お父さまが最も重要視された原理本体論教育
真のお父様は生涯、み言を大切にして来られた方でした。そのみ言の中でも最重要なみ言が統一原理です。
初期の原理原本から原理解説、そして劉教会長がまとめられた原理講論と、その骨子は変わらないものの、その表現方法やみ言の説かれた範囲や深度は変わってきています。それらのみ言の総まとめとも言えるのが「原理本体論」です。真のお父様はこの「原理本体論」をとても重要視して、全食口が学ばなければならないと語られました。さらにはお母様も、子女様も学ばなければならないと強く語っておられました。
中断され行われなくなった原理本体論教育
そのようにして、水沢里においての本体論講義が始まったのです。ところが~順調に進むかに思われた原理本体論講義が・・・ 真のお父様の聖和後・・・・家庭連合内ではその教育が中断し、今では本体論の「ほ」の字も言われなくなってしまいました。何故なのでしょうか?その理由について弁解がましい説明が教会本部から発表されたようではありますが、その説明には何等の説得力もありませんでした。
本当にどうしてなのでしょうか?
原理本体論は何処が違うのか?
原理本体論はそれまでの原理講義と何がどのように違っているのでしょうか?
HOPE子も確か第2回目の本体論講義に参加したと思いますが、その講義の内容で最も印象的だった内容はと言えば、「血統」をとても重視していた!と言う印象でした。
私たちには「愛」と「生命」と「血統」が重要である。その中でも何が重要かと言えば、それは「血統」であると教えていただきました。「血統の重要性」と言うことはあの世界巡回の時に語られた「平和メッセージ」の中でもとても強調しておられました。
血統の重要性を明確に教えた本体論教育
「血統問題のの重視」が原理本体論のそれまでの原理講義とはもっとも異なる点だったと思います。その「血統」の重要性を強調した原理本体論を何故今の家庭連合では無視し、軽視し、全くその講義をしなくなったのでしょうか?はなはだ疑問です。
一部には真のお母様の指示によるとも言われていますが、本当にそうなのでしょうか?ほかの誰かによる指示なのでしょうか?それにしてもあれほどお父様が強調しておられた本体論を何故講義しなくなったのでしょうか?
日本の先輩家庭の中では小山田先生が、本体論の講義をするようにお父様から言われていたと聞いています。その小山田先生は本体論の講義をしなくなって・・・悩み苦しみ寝込んでしまわれたそうです。それで結果的には・・小山田先生はその後本体論の講義はされていないようです。何故なのでしょうか?
よほど何かの不都合や問題があるのでしょうか?お父様が必ずするようにと言われた指示を無視してまで本体論講義をしない理由は何なのでしょうか?
確かに本体論で謳われている、血統重視の考えを極めて行けば、今日真のお母様を中心としての今の体制は極めて非原理的な行動と言うことになるし、何より血統を受け継ぐ真の子女様を蔑ろにするなどと言うことはあり得ないことになります。そのあたりに、結局のところ原因があるのでしょうか?
