WBCフライ級タイトルマッチ
WBCフライ級王者、内藤大助選手(Daisuke Naito)に亀田興毅選手(Koki Kameda)が挑む注目の一戦は埼玉スーパーアリーナで行われ、亀田選手が12回3-0判定で勝利してライトフライ級に続く2階級制覇に成功した一戦でした。
興毅選手の見事な勝利でした。立ち上がりから力を抜いた動き、フォームから繰り出す左ストレートリードで内藤選手との距離をコントロー . . . 本文を読む
IBFスーパーミドル級タイトルマッチ
IBFスーパーミドル級王者ルシアン・ブテ選手(Lucian Bute)とリブラード・アンドラーデ選手(Librado Andrade)との昨年10月以来となる因縁の再戦はブテ選手の地元カナダで行われ、ブテ選手が4回ノックアウトで勝利して王座防衛に成功しています。(体格比較)
ブテ選手の素晴らしいパフォーマンスでした。立ち上がりからスピード差を生かした正確な . . . 本文を読む
欧州スーパーバンタム級タイトルマッチ
2週間前の試合です。英国で行われた欧州タイトルマッチは、地元英国の王者レンドール・ムンロー選手(Rendall Munroe)がイタリアからの挑戦者シモーネ・マルドロッド選手(Simone Maludrottu)に12回3-0判定で勝利して王座防衛に成功すると共に、日本の西岡選手の持つWBCスーパーバンタム級王座の指名挑戦権を獲得した一戦でした。(体格比較) . . . 本文を読む
WBAスーパーミドル級タイトルマッチ
10月に幕を開けたスーパー6トーナメントのステージ1第3試合として行われた一戦。
本トーナメント本命のデンマーク人WBA王者ミッケル・ケスラー選手(Mikkel Kessler)に2004年アテネ五輪金メダリストの米国人アンドレ・ウォード選手(Andre Ward)が挑んだ一戦は、ウォード選手の地元米カリフォルニア州オークランドで行われ、予想外の一方的な内容 . . . 本文を読む
ミドル級6回戦
1週間前のパッキャオ対コット戦のアンダーカードにロシア人ミドル級ホープ、マット・コロボフ選手(Matt Korobov)が登場。ジェームス・ウィンチェスター選手(James Winchester)との6回戦に判定勝ちしています。
アマ世界選手権を2度制覇し(2005,2007)、2008年の北京五輪代表でもあるコロボフ選手。ロシア人、元トップアマというイメージから連想される、基 . . . 本文を読む
ウェルター級10回戦
ちと前の試合になってしまいましたが、元2階級制覇王者のザブ・ジュダー選手(Zab Judah)が約1年ぶりとなるリングに登場。ネバダ州ラスベガスでのウバルド・エルナンデス選手(Ubaldo Hernandez)との10回戦に2回TKOで快勝した一戦でした。
ジュダー選手の楽勝でした。
立ち上がりからサウスポースタイルで戦うエルナンデス選手に対し軽やかな前後へのステップを踏 . . . 本文を読む
史上5人目となる5階級制覇を達成したフィリピンの奇跡マニー・パッキャオ選手。
米国主要メディアでは当然のように史上初の7階級制覇として扱われています。
5階級制覇という信じ難い快挙、それをさらに凌駕する7階級制覇などというありえない領域の大記録ですが、現在のパッキャオ選手の凄さを表現するには物足りなさすぎる感じがしてしまいます。
古い常識に囚われた私にとって、パッキャオ選手の快進撃は理解の範囲を . . . 本文を読む
WBOウェルター級タイトルマッチ
WBOウェルター級王者ミゲル・コット選手(Miguel Angel Cotto)にフィリピンが生んだボクシング界の奇跡マニー・パッキャオ選手(Manny Pacquiao)が挑む注目のタイトルマッチはラスベガスMGMグランドガーデンで行われましたが、パッキャオ選手のスピードとパワーが現役バリバリのウェルター級王者コット選手を踏みにじる圧倒的な内容の末に、12回T . . . 本文を読む
ミドル級10回戦
フリオ・セサール・チャベスJr選手(Julio Cesar Chavez Jr)がミドル級に進出。トロイ・ロウランド選手(Troy Rowland)との10回戦に判定で勝利しています。(体格比較)
左のジャブ、右クロス、リードとして用いる左フック、そして親父譲りの左フックボディの攻撃でテンポ良く戦うチャベスJr選手のいつも通りの戦い。
相変わらず不用意な被弾が目立つのが気には . . . 本文を読む
WBOスーパーウェルター級タイトルマッチ
プエルトリコのWBO王者ダニエル・サントス選手(Daniel Santos)に同級1位のベラルーシ出身のニューヨーカー、ユーリ・フォアマン選手(Yuri Foreman)が挑んだ一戦は、フォアマン選手が2度のダウンを奪った末の12回判定で勝利して新王者の座に就いています。(体格比較)
ストレート・フック・アッパーなどの左強打をあからさまに狙うサントス選 . . . 本文を読む
WBC米大陸ウェルター級王座決定戦
ラスベガス、MGMグランドの「FirePower」がいよいよスタート。
メキシコのウェルター級ホープ、ヘスス・ソト・カラス選手(Jesus Soto Karass)が同じくメキシカンのアルフォンソ・ゴメス選手(Alfonso Gomez)と争った空位のWBC米大陸戦はゴメス選手が6回負傷判定で勝利しています。(体格比較)
非常にハイテンポで飛ばすゴメス選手の . . . 本文を読む
アジアの至宝マニー・パッキャオ選手がプエルトリコの2階級制覇王者で、現ウェルター級王者のミゲル・コット選手の王座に挑戦する注目の一戦が目前に迫っています。
ウェルター級リミットの147lbsではなく、145lbsのキャッチウェイトで行われるこの試合。前日計量の結果は、コットが145、パッキャオ144でパスしています。
Weight Over: Cotto, Pacquiao Ready To . . . 本文を読む
WBCライトヘビー級暫定王座決定戦
チャド・ドーソン選手(Chad Dawson)とグレン・ジョンソン選手(Glen Johnson)による昨年4月以来となる再戦は、ドーソン選手が明白な12回判定で勝利しています。(体格比較)
若き王者ドーソン選手がポイント的にはほぼ間違いない勝利を挙げたものの、ベテランの強打に捕まりかけて終盤はかなり危ないシーンの連続だった約1年半前の第一戦でしたが、この日 . . . 本文を読む
ヘビー級10回戦
ドイツのヘビー級タイトルマッチのアンダーカードに元世界王者で現在WBAの指名挑戦権を持っているジョン・ルイス選手(John Ruiz)が登場。地元ドイツを拠点に活動するトルコ人アドナン・セリン選手(Adnan Serin)との10回戦に7回TKOで快勝し、この日のメインイベントの勝者への挑戦をアピールしています。
昨年8月にワルーエフ選手との再戦に敗れて以来の復帰戦だったルイ . . . 本文を読む
WBAヘビー級タイトルマッチ
ロシアの大巨人王者ニコライ・ワルーエフ選手(Nikolay Valuev)に英国の元統一クルーザー級王者デビッド・ヘイ選手(David Haye)が挑む注目の一戦はドイツで行われ、ヘイ選手が際どい2-0判定を制して2階級制覇を達成しています。
試合がはじまって改めて両者のサイズの違いに驚かされます。ワルーエフでけー、と。傍から見る以上にリング上で対峙するヘイ選手は . . . 本文を読む