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「北朝鮮の銅像ビジネス」を見ながら・・・「偶像崇拝」の行きつく先を考える

2017-05-08 07:56:27 | 原理

テレビ東京の「未来世紀ジパング」先週放映の 池上彰が緊急解説!なぜつぶれない? 北朝鮮のカラクリ を見ました。

経済制裁の中、なぜ北朝鮮がつぶれないのか・・・北朝鮮ビジネスの一つが「巨大銅像」 と言うのが印象的でした。

北を訪問した人は必ず案内される「金日成と金正日の銅像」(かつては金日成一人の銅像だったが、金正日の死後 親子の銅像になった)あの巨大銅像を作っているのが「万寿台創作社」の技術工芸集団。彼らの巨大銅像の製造技術はかなりのもので、世界の独裁国家の独裁者を顕彰する銅像制作に関わって、そこから外貨を得ているというもの。価格は数億から数十億単位で、ある国では銅像は完成したものの、その代金が払えなくてその一部を土地で代納という国も紹介されていた。

大概、独裁国では人間が神様になるので、それを尊崇する銅像は不可欠のものらしい。


権威をあらわす巨大建造物

かつて、仏教国では巨大な仏像が権威の象徴だった。キリスト教では巨大な教会堂やキリスト像、イスラームは偶像を禁止しているので巨大なモスクがその権威の象徴かもしれない。

目に見えない権威を目に見える形にして表すには巨大建造物が最もわかり易い。その究極の姿が銅像なのだろう。

かつて旧約聖書に禁じられた偶像崇拝を思い起こしてしまった。

北朝鮮では無形な神の存在を徹底的に否定した。その神に代わるものとして「人間」を崇拝の対象にしたのである。「首領様」を徹底的に崇拝し神格化したシンボルが銅像である。これは世界の独裁国家に相通ずる姿である。

(但し独裁者はその権威が廃れ、覆されると、その銅像は悉く破壊された。ソ連の崩壊後レーニン像がなぎ倒されたのは今でも印象に残る。旧ソ連圏の独裁者の銅像は悉く破壊された。)


人間はともすれば目に見えない神様よりも目に見える神様を求めたがる、だから「刻んだ像」を崇拝するようになったのであろう。日本には「イワシの頭も信心から」と言う言葉がある。鰯の頭をヒイラギの木にさしてかざる風習を揶揄したもので、つまらないものでも信心すれば・・という意味だとされる。


銅像づくりは鰯の頭とは違ってそれなりの価値があるから、同一に語ると失礼かと思うが、何かのものをして信仰するという形は同じである。


イスラエルは徹底して「偶像崇拝」を忌み嫌った。



「銅像」に関連して ブログ村のこちらのブログ記事が気になりました。

(MLさん、勝手に引用させていただきました。お許しください。)

御言 missing link 110.「まだバアルに属していない7000余命の群れが残っている」

記事の最後の結論が以下の通りです。

 真の神様に従わないことが偶像崇拝です。私たちは、多少の理解の違いはあっても、原理を通して真の神様を知っています(というつもりになっているだけかもしれませんが)。
 ですから、今の時代は、神様に対してというよりも、真理に対して、それに従わないことが偶像崇拝だと言えるのではないでしょうか。実益を優先し、方便とたてまえで、真理をねじ曲げることも同類です。
 そのような人々が目指し得る神様の国が、果たしてあるのでしょうか。滅ぼされたバアルの預言者たちも、れっきとした選民のリーダーたちでした。それがいつしか実益志向から偶像崇拝に流され、それをもってイスラエルの民を指導していたわけです。
 今の私達は、そのようなリーダー達に従っている状況、つまりバアル・アシラの預言者達に従っていることと同じ状況になってしまっていないでしょうか。それともバアルに屈しない7000名の一人なのでしょうか。その7000名を統合すべく期待されていたのがエリヤでした。
 どこかに、文先生の御言を正しく示すことで、統合へと導くことのできる人はいないのでしょうか。


私(HOPEブログ主)は、文先生のみ言と言うよりは、文先生がみ言で教えた「真の神様」の姿こそ重要であると思います。

統一原理が最初に取り上げて教えているのが、「二性性相の神」です。被造世界に対しては「性相的男性格主体」の神様です。神様は「形状的」でも「女性格」(あるいは中性格)でもありません。

本来性相的な神様を「形状」すなわち、偶像や人間実体に代えてしまうことが「偶像崇拝」あるいは「偶像崇拝的信仰」です。

男性格の神様を女性格に代えることは出来ません。

神様はまず「ヒト」を創造され「アダム」(男性の意)と名付けられたのです。人が一人でいてはよくないと言われて「エバ」(女性)を創造されたのです。アダムとエバはペアであり、二人で一つ、二人が一つになることで神様の創造の理想を実体化するのですが、その愛と生命と血統を引き継ぐ主体はアダム(男性)です。この原則は永遠に変わらいものでです。


日本のご皇室が男子一系をもって今上陛下125代と言う、世界に類例のない皇室の伝統を守り続けて来たのも、こういう原則にかなっていたからではないでしょうか!


二性性相の存在様相は普遍の原理

宇宙は秩序整然としています。創造原理に説かれた、二性性相の存在様相は過去現在未来にわたって普遍の原理でしょう。

この原理を転倒させてきたのが堕落の歴史です。性相の神ではなく形状の神を崇拝した「偶像崇拝」や形ある物を主体とした「唯物論」、陽性と陰性の二性性相の主体と対象の関係を逆転させようとして来たフェミニズムやジェンダーフリー思想。これらは宇宙の原則を逆転させようとする思想であるがゆえに、その極限状態に達する時に最後は瓦解の時を迎えるのです。


深刻な教義変更

現在の家庭連合が、深刻な教義変更に近づきつつある事実は極めて憂慮すべきことです。それが徐々に徐々に進行しているがゆえに多くの信徒たちは、何かおかしいと思いながらも、教団の方向に同行して行ってしまっているのです。

バアルの神々を崇拝するようになったイスラエルの祭司たちによってイスラエルの民自体が偶像崇拝に陥り、祖国を失う結果となって行ったことを肝に銘じなければならないでしょう。

イエスの時もしかり。御言 missing linkのMLさんが先に紹介したブログ記事の中でイエス様の時の事に関して真のお父様のみ言を紹介しています。

・・・7000名だけ残りました。彼等を中心として南朝と北朝の統一聖業、すなわち、神様の国建国を成就しようと通告したのです。この歴史が死なずに生きています。それが実体として現われるべきなのがイエス様時代でした。洗礼ヨハネを中心として、7000名がイエス様と一つとなっていたなら、イエス様は十字架で死にませんでした。」 (ファミリー94/12 P18~19 絶対信仰と絶対愛 1994 年10月9日 中央修練院)

 

今まさに現代真の預言者の出現は!

「原理本体論」を捨て、統一原理が教える本来的神観から逸脱した教えに傾く家庭連合は、あたかもバアルの預言者に従うイスラエルの民のごとくです。

激しく警鐘乱打する、預言者「エリヤ」のごとき真の預言者が現れ出でなけばならないのでしょう!

今は、復帰摂理の全てを成就する時、その預言者、そして「バアルに属さない7000余名」はすでにあると思います!

文鮮明先生の教えを正しく読み解く「良心」さえ健全であれば、全ての人々がバアルに与することを止め真の神様に帰ることは可能です。今はすべてがあからさまになって行っているのですから!



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