横浜赤レンガ倉庫1号館ホール。
再演となるとどうしても前との比較をしてしまうが、上演としてはやはり先月の方が良かった。特に前半、緊張感が伝わって来なくて、全体に構成の面白さが感じられず、ミスばかり目についてしまう。遅すぎる、早すぎる、トチってる、位置が曖昧。その代わりソロの部分の印象が強く、特に前回と同じく伊藤知奈美(髪を後ろで結んでいる)の、右足をガッ、ガ、と1.5回(?)踏み込んだりするすばしこくエッジの立った踊りが良い。前に見て記憶に残っている、ジャンプせずにいきなり脚をスコンと抜いて胴を下まで落とし片脚を前に伸ばして止まるダイナミックな動き(JB?)が出ないなあと思っていたのだが、後で確認したらやっていたらしく、やはり集中できてなくて見逃したようだ。好きな作品なので身を乗り出して喰らいつくように見ようとしても、終始うまくつかまれない、届かない感じだった。ロッカーの天井に色が付いていると聞いたのでまた最後列で見たのだが、スフィアメックスよりも客席に傾斜があり、上から見下ろす形になった。踊りの弱さはこの距離によるものなのか、あるいはテクニカルとの意思疎通が不十分だったのか、そもそも自主公演と比べてモティヴェーションが違うということなのか、結局のところ理由はよくわからない。要するにその全部なのかもしれない。
再演となるとどうしても前との比較をしてしまうが、上演としてはやはり先月の方が良かった。特に前半、緊張感が伝わって来なくて、全体に構成の面白さが感じられず、ミスばかり目についてしまう。遅すぎる、早すぎる、トチってる、位置が曖昧。その代わりソロの部分の印象が強く、特に前回と同じく伊藤知奈美(髪を後ろで結んでいる)の、右足をガッ、ガ、と1.5回(?)踏み込んだりするすばしこくエッジの立った踊りが良い。前に見て記憶に残っている、ジャンプせずにいきなり脚をスコンと抜いて胴を下まで落とし片脚を前に伸ばして止まるダイナミックな動き(JB?)が出ないなあと思っていたのだが、後で確認したらやっていたらしく、やはり集中できてなくて見逃したようだ。好きな作品なので身を乗り出して喰らいつくように見ようとしても、終始うまくつかまれない、届かない感じだった。ロッカーの天井に色が付いていると聞いたのでまた最後列で見たのだが、スフィアメックスよりも客席に傾斜があり、上から見下ろす形になった。踊りの弱さはこの距離によるものなのか、あるいはテクニカルとの意思疎通が不十分だったのか、そもそも自主公演と比べてモティヴェーションが違うということなのか、結局のところ理由はよくわからない。要するにその全部なのかもしれない。