創造原理の根本は二性性相の原理
創造原理の根本は二性性相の原理である。本性相の二性性相の属性の実体である男性と女性が授受作用するというのが原理講論で説かれている二性性相の有りようであるが、これが原理本体論になると、さらに男性性相の有り方と女性性相の在り方の相違がさらに明確となり、その異なる二性が絶対性の関係で授受一体化してその位置が愛と生命と血統の結ばれる位置であり、その位置で生命が育まれ、愛が育てられ、血統が連結していくことが明確に語られていることである。この原理本体論の創造原理の解説を通して、人間の男女の在り方の理想が明確にされ、男性は男性としての在り方、女性は女性としての在り方が極めて明確となり、男女が結婚を通して夫婦となる位置がどのようなものであるかと言うことが明確に具体的に理解できるようになっているのである。
原理本体論における二性性相の説明
原理本体論における二性性相の解説は男女の役割、中でも男女の生殖的機能の違いまで明らかになるので、男子女子が結婚して夫婦となる位置の理想的あり方が明確になることをことを通して、神様の創造理想が如何に優れたものであり、いかに感動的なものであり、そこで教えられる男女の関係する立場の理想がこれから結婚する男女にとってもすでに結婚生活をしている夫婦にとってもそれぞれの人生の目的や家庭理想の在り方が明確になることを通して大きな喜びと希望にあふれた夫婦生活を実現することに寄与する内容となっている。
そして、この内容はこれまで人類がその歴史上において求めて来た究極的な男女の在り方夫婦の在り方家庭生活の在り方に付いての倫理的、道徳的価値を極めて明快に教える内容となっている。この原理本体論をその教育に用いれば、これまで既存の倫理観道徳観にさらなる息吹を与え、活性化して国民導遠く社会倫理の向上に飛躍的に寄与する内容となっている。
そのように見て行くと原理本体論は実にいいことずくめの内容なのである。
既存宗教の復興にも寄与する内容
これは既存宗教にとってもその倫理的価値を向上させる大きなきっかけとなり、既成宗教もその教団や教派の教育プログラムに本体論を組み込むことで、諸宗教の教えもさらに教義の強化を図ることのできる内容となっています。
本来、世界平和家庭連合がその趣旨を正しく理解して、信徒の教育に徹底して取り組めば、祝福家庭の価値性の向上とこれから祝福を受け家庭を形成していく二世の教育にも極めて効果的なプログラムを形成していくことが出来るはずでした。そして家庭連合は明確に理念的にも実体的にも家庭理想を実現していく先進的先駆者としての位相を確保して、世界平和理想実現の先駆けとしてと立場を明確にしていくことが出来たはずでした。
だからこそ真のお父様はこの原理本体論を真の家庭自ら学ぶように語られ、まずは母である真のお母様が学ぶように、そしてすべての子女様が学ぶように指示されていたのである。そのことには深い意味があったのである。
家庭理想実現の先駆けとして歩まれていた子女様の家庭
そしてそのことの総責任者として、本来長子の立場の顕進様を立てて行こうとされていたのである。
本来基元節は原理本体論そのままの理想家庭を編成した真の子女様の家庭を先立てて、世界の国家メシアが分封王として従い、全世界の諸国のトップリーダーの家庭を中心として原理本体論で方あられる家庭理想を中心としてすべての諸国民の家庭倫理の教育プログラムを完成することで実現されようとされていたのである。
ところがこのれらの究極的摂理の実体の中心に立つ顕進様の家庭を排除し、さらにはその中核的教育プログラムであるところの原理本体論の教育をストップしてしまったために基元節を迎えるべき天宙的なプログラムは一時の中断を余儀なくされてしまったというのが事実なのである。
本体論を忘れ去って行こうとしている家庭連合
今、家庭連合本体は原理本体論そのものを忘れてしまおうとしている。そのことは神様のみ旨の成就を永遠に放棄してしまうのと同様の意味がある。原理本体論の教育とその教育の実体的中心に立つ子女様の家庭無しには神様の創造理想の究極的成就はあり得ないからである。
真のお父様がメシアとして再臨主として人類の真の父母として究極的に明らかにしたのが原理本体論で説く「絶対性」の価値観である。そしてそれは子女様、お孫様の三代圏の家庭の実体を通して実現されて行くものなのである。
原罪清算とは何か?
罪の清算はどのようになされるのであろうか?なにかし神秘的な何物かによってなされるものではない。神様の創造理想である、創造原理的な愛の家庭理想を実現したところが人類が犯した罪、原罪清算の位置なのである。
人類始祖の堕落によって正常的な家庭が実現されなかったのが堕落の結果であるからである。男女のあるべき秩序が乱れて男女の主管性の転倒などの犯罪行為が拡大していったのである。それは人類が堕落して本然の男女の在り方、夫婦家庭の在り方の原則がわからなくなたことに起因している。究極的男女の在り方の原理、絶対性の価値が明確になることを通して、人類すべてが堕落圏から脱出することが出来るようになることが出来ることに価値があるのである。そのことを明確に説いたことがお父様がメシアとして再臨主として人類の真の父母としての価値を顕すことなのである。
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