、8人兄弟の7番目として、エルサレムの近くに生まれた。北アフリカのモロッコ出身である為、おそらく血統的ユダヤ人、本物のユダヤ人であるものと思われる。2015年から2016年、ネタニヤフ連立政権の下で環境保護大臣を務められたが、ネタニヤフ首相が極右・イスラエル我が家のアヴィグドール・リーベルマン党首の意向を受け、著名なモーシェ・ヤアロン国防相を失脚させ、政権が右寄りへ傾きシフトする事を懸念し、その事に抗議して、大臣を辞任して政権を去られた。また、ネタニヤフ氏とリーベルマン氏との間には、次期首相としての密約が交わされていた。そしてその後、労働党に入党された。
社会民主主義の労働党は中道左派であり、無党派層から大きな支持を得る。現在の右翼の政権とは異なり、パレスチナとの二国家間での解決による共存・融和・和平を望んでいる。しかし労働党は、中道ハトヌアと共に連立を組む野党第一党のシオニスト連合であり、その名前の通り、シオニズムによって現イスラエルの存在を認めるだけでは無く、パレスチナ自治政府の領域内に作られた入植地からの撤退を考えてはいない。120議席を有するイスラエルのクネセト(立法府)の内、与党第一党でネタニヤフ首相が党首であるリクードは30議席を保有し、それに対してシオニスト連合は24議席を保有する。またそのシオニスト連合の内、労働党は19議席を保有する。また現在、連立政権を組む与党が66議席、、野党が54議席となっており、議席数は拮抗している。
 パレスチナとの和平協定締結を成功させる事が出来ると信じているガベイ氏は、次の様に述べる。

  「協定締結にたどり着けるかわからないが、我々は再び力を尽くさなければならない。これ以上無視するわけにはいかない。」
  「ベンヤミン・ネタニヤフ氏は、外交協定締結など無理だと思っているし、その気もない。この2年半、彼は『2つの国家』という言葉を口にしていない。」
  「しかし、私には1つわかることがある。そのために努力するのが我々の義務である。」

 しかしガベイ氏は、自らが首相に就任した後は、和平協定にヨルダン川西岸のユダヤ人入植者撤退を盛り込まないとし、譲歩できない入植地「定住居留区」について、
  「私はこれらの地域で、ユダヤ人の数はできるだけ少ない方がいいと考えている。これは明白な問題であり、それを悪化させる道理はない。」
  「我々は創造的な解決法を見つけることができる。パレスチナ人の多くが求めているのは、信頼に値し、交渉することが可能で、決断を下すことのできる人間だ。」

 またガベイ氏は、イスラエル議会内のアラブ系派閥を連立内閣から排除しない意向と、ユダヤ人の歴史的遺産を軽視する左派を非難する事を述べた。

 一方、パレスチナ自治政府のハナン・アシュラウィ氏は、
  「労働党がリクード党に反対するのではなく、競うことで、自らの道を見失っているのではないか(、と懸念を表明)。」
  「労働党は、今、リクード党とは異なるもの、ではなく、同一線上にいる(と述べられ、)これでは、希望が持てない。」

 また、イスラエルのリベラル派の日刊新聞ハーレツ(Haaretz)は論評し、
  「労働党の党員は、左派団体のメンバーのように、自党の基本的価値観への忠誠心を示すリーダーを持つべきだ。」
  「労働党は自らの地位を一新するために危険を冒し、比較的名の知られていない候補者に賭けた。しかし、実は無意識のうちに自らの世界観がすり替えられていたと知ったら、彼らは嘆くことだろう。」

 イスラエルの現在の主な政党を、以下に記す。(参照:ウィキペディア「イスラエルの政党」

  ◆ マーヴァク:0 ― 左翼(極左?)。共産主義。新左翼組織「マツペン」(=反シオニズム。イスラエル国家そのものを否定。イスラエル共産党から分離した新左翼。)から分裂。毛沢東主義。

