脱ケミカルデイズ

身の周りの化学物質を減らそうというブログです。 

食べ物に含まれる金属でアレルギー性皮膚炎に

2015年06月15日 | 食品

2015年6月15日
食べ物に含まれる金属でアレルギー性皮膚炎に

汗ばむ季節になると、手のひらや足の裏などが赤くなり、小さい水ぶくれができたりすることがある。汗が原因となる皮膚炎で、「異汗性湿疹」といって、水虫とは異なる。汗に混じるアレルギー反応の場合もある。汗が皮膚から出る穴が詰まることで、皮膚の下に汗がたまり、水ぶくれが生じる。

白癬菌が原因の水虫なら、抗真菌剤で治るが、異汗性湿疹だと治らない。尿素入り塗り薬で皮膚を保護することが治療の基本となる。

これで治らなければ、金属アレルギーの疑いがある。金属に触れていなくても、汗に含まれる金属で症状が起こることもある。歯に詰めた金属が溶けたり、金属を含む食物を食べたりすると、多くは尿や便で排出されるが、汗にも混じることがある。

パッチテストでアレルギーがあるか調べ、アレルギー反応が出たら、その金属を食べ物を控えることで症状が治れば、金属アレルギーと診断される。

豆腐や納豆といった豆類。ナッツ類、貝類はニッケルとコバルトを含む。紅茶、ココア、チョコレートにはこれにクロムが加わる。たばこはニッケルを含んでいる。


機能性表示食品、発売開始

2015年06月12日 | 食品

機能性表示食品、発売開始

食品の健康への働きを事業者の責任で表示できる「機能性表示食品」制度に基づく食品が12日から販売開始される。第1弾はキユーピーのサプリメントで、ネットと電話による通販で売りだす。ヒアルロン酸Na配合、「肌の水分保持に役立ち、乾燥を緩和する機能があることが報告されています」と表示される。キリンビールのノンアルコール飲料は、「脂肪の吸収を抑える」と表示されて16日に店頭販売される。


事故でタンクローリーから塩酸流出

2015年06月11日 | 化学物質

共同通信2015年6月10日9時4分配信
事故で塩酸流出、男性搬送
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/kyodo-2015061001000961/1.htm

  10日午前5時5分ごろ、京都市伏見区桃山町因幡の府道で、トラックがタンクローリーに追突したと110番があった。市消防局によると、タンクローリーが積載していた塩酸が約3千リットル流出し、付近に住む男性が手のしびれを訴えて病院に搬送された。

 伏見署によると、タンクローリーの弁が破損した。運転手がコンビニに入るため左折しようとしたところ、後ろから来たトラックが衝突した。


帝人が蚊よけに防虫成分入りの生地開発

2015年06月10日 | 化学物質

2015年6月10日
帝人が蚊よけに防虫成分入りの生地開発

 蚊などの害虫に刺されにくくなる生地を、帝人が2007年に開発していたが、アウトドアの衣類にわずかに使われるだけだった。しかし、2014年夏のデング熱騒動で、洋服会社からの注文が増え、今年は商談が10倍以上、販売量は3倍に増えている。

 その生地は「スコーロン」という名で、蚊などが止まると触覚や足先に虫が嫌がる成分がついて、刺さずに逃げる。アース製薬の気化しにくい防虫剤を帝人が極細の糸の表面に接着させて生地に織り上げた。20回洗濯しても、防虫効果は8割以上残る。

 アウトドア専門店「エルブレス」はスコーロン使用の服を3倍に増やし、取扱い店も3倍に拡大した。広島県の服飾メーカーのつくったスコーロン使用女性用ズボンは、5月にテレビ通販で4万着が即日売り切れた。


グリーン連合:環境市民団体が発足

2015年06月07日 | その他

毎日新聞2015年6月6日
グリーン連合:環境市民団体が発足

 環境問題に取り組む全国65の市民団体で構成する「グリーン連合」が5日、発足した。独自調査に基づいて政策提言する「市民版環境白書」の発行や、政府や国会議員などへの働きかけを通して、大量消費型社会からの転換を目指す。経済団体や労働団体のように連携し、地球温暖化や自然破壊、大気汚染など環境問題の課題を政策に反映させるのが狙い。市民版環境白書は来年発行する予定だ。