フランシスコ・ボハド対スティーブ・フォーブス(2007/10/06)

ウェルター級10回戦

こちらもパッキャオ対バレラ2のアンダーカードから。
元IBFスーパーフェザー級王者のスティーブ・フォーブス選手(Steve Forbes)が元オリンピアンのフランシスコ・ボハド選手(Francisco Bojado)に10回判定勝ちしています。

17歳でメキシコ代表としてオリンピックに出場し、かつては大きな期待を集めていたボハド選手も既に24歳（まだ？）。対する30歳の元王者フォーブス選手は、3月にディメトリウス・ホプキンス選手相手に有利に試合を進めながら不可解な判定を落として以来のリング。
試合は両者がハンドスピード抜群のパンチを交換し合う、見応えのある好試合でした。
6回、ボハド選手がラウンド開始早々からラッシュを仕掛けたものの、フォーブス選手の反撃の右アッパーが連続で入った場面がこの試合のハイライトでしょうか。
終盤はお互いにやや疲れの色を見せていたものの、最終10ラウンドまで激しいペース争いを展開していた熱戦でした。
ボハド選手が僅かに上回ったか？と見ましたが、公式の採点結果は97-93,96-94,95-96のスプリットでフォーブス選手を支持していました。
どちらが勝者になってもおかしくないクロスファイトでしたが、ちょっとボハド選手には気の毒に映りました。

フォーブス選手は33勝(9KO)5敗。ボハド選手は18勝(12KO)2敗。


写真
Forbes outlasts Bojado
STEVIE FORBES WON A SPLIT DECISION OVER FRANCISCO "PANCHITO" BOJADO
Steve Forbes SD 10 Francisco Bojado