  ◆ マーヴァク:0 ― 左翼(極左?)。共産主義。トロツキスト。正式名「社会主義者闘争運動」。毛沢東主義「マーヴァク」とは無関係。

  ◆ ジョイント・リスト(アラブ系政党):13
    ・バラド:3 ― 親パレスチナ・反シオニズムアラブ系イスラエル人政党。
    ・タール:2 ― アラブ復興運動。アラブ系イスラエル人政党。
    ・ハダシュ:5 ― 左翼(極左)。社会主義(共産主義)。正式名「平和平等民主戦線」。パレスチナ難民の帰還を主張。アラブ系議員が多いが、ユダヤ系議員もいる。イスラエル国家そのものは否定していないレベルの反シオニズム。
       ○イスラエル共産党:3 ― 略称「マキ」。マルクス・レーニン主義。イスラエル建国を肯定しつつ領土拡大には反対するレベルの反シオニズム。ハダシュの一翼を担うが、ハダシュの全議員というわけではない。ユダヤ人がつくった政党であるが、イスラエル国籍を持つユダヤ人、アラブ人ともに党員になることができる。

    ・その他無所属?:3

  ◆ ダアム:0 ― 左翼。1995年にイスラエル共産党から分離した新左翼。

  ◆ メレツ:5 ― 左翼。社会民主主義。世俗。環境保護主義。ユダヤ人政党の最左派。ヨルダン川西岸からの撤退とパレスチナとの平和共存を掲げる。前身は「マパム」。

  ◆ アレ・ヤロク:0 ― 左翼?。大麻合法化、環境主義などを掲げる。
  
  ◆ シヌイ:0 ― 中道(中道右派?)。メレツから分離。政教分離を訴える。自由主義インターナショナルのメンバー。

  ◆ イェシュ・アティッド:11 ― 中道。世俗。党名は「未来がある」の意。

  ◆ シオニスト連合:24
    ・労働党:19 ― 中道左派。社会民主主義。シオニスト。建国の父ベン=グリオンが所属した「マパイ」の流れ。オスロ合意を締結したラビンが所属した。
    ・ハトヌア:5 ― 中道。カディマに所属するツィッピー・リヴニ氏が立ち上げた党。

  ◆ カディマ:0 ― 中道。シオニズム。イスラエル・パレスチナの共存を掲げる。但し、建設された分離壁を国境とする案を唱えている。

  ◆ クラヌ:10 ― 中道。リクードを離党したモーシェ・カハロン氏が立ち上げた党。「みんなの党」。

  ◆ リクード:30 ― 中道右派。ナショナリスト。非武装のパレスチナ国家建国を限定的に認める(かつてはパレスチナ国家そのものに反対)。ユダヤ人にとって重要な場所(ホメッシュなど)の併合を目指す。

  ◆ シャス:7 ― スファラディム・ユダヤ教超正統派。主な支持基盤はミズラヒム貧困層など。貧しい子供たちに無料で給食・補講を行う学校「エル・ハ=マーヤン」を設置。但し、パレスチナにはあまり寛容的ではない。

  ◆ ユダヤ・トーラー連合:6 ― アシュケナジム・ユダヤ教超正統派。アシュケナジーの超正統派ユダヤ教徒を代弁する党。シオニズムやパレスチナ問題とは距離を置く。

  ◆ ユダヤ人の家:8 ― 極右。正統派。入植者右派。元は「国家統一党」の構成党のひとつ。イスラエルとパレスチナの「2国家共存」という和平交渉の枠組みの撤廃を主張

  ◆ 強いイスラエル:0 ― 極右。国家統一党から離脱。

  ◆ 我が家イスラエル:6 ― 極右。シオニスト。ナショナリスト。ロシア系ユダヤ人(アシュケナジム)が多く所属。「住民・土地交換論」を提唱。かつてパレスチナとの領土的譲歩に断固反対していた。

  ◆ エレツ・イスラエル・シェラヌ:0 ― 極右。「我がイスラエルの地」という意味。

    (上記以外にも議席を持たない政党は多数。政党名に続く数字は議席数(2017/08/18現在、合計120))。

 上記以外にも、極右政党は、対イランへの強硬姿勢を示している。
 比較的、親パレスチナの政党であっても一長一短が有る様に思え、細かい所までは解らず、非常に大まかではあるが、上に寄るに従って左翼・親パレスチナ・反シオニズム・アラブ系・リベラルの傾向であり、下に行くに従って、中道、そして右翼・ユダヤ教、極右となる様に、順に並べて記載したつもりである。完全な理解の下では無い為に、並び順は必ずしもこの通りでは無い事は、悪しからず。

 イスラエルでは、アフリカからの亡命、難民申請者が増加し、首都テルアビブでは難民の強制送還を要求する右翼系のデモが行われている。イスラエルの右翼のデモ隊は、厳しい移民政策を要求し、現在の右翼政権は、その右翼系市民の要望に応える様にして、移民の強制移住、追放の計画を発表した。
 テルアビブ市民によるネタニヤフ首相の辞任要求・弾劾デモでは、右翼系の市民が、デモ参加者に向けてカメラを向ける。イスラエルは世界でも有数の「超監視社会」であり、言論も大きく制限されている。右翼は、リベラル・左翼系に対し、脅迫を行う。しかし日本では逆に、マスコミをはじめとしたリベラル・左翼系が、同じ様に保守系に向けてカメラを向けている。

 血統的に本当のユダヤ人、スファラディであるにも関わらず、黒人である等の有色人種である事の故に、差別や追放、二級・三級市民扱いの苦しみを味わわれている方々だけでは無く、「白人」のフェイク・ユダヤ人(Fake Jews)、アシュケナジーの中にも、近年、自殺者が増える等の様々な問題が出て来ている。民主主義の国を装い、その実、アパルトヘイト(人種隔離政策)、レイシズム(人種差別)、監視社会、テロへの恐怖感の植え付け、右翼政権による憎悪のスパイラル(悪循環)等で、「良心」の有る方々が感受性が強いが為に、却って精神的な病に陥っているのだろうか?。鈍感な方々は、大概の場合、ふてぶてしくも、平気でいる事が出来るものである。

 私は基本的には保守の考えでは有る。また、日本において俗に言われている所での右寄りの考えである。例えば、日本の憲法改正、憲法九条改正に賛成であり、首相・閣僚の靖国公式参拝に賛成、天皇の男系男子の継承の永続化に賛成、南京大虐殺や従軍慰安婦の強制等の捏造された歴史を正しく修正する事に賛成である。また、フェミニズムやジェンダーフリー、LGBTQには反対である。しかし、私は何事も是々非々で捉える為に、パレスチナ問題に関しては、100%パレスチナ側に立ち、不道徳・非人道的・傲慢で数々の犯罪を犯し続ける現イスラエルを100%否定している。そして、却って現イスラエルに関しては、左翼・リベラル系の方が大方正しい様に見える。確かに日本においても、左翼・リベラル系の方々は、社会的弱者、貧困層に目を向けた、人間的には優しく良心の有る方々が多い。右翼とか左翼と言った言葉に拘束されずに、固定観念に囚われず、周囲やお偉方、マスコミの評定に影響されずに、一つひとつの事柄を見ていく必要が有る。そういう事から、私はやはり、「無党派・無所属・独身」で、今後も独り孤独に発信していきたい。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2017/11/30付:「イスラエルとユダヤ社会の動揺・分裂・混乱、そしてユダヤ教徒の生き残り策?」
  ・2018/03/02付:「パレスチナとの和平を望むイスラエルのリベラル・左翼とタルムードを放せない超正統派、偽善の人権団体『ADL』と右翼政権の同性愛承認:Jews for Peace & Hypocrisy of "ADL"」

