ドイツ兼業主婦の台所

在独12年目突入!
なんでも楽しいドイツ生活♪

アイヌ刺繍

2010年09月20日 | リラックスタイム
19日、白老駅で札幌の友人と待ち合わせをしておりました。
駅にあった観光用パンフレットを時間までチラリと拝見。
偶然にもこの日はポロト湖でチェプ(鮭)祭りがあると判明。
そして、飛生アートコミュニティーの国松希根太さんもそちらへいらっしゃるとの事。
国松さんとはまったのく初対面。
『まずはチェプ祭りで会いましょう』という事に。



お祭りはご当地カラオケ大会や歌謡ショー、鮭の直売(投売り?)と屋台数々…
鮭のお祭りだけに焼き鮭(1本100円)、鮭の塩汁(1杯100円)あり。
しかも飛ぶように売れてしまい、早々と完売。
私たちの口に鮭は一切れも入りませんでした。
実は、とあることにハマッテしまい、買いに行くのが遅かった。
鮭が焼き上がるまで…と、アイヌ刺繍の無料体験に挑戦したのが始まり。



友人と3人共々軽い気持ちで取り掛かったのですが、これ結構難しい。
縫っているうちに鮭のことは忘れてしまい、ひたすら刺繍に没頭。



時間を忘れてひたすら集中!完成目指して縫う、縫う…
私は赤いアクセントをつけて仕上がり!



先生から『はじめてにしては上手よ~』と褒められ、ちょっといい気分。
刺繍の先生は褒めて伸ばす、とても優しい方でした。

帰る道々、刺繍糸買ってやろうかな~なんて話題集中。
とにかく無心になれるので、いい気分転換になるんです。
私たちと一緒に刺繍していた小母様は町の文化教室に通っているらしく、
『針のない生活なんて考えられないわ~』と言っておりました。
この小母様にとってもアイヌ刺繍はすごく気分転換になるそうです。
指先も動かすし、何より集中力が必要。
これは脳バリバリ活性化です。

ハンガリー刺繍、ちょっと挑戦してみようか…
そんなことをふと真剣に考えてみました。

《ハンガリー刺繍はまさしく美》
ハンガリー日本文化交流協会

かぼちゃのビーフシチュー

2010年09月20日 | 今日の献立
連休でちょっと時間があるので冷蔵庫整理を実施。
野菜室、チルド室に片付けねばならぬもの発見。
半額購入で熟成?ギリギリの牛バラ肉かたまりがございました。
これを使わず捨てるわけにはいきません。
野菜室に眠っていたカボチャとコラボさせることに。




牛肉をサイコロ状にカットし、事前に酢、ワイン、ニンニクと混ぜ合わておきます。
それから肉の表面をさっと焼き、あとは一つ鍋ぶちこみ方式で煮込むだけ。
コンソメスープやウマミ調味料を一切使わず、素材の味を活かします。
調味料は塩、コショウだけ。
ビーフのウマミとカボチャの甘みでやさしい味。
コンソメや市販のルーを使わないのが非常にポイント。
胃にもたれず、体に染み渡るシチューが出来上がります。
簡単、適当…だけど本日もウマウマ
冷蔵庫もスッキリでございました。


ハンガリー日本文化交流協会

飛生(とびう)アートコミュニティ

2010年09月20日 | リラックスタイム
昨日は札幌から友人2名がこちらへ訪ねて来るということで、朝からバタバタ。
白老町竹浦にどうしても行きたいところがあったので、まずは白老駅で待ち合わせ。
友人2名は車を飛ばして駅までやって参りました。
まずは腹ごしらえで白老牛を食べ、ポロト湖のチェップ祭り(鮭祭り)に行き、
そこでアイヌ刺繍の無料体験にハマリ、時間はあっという間!
日が落ちないうちにと、メインの目的の竹浦へ向かいました。

白老町竹浦の飛生(とびう)地区というところに、小学校の旧校舎を利用したアートコミュニティがあると聞き、そちらへ向かったのですが…
飛生地区ってすんご~い奥の奥にあるんです。
道路両脇は緑、緑、緑、牛、家、緑、緑…という大自然の北海道そのもの。
何にもない一本道なのに、目的の場所へなかなか辿り着けない私たち。
迷った挙句、やっと日没前に到着。

近所の(って言ってもすごい距離?)野良猫がお出迎え。



ここは、若手芸術家グループが活動する飛生アートコミュニティーでございます。
代表の国松希根太(くにまつ きねた)さんという彫刻家の方を中心に、
13人の作家がこちらを拠点に活動しております。



↑これ、この巨大なものは何でしょう?
実はオルゴールでございます。

作品展示室に泳ぐ鯉!?



国松希根太さんは木を素材とした彫刻を手がけています。
作品はどれも『ぬくもり』があり、ふ~っと息をつける感じ。
下の2枚の写真はいずれも国松さんの作品。





↑この作品に座らせていただきましたが、余りにいい感じで落ち着く。
国松さん曰く『彫刻をしているときにちