IBFライト級タイトルマッチ25歳のメキシカン王者ミゲル・バスケス選手(Miguel Vazquez)がパナマのアメス・ディアス選手(Ameth Diaz)の挑戦を受けた一戦はメキシコで行われ、バスケス選手が大差の12回3-0判定で勝利してタイトル3度目の防衛に成功しています。フットワークと左ジャブからのワンツー、あるいは動きながらいきなり繰り出すスイング気味の左右フック、そしてホールディング。こ . . . 本文を読む
ヘビー級8回戦元世界王者のルスラン・チャガエフ選手(Ruslan Chagaev)が昨年8月の敗戦からの復帰戦のリングに登場。トリニダード・トバゴからのカートソン・マンスウェル選手(Kertson Manswell)との8回戦に判定勝利して戦線復帰を果たした一戦でした。身長・リーチともに劣るサウスポーのチャガエフ選手ですが、右ジャブを的確にヒットさせ、またこの右で相手の左攻撃を封じて距離とペースを . . . 本文を読む
クルーザー級10回戦北京五輪金メダリストのロシア人ラキーム・チャキエフ選手(Rakhim Chakhkiev)が同じくロシア人のアレキサンダー・コトロバイ選手(Alexander Kotlobay)と空位のWBCバルト地域王座(?)を争った10回戦はドイツで行われ、チャキエフ選手が大差の10回判定で勝利して空位の王座に就いた一戦でした。サウスポースタイルからの右フックや左ストレート・フック、接近戦 . . . 本文を読む
クルーザー級10回戦昨年9月の試合です。08年北京五輪ヘビー級金メダリストのロシア人ラキーム・チャキエフ選手(Rakhim Chakhkiev)が米国のマイケル・シムズ選手(Michael Simms)に4回KO勝ちしています。本日ドイツのリングに登っているチャキエフ選手。前戦の戦いをチェックしようとHDDで長らく寝かせていた試合を見てみました。サウスポー同士の一戦。身長・リーチで劣るチャキエフ選 . . . 本文を読む
スーパーライト級10回戦28歳のロシア人ホープ、ルスラン・プロボドニコフ選手(Ruslan Provodnikov)がデビッド・トーレス選手(David Torres)に6回TKO勝ちしています。スピードや洗練されたテクニック、みたいなものはほとんど感じさせないプロボドニコフ選手ですががっちりとした上体から放つパンチからはパワー・迫力を感じさせます。その見た目通り、初回から右ストレート・左フックの . . . 本文を読む
WBOヨーロッパ・スーパーミドル級王座決定戦元ミドル級王者のアーサー・アブラハム選手(Arthur Abraham)がアルゼンチンからのパブロ・ファリアス選手(Pablo Oscar Natalio Farias)に5回KO勝ちしています。スーパー6トーナメントで3連敗を喫してしまったアブラハム選手の約8ヶ月ぶりの復帰戦。鉄腕でのガードで相手の攻撃を受け止めながらじわじわとプレッシャーを強めて豪打 . . . 本文を読む
WBOスーパーミドル級タイトルマッチロシア生まれのドイツ人王者ロバート・スティーグリッツ選手(Robert Stieglitz)が同じくドイツ人の挑戦者ヘンリー・ウェバー選手(Henry Weber)に12回判定で勝利してタイトル5度目の防衛に成功しています。スタートからスムーズに出る左右でペースを掌握したスティーグリッツ選手。ワンツーからフォローする左フックや左アッパーなどでの3発4発のコンビネ . . . 本文を読む
IBFインターナショナル・ヘビー級タイトルマッチ08年北京五輪ブルガリア代表のクブラト・プレフ選手(Kubrat Pulev)が英国のベテラン、マイケル・スプロット選手(Michael Sprott)に9回終了TKO勝ちして保持するインタ王座の防衛に成功しています。194センチ、114キロのゴツイ体格を誇るプレフ選手。アマチュアで世界選手権3位、欧州選手権優勝などの実績を持つ選手ですが、アマ上がり . . . 本文を読む
WBAスーパーバンタム級王座統一戦WBA正規王者のリコ・ラモス選手(Rico Ramos)と暫定王者のギジェルモ・リゴンドウ選手(Guillermo Rigondeaux)とによるWBAタイトルマッチは米国で行われ、リゴンドウ選手が6回KOで勝利して正規王者の座に就いた一戦でした。(体格比較)元アマP4Pの呼び声高いキューバ人リゴンドウ選手のイージーな勝利でした。サウスポー構えからの左ストレート、 . . . 本文を読む
英国ヘビー級王座決定戦08年北京五輪銅メダリストの英国人デビッド・プライス選手(David Price)が空位の英国王座決定戦に登場。ベテランのジョン・マクダモット選手(John McDermott)との12回戦は英国で行われ、プライス選手が初回73秒KO勝ちの速攻で王座に就いた一戦でした。(体格比較)プライス選手の圧勝でした。身長、リーチで共に5インチ(12.7cm)リードするプライス選手に対し . . . 本文を読む
英連邦ヘビー級タイトルマッチちと前の試合になりますが、23歳の英国人ヘビー級ホープ、タイソン・フューリー選手(Tyson Fury)がボスニア・ヘルツェゴヴィナ出身でカナダ国籍のネベン・パイケッチ選手(Neven Pajkic)を相手に保持する英連邦王座の防衛に臨んだ一戦は英国で行われ、2回にフューリー選手がノックダウンを喫したものの逆転の3回TKOで勝利してタイトル初防衛に成功した一戦でした。( . . . 本文を読む
スーパーライト級10回戦2008年北京五輪銅メダリストのキューバ人ヨルデニス・ウガス選手(Yordenis Ugas)がエステバン・アルマラス選手(Esteban Almaraz)に8回判定勝ちしています。05年のアマ世界選手権を19歳で制し、07年パン・アメリカンゲーム優勝、08年五輪銅メダル、5度のキューバ王者獲得などの輝かしい実績を誇る25歳のキューバ人ウガス選手。アマで培った堅実で安定感に . . . 本文を読む
WBOヨーロピアン・ライトヘビー級タイトルマッチドイツのWBO欧州王者ロビン・クラスニキ選手(Robin Krasniqi)がフランスからのハキム・ズーリカー選手(Hakim Zoulikha)に12回TKO勝ちして保持する王座の初防衛に成功しています。体格で勝る24歳のクラスニキ選手が距離をキープしながら右の強い攻撃を狙う立ち上がり。左は距離を測るためか、あるいは右を打つためのワン、としての意味 . . . 本文を読む
ライト級10回戦23歳のライト級ホープ、ルイス・ラモスJr選手(Luis Ramos Jr)が30歳のベテラン、レイ・ベルトラン選手(Raymundo Beltran)に際どい10回判定で勝利して全勝のレコードを守っています。(体格比較)右フックのリードや左ストレート・アッパーのボディで攻めるサウスポーのラモス選手に対し、ベルトラン選手がプレッシャーを掛けながら右ストレートや接近戦で強く当てる左フ . . . 本文を読む
スーパーミドル級10回戦ダヤ・デービス選手(Dyah Davis)がアルフォンソ・ロペス選手(Alfonso Lopez)に10回大差の判定で勝利しています。ほとんど自分からの仕掛けを見せず待つロペス選手に対し、デービス選手も様子見に終始し、極端に両者の手数が少なかった初回。右ストレートを狙っているのは感じられるものの、手数が少なく、手を出してもその攻撃の多くは意思を感じさせないものに映るロペス選 . . . 本文を読む