 参考文献
  ・2017/12/03付・NewSphere:「ネタニヤフ首相の後任候補、労働党のガベイ党首 パレスチナ和平に意欲」
  ・2018/02/14付・AFP BB NEWS:「イスラエル警察、ネタニヤフ首相の起訴勧告 2件の汚職疑惑で」
  ・2018/02/14付・日本経済新聞:「イスラエル首相、起訴勧告で求心力低下 極右台頭、中東に火種」
  ・ウィキペディア:「イスラエルの政党」

 関連動画
 



YouTube: 20,000 join Tel Aviv ‘March of Shame’ to protest bill aimed
    at protecting Netanyahu

YouTube: Israel: 'Crime minister!' –Tel Aviv stages protest against ‘corrupt,
    racist’ Netanyahu

 



YouTube: Israel: Tens of thousands join 'March of Shame' against Netanyahu

YouTube: Thousands protest in Tel Aviv against corruption

 



YouTube: Will corruption scandals be the end of Netanyahu?

YouTube: Israel: Anti-government protests face off with right-wing activists

 



YouTube: Israeli right-wing protesters demand stricter immigration policy

YouTube: Israel: Thousands mourn death of late ultra-Orthodox leader Shteinman

 



YouTube: Anti-Corruption Protests in Tel Aviv, December 2, 2017

YouTube: Israel: 'Corrupted, go home' - Hundreds rally against government in Tel Aviv


YouTube: Israelis call for Netanyahu to step down over corruption allegations
  

 

 

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日本、パレスチナ国家承認へ(1)Without Jews and US, Japan is getting for Official Approval about State of Palestine

2018-03-06 09:55:52 | パレスチナ 2018
 

 

 

 

 出典(経由):「World Literature Today」https://www.worldliteraturetoday.org/
 
   
   





 出典:パレスチナ情報センター
  (「占領ノート」掲載地図、著作者:現代企画室「占領ノート」編集班/遠山なぎ/パレスチナ情報センター)
        ・・・各図、クリックにて拡大
 




  出典:2015/07/27付・Peninsula Peace and Justice Center(PPJC)
     「Why I Support the BDS Movement Against Israel」









 

 

 

 

 

 出典:ParsToday「パレスチナ・ハマス政治局長、聖地とヨルダン川西岸解放の抵抗運動の開始を宣言」

 日本、パレスチナ国家承認へ
 Japan is getting for official approval about State of Palestine.

 日本は、「ユダヤ」とアメリカに気兼ねせずに、パレスチナを国家として承認出来るのだろうか?
Without feeling hesitant to Jews and the United States, can Japan approve Palestina as State?


 以下は、下記の「参考文献」を元にして編集した、文章構成のものとする。悪しからず (^_^;)。(尚、本ブログ記事により、当方は、収入を一切受け取っておりません。)

 2月2日、日本の河野太郎外相はパレスチナ自治政府の特使として来日したナビル・シャース(Nabil Shaath)国際関係担当顧問・元外相と東京都内で会談された。シャース氏は河野外相に、自治政府のアッバス議長の親書を手渡した。
  シャース氏
   「多国間で中東和平に取り組みたい。日本にもぜひ参加してほしい」
  河野氏
   「和平プロセスの支えとなる多国間の取り組みが立ち上がるなら参加する用意がある」

 また、その訪問直後のインタビューで、
  シャース氏
   「今回の協議は、いくつかの重要な結果を伴った。そのうちのひとつは、日本がパレスチナ国家を承認するためのプロセスに入る用意があることだ」(4日、サウジアラビアの新聞「アルワタン」)
   「政府に対するパレスチナ国家承認の要請についての国会の決定、日本におけるパレスチナ代表部のレベルの向上、ベイトルモガッダス・エルサレムをシオニスト政権イスラエルの首都に認定するというアメリカのトランプ大統領の決定への反対、パレスチナ難民救済事業機関への支援の継続が、そのプロセスのスタートになる」(同)
   「河野太郎外相はパレスチナの国家認知のため(日本の)国会議員の署名を集めている」(4日、ラジオ放送局「パレスチナの声」)
   「国会議員たちはパレスチナの認知を要求し、日本のパレスチナ事務所をパレスチナ外交代表部に引き上げることを期待している」(同)
   「日本はパレスチナを政治的、経済的に支援を続けている。日本政府は、ガザ地区の水供給計画を支援し、米国のパレスチナ人道支援削減決定後、その穴を埋めるためパレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への拠出金を増額している」(同)

