去年もやったESPNの年末記事を参考に、というかまんまパクリ記事を今年も書いてみようかと。前回の記事では触れなかった話題について中心に行ってみます。
●2007年ファイター・オブ・ザ・イヤー
ESPNの選ぶ今年の最優秀選手は、フロイド・メイウェザー選手。
まあ順当なところでしょうか。他にはミゲル・コット選手、ケリー・パブリク選手、ファン・ディアス選手、ジョー・カルザギ選手らおなじみの名前に加えて . . . 本文を読む
IBFクルーザー級タイトルマッチ
今年最後の世界タイトルマッチはドイツで行われ、チャンピオンのスティーブ・カニンガム選手(Steve Cunningham)が地元期待のマルコ・フック選手(Marco Huck)に12回TKOで勝利してタイトル初防衛に成功しています。
ユーゴ生まれのドイツ人フック選手は23歳の若き無敗のホープ。順調にステップアップを続けていて期待は高かったようですが、初の世界戦 . . . 本文を読む
早いもので今年も残すところあと僅か。
日本時間の30日にドイツでIBFのクルーザー級戦が予定されていたり今週末にESPN2のFNFがあったりしますが、今年1年のボクシングをサラっと振り返ってみます。
●フロイド・メイウェザー選手の強さ
2007年はオスカー・デラホーヤ選手、リッキー・ハットン選手とのメガファイトにいずれも完勝。興業的にも大成功を収め、その強さを改めて見せ付けた1年でした。
（デ . . . 本文を読む
WBCインターナショナル・クルーザー級王座決定戦
元世界ヘビー級王者のハービー・ハイド選手(Herbie Hide)と無敗のロシア人ミカイル・ナシロフ(Mikhail Nasyrov)との間で争われたクルーザー級戦は、ハイド選手が5度のダウンを奪っての6回TKOで圧勝しています。
15年前にヘビー級のインタタイトルを獲得しているハイド選手。クルーザー級での見事な内容での復活劇でした。
初回から . . . 本文を読む
ヘビー級8回戦
アテネ五輪金メダリストのオドラニエル・ソリス(Odlanier Solis Fonte)選手がジュリウス・ロング選手(Julius Long)に8回判定勝ちしています。
注目のキューバ人、ソリス選手のプロ第6戦目の相手は身長216cmの巨人ロング選手。30cm低いソリス選手が大きな相手をどのように倒すかに期待していたのですが、ソリス選手の強打は最後まで見ることができませんでした . . . 本文を読む
ライト級10回戦
無敗のライト級、ウルバノ・アンティヨン選手(Urbano Antillon)がアドリアン・バルデス選手(Adrian Valdez)に初回僅か76秒でストップ勝ちしています。
WBCで2位(WBA=#8,IBF/WBO=#10)にランクされる25歳のアンティヨン選手のあっと言う間の勝利でした。
サウスポーのバルデス選手への左フックでまず倒し、最後は右ストレートでフィニッシュし . . . 本文を読む
IBFウェルター級挑戦者決定戦
ウェルター級の実力者、ガーナのジョシュア・クロッテイ選手(Joshua Clottey)が、無敗のサウスポー、シャモーネ・アルバレス選手(Shamone Alvarez)との挑戦者決定戦を12回3-0判定で制して、IBFの指名挑戦権を獲得しています。
クロッティ選手の危なげない勝利でした。
サウスポーの相手への、リードブローの右ストレート、ボディへの左フック、遠 . . . 本文を読む
ヘビー級10回戦
巨漢同士の対決となったヘビー級10回戦。タイ・フィールズ選手(Tye Fields)とクリス・コバル選手(Chris Koval)との一戦は、フィールズ選手が初回僅か43秒でのTKOで勝利しています。
6フィート8インチ(203.2cm)の巨人フィールズ選手に対し、約15センチ低いコバル選手(6'2''=187.96cm)でしたが体重では逆に9ポンド重い277ポンド(約125 . . . 本文を読む
IBFフェザー級挑戦者決定戦
前世界王者のオルランド・サリド選手(Orlando Salido)とドミニカのベテラン、エクトール・アビラ(Hector Julio Avila)選手との間で争われたIBFの挑戦者決定戦は、サリド選手がその技巧を見せ付けての6回TKOで勝利しています。
サリド選手の実力を存分に見せ付ける見事な内容での完勝でした。
軟らかい上体の動きでアビラ選手の攻撃を空転させなが . . . 本文を読む
WBAスーパーフェザー級タイトルマッチ
メキシコ・カンクンの興業のメインを務めたのは全KO男のエドウィン・バレロ選手(Edwin Valero)。メキシコのサイド・サバレタ選手(Zaid Zavaleta)を挑戦者に迎えて臨んだ防衛戦に3回TKOで圧勝しています。
バレロ選手の楽勝でした。
初回からサウスポースタイルからの荒々しい強打でサバレタ選手を圧倒。この回終了間際に左ストレートでダウンを . . . 本文を読む
WBCフェザー級挑戦者決定戦
帝拳の3選手が出場したメキシコでの興業のセミに松田直樹選手(Naoki Matsuda)が登場。前世界王者のルディ・ロペス選手(Rodolfo Lopez)とのリマッチは、8回負傷TKOで松田選手が勝利しています。
3月の初戦は、無名の松田選手が世界王座を失ったばかりの前王者ロペス選手を衝撃的な番狂わせで破ったものでした。(松田がメキシコで大殊勲 前世界王者ＴＫＯ . . . 本文を読む
WBCフェザー級タイトルマッチ
日本の帝拳ジム所属のホルヘ・リナレス選手(Jorge Linares)がメキシコのカンクンで防衛戦に臨み、地元のガマリエル・ディアス選手(Gamaliel Diaz)を鮮烈な8回TKOで破りタイトル初防衛に成功しています。
リナレス選手の素晴らしいパフォーマンスでした。
地元の歓声を背に勇敢なアタックを続けるディアス選手のワイルドな攻撃に後退させらる場面もありま . . . 本文を読む
ミドル級10回戦
無敗のミドル級ホープ、ジョン・ダディ選手(John Duddy)が地元アイルランドでベテランのハワード・イーストマン選手(Howard Eastman)と対戦し、ダディ選手が10回96-94で判定勝ちしています。
ニューヨークに住むアイルランド人のダディ選手。無敗のホワイトホープとしてケリー・パブリク選手に続く活躍を期待されている選手ですが、この日は世界タイトルに2度挑んだ3 . . . 本文を読む
(12/11)ボクシング殿堂入り、ジョー小泉氏ら12人
【ニューヨーク11日共同】今年のボクシング殿堂入りメンバーが11日発表され、評論家でマッチメーカーのジョー小泉氏（60）＝本名小山義弘＝が選ばれた。日本人の殿堂入りは世界２階級制覇したファイティング原田氏に次いで２人目。
そのほか、元世界ヘビー級王者ラリー・ホームズ、元世界ジュニアウエルター級王者エディ・パーキンス（ともに米国）の両氏ら . . . 本文を読む
NABA・NABF・NABOスーパーミドル級タイトルマッチ
カナダのスーパーミドル級ホープ、ジョーン・パスカル選手(Jean Pascal)が米国のブライアン・ノーマン選手(Brian Norman)に10回3-0の判定で勝利して、保持するタイトルの防衛に成功しています。
ジャッジ3氏が共に98-92とスコアした、無敗のパスカル選手の無難な勝利でした。
リードの左ジャブ、左フック、相手の打ち終 . . . 本文を読む