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カーミット・シントロン対ラブモア・ヌドゥ(2008/11/15)

2008-11-18 21:37:39 | ボクシング
IBFウェルター級挑戦者決定戦

強打の元ウェルター級王者カーミット・シントロン選手(Kermit Cintron)と元スーパーライト級王者のラブモア・ヌドゥ選手(Lovemore N'dou)との間で争われたIBFイリミネーターは、シントロン選手が12回判定で勝利してジョシュア・クロッティ選手の保持する王座への指名挑戦権を獲得しています。(体格比較)

4月にアントニオ・マルガリート選手との再戦に惨敗し王座転落して以来のリングとなったシントロン選手。一階級下のベテラン、しぶといヌドゥ選手に無難に勝利しての再起戦は両者がなかなか噛みあわない攻防に終始した眠たい試合になってしまいました。
身長で10センチ、リーチで12センチのアドバンテージを持つシントロン選手ですが、ヌドゥ選手の鋭く思い切りの良い踏み込みからのジャブ、右ストレート、左フックの攻撃に距離を潰されます。特にヌドゥ選手の左フックがシントロン選手をまともに捕えるシーンが目立ちました。しかし両者のパワー差は圧倒的でした。
ヌドゥ選手のタイミングばっちりのパンチを浴びても全然聞いた様子を見せないシントロン選手。
シントロン選手の良いパンチが特に入ったわけでもなく(2回の右アッパーは強烈でしたが)、またヌドゥ選手のクリーンなショットがまともに入るシーンは依然続いていたものの、なんとなくじわじわシントロン選手が試合の主導権を引き寄せていった表現に困る試合展開w。
ヌドゥ選手の入りに合わせるシントロン選手の左フックがけっこう良かったのですが、両者が密着状態で押し合うシーンが多い非常に眠気を誘う試合内容でもありました。
終盤は良いパンチを決めても全然通用しないヌドゥ選手に疲れも見え始め、シントロン選手の強打に掴まりかける場面もあって、試合の結果は明白なものでした。
公式の採点結果は117-110,117-111,115-112の3-0でした。

シントロン選手は30勝(27KO)2敗。ヌドゥ選手は46勝(31KO)11敗1分。

試合動画(dailymotion)

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2 コメント

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Unknown (プクー)
2008-11-19 01:01:09
ヌドゥはタフだからこうなるかなぁと予想はしてましたが・・・やはりシントロンはパンチャーで華がありますがどこか大味というか下手くそなところがありますね。南米のギャングみたいで好きなんですが。
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Unknown (管理人)
2008-11-19 18:36:37
>プクーさん
2回に右アッパーで効かせたり、試合終盤に左フック左アッパーでも効かせてた場面があって、強打者っぷりは見せていました。
ただヌドゥ選手の誤魔化しと頭から来るアタックに持ち味をなかなか出す事ができませんでした。
クロッティ選手との試合が実現すれば楽しみですね。
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