 3月4日、パレスチナのラマラにおいて、大久保武パレスチナ関係担当大使兼対パレスチナ日本政府代表事務所長とジュネビエブ・ブゥタン国連児童基金(UNICEF)パレスチナ事務所特別代表との間で、パレスチナに対するUNICEFを通じた無償資金協力「パレスチナにおける障害児・発達障害児に対する早期発見・治療改善計画(UNICEF連携)」(供与限度額:5億400万円)に関する書簡の交換が行われた。パレスチナの公立病院における、新生児・乳幼児に対する医療の質の向上に貢献する事を目指したものとしている。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2015/02/24付:「パレスチナの独立国家樹立と主権・基本的人権の回復への世界的流れ、イスラエルの戦争犯罪・不法占領訴追へ」
  ・2018/01/11付:「『中庸』の下での日本主導『平和と繁栄の回廊』構想はパレスチナ国家独立の妨げになっていないのだろうか?・・・ボイコットでイスラエル不法占領を終わらさなければ不可能である(※私は100%パレスチナを支持)」

  ・2014/08/08付:「日本は欧米と共にイスラエル犯罪の共犯と見なされている・・・イスラエルのガザ侵略・パレスチナ人に対する虐殺と人権蹂躙(4)」
  ・2014/08/26付:「日本はパレスチナ人・中東の人々から眠っている様に見られている・・・イスラエルのガザ侵略・パレスチナ人に対する虐殺と人権蹂躙(14)」
  ・2016/10/16付:「日本はデフレ脱却・防衛力強化の為にイスラエルと連携しパレスチナ人を犠牲にするのか・・・差別・人権侵害と、中庸どころかパレスチナ側に偏ったとしても未だまだ不足する経済格差」
  ・2016/10/16付:「終末期、偽ユダヤ人達への天罰・・・そもそも根本的にイスラエル支配階級のカザール人はシオニズムとは無関係、パレスチナ人の中にこそ契約の民・本当のユダヤ人が」
  ・2016/10/16付:「欧米との石油利権で腐敗するサウジへ911テロの自身の犯罪をすり替えるイスラエル・米国・・・日本はイエメン殺戮に手を貸すのか」
  ・2017/03/29付:「給料や雇用、自分の生活の為にはパレスチナ人をはじめとした弱者を犠牲にするのか」
  ・2017/04/11付:「『反米』である私は弱者を犠牲にしたエゴイズムの安全保障・国益はいらない・・・無罪のシリア政権とシリア軍、シリア国民、パレスチナ人への『相互協力・独立尊重』が日本に必要である」 
  ・2017/12/21付:「国連総会でエルサレムをイスラエルの首都と認めたアメリカの決定撤回の見通し・・・不法占領中のイスラエルに権限は無い、最も大切な事はパレスチナ人に同情・共感する心、自分の糧を得る為に弱者を犠牲にするのか?」
  ・2017/12/25付:「アメリカ・トランプ政権に送る、エルサレムをイスラエル首都との承認に対する世界中の反対・抗議・撤回要求声明の数々(9)・・・米国から脱却し始めた日本、無関心・他人事の大衆、駐日パレスチナ代表の切実な思い」
  ・2018/01/10付:「“Shill” for Fake Israel and Fake Jews・・・タルムード・ユダヤに支配されている政界・メディア・キリスト教界、提灯持ち・さくらの政治家・ジャーナリスト・クリスチャン」
  ・2018/02/13付:「“Crises Gaza Hospitals”パレスチナ・ガザ病院閉鎖危機「良心ある人々はこれに応えるか?」―Do you owning conscience respond about them ?」
  ・2018/02/14付:「Gazaの子ども達『なぜ私たちは包囲され、殺され、権利を奪われるのですか?』―“Why are we surrounded , killed and deprided of our right ?”」
  ・2018/02/15付:「Zakat:遠く離れた東南アジアから喜捨を行う神の御心に忠実なインドネシアン・ムスリムはパレスチナの隣人ーIndonesian Muslims are Palestinian's neighbors」
  ・2018/02/26付:「パレスチナ人たちの謙遜・謙虚な姿勢とピュアな感性、感謝と創造主への信仰心 ― Palestinian is modest , pure , thanksgiving and faith in God」
  ・本ブログ・カテゴリー:「パレスチナ 2012~2017」
  ・本ブログ・カテゴリー:「パレスチナ 2018~」
  ・本ブログ・ブックマーク:「イスラエルのガザ侵略・パレスチナ人に対する虐殺と人権蹂躙 2014」
  ・本ブログ・ブックマーク:「アメリカ・トランプ政権に送る、エルサレムをイスラエルの首都と承認した決定に対する世界中の反対・抗議・撤回要求声明の数々 2017」

 参考文献
  ・2018/02/02付・毎日新聞:「パレスチナ元外相 和平協議に参加を打診 河野氏と会談」
  ・2018/02/04付・ParsToday:「パレスチナ自治政府、『日本はパレスチナ国家の承認に向かう』」
  ・2018/02/07付・Viewpoint:「パレスチナは“安倍外交”に熱い期待」
  ・2018/03/05付・外務省(Ministry of Foreign Affairs of Japan):「パレスチナにおける障害児・発達障害児に対する早期発見・治療改善のための支援に関する書簡の交換」

 

 パレスチナを国家承認している国 (緑色が承認国)
Countries approved Palestina as State (Green is approval countries)

  出典:ウィキペディア「パレスチナ国」
   作者:Albertus correctus magnus氏。作成日: 2012年1月24日(2014年10月30日更新:スウェーデンのパレスチナ国家承認日)。)・・・クリックにて拡大。

 

 

 

 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」
 

                                           クリックして拡大↑
 

パレスチナ・ガザと東北地方の被災者との「痛み」を知る本当の「共感」と「連帯」:the True "Sympathy" and "Solidarity" by understanding "Pain"

2018-03-06 09:21:24 | パレスチナ 2018


 

 

 

出典(経由):「World Literature Today」
 
   
   





 出典:パレスチナ情報センター
  (「占領ノート」掲載地図、著作者:現代企画室「占領ノート」編集班/遠山なぎ/パレスチナ情報センター)
        ・・・各図、クリックにて拡大

 パレスチナ・ガザと東北地方の被災者との、「痛み」を知る本当の「共感」と「連帯」
Palestine Gaza and victims of Tohoku-district can own the true "sympathy" and "solidarity" jointly because they understand "pain" together.



 パレスチナ自治政府のガザ地区には、2008年末から2009年頭にかけてと2014年におけるイスラエルの侵攻をはじめとして、空爆や地上侵攻により、今までに数多くのパレスチナ人の犠牲者(殉教者)と負傷者を出されて来られた。
 そのガザ地区では、2011年3月11日に「引き起こされた」、東日本大震災の追悼と、日本の福島県人をはじめとした、東北でその犠牲に遭われた方々への連帯を示す為に、その翌年の2012年から毎年3月に、福島を中心とした東北地方の被災地の復興を願うたこ揚げが続けられている。
 本年の開催(3月15日予定)に向けた準備が行われている中で、その中の一人の女性(14)は、

  「私たちは爆撃によって家を壊され、街が変わり果ててしまう様子を目の当たりにしてきました。自然災害によってあれだけ多くの街が破壊されるのは、どれほどの苦しみなのかと心が痛みました」
  「幼い頃、日本から届けられた文房具や手紙を受け取った時の喜びを忘れません。だから今度は私たちが何かを日本に伝える番」

 「痛み」を知っているからこそ、本当の「共感」と「連帯」が出来る。「してあげる」という様な上から目線の「同情」では無く、同じ目線、同じレベルの「隣人」として接する。「隣人」とは、決して、物理的な距離感の問題では無く、精神面、心における、寄り添う気持ちとして近いという意味である。またその上で、「陰徳」の様にして、名誉や評判、マネー等の報酬を得る事を期待せずに、行われている。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2015/03/29付:「本当のユダヤ人であるパレスチナ人と岩手県の人々との連帯から、古代ユダヤ人の繋がりを想う」
  ・2017/12/28付:「トランプ政権に送るエルサレムのイスラエル首都承認に対する世界の抗議撤回要求声明の数々(15)・・・『エルサレムはパレスチナ国家の永遠の首都だ』、パレスチナの謙遜の願いがあなたの心に届いていないのか?」
  ・2017/12/30付:「トランプ政権へ、エルサレムのイスラエル首都承認に対する世界の抗議撤回要求声明の数々(16):ゴリヤテ貪欲傲慢イスラエルに対する、現代のダビデ・パレスチナのインティファーダは神を崇める『則天去私』の抵抗」
  ・2017/12/31付:「トランプ氏へ、イスラエル首都承認に対する世界の抗議撤回要求声明の数々(17):パレスチナ人クリスチャンはアラブ人ムスリムと兄弟、ホワイトクリスチャンのNOケア、隣人を愛すもユダヤ人の傲岸不遜行為を嫌う」
  ・2018/01/03付:「パレスチナ人クリスチャンはイエス在世時に共に過ごしキリストと認め信仰したユダヤ人の末裔である:イエスを憎む白人至上主義の偽イスラエルは合法的に差別・脅し・嫌がらせをして移住させキリスト教を排除する」 
  ・2018/02/13付:「“Crises Gaza Hospitals”パレスチナ・ガザ病院閉鎖危機「良心ある人々はこれに応えるか?」―Do you owning conscience respond about them ?」
  ・2018/02/14付:「Gazaの子ども達『なぜ私たちは包囲され、殺され、権利を奪われるのですか?』―“Why are we surrounded , killed and deprided of our right ?”」
  ・2018/02/15付:「Zakat:遠く離れた東南アジアから喜捨を行う神の御心に忠実なインドネシアン・ムスリムはパレスチナの隣人ーIndonesian Muslims are Palestinian's neighbors」
  ・2018/02/26付:「パレスチナ人たちの謙遜・謙虚な姿勢とピュアな感性、感謝と創造主への信仰心 ― Palestinian is modest , pure , thanksgiving and faith in God」
 ・本ブログ・ブックマーク:「イスラエルのガザ侵略・パレスチナ人に対する虐殺と人権蹂躙 2014」 … 本ページ右サイド
  ・本ブログ・ブックマーク:「アメリカ・トランプ政権に送る、エルサレムをイスラエルの首都と承認した決定に対する世界中の反対・抗議・撤回要求声明の数々 2017」 … 本ページ右サイド
  ・本ブログ・カテゴリー:「パレスチナ 2012~2017」 … 本ページ右サイド
  ・本ブログ・カテゴリー:「パレスチナ 2018~」 … 本ページ右サイド

 参考文献
  ・2018/03/05付・毎日新聞:「週刊サラダぼうる・安田菜津紀の写心館 ガザの空に祈りのたこ」

 関連サイト
  ・パレスチナと仙台を結ぶ会:「パレスチナ現地訪問報告会」

 

 出典:ParsToday「パレスチナ・ハマス政治局長、聖地とヨルダン川西岸解放の抵抗運動の開始を宣言」
 

  

 

 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」
 

 

 

 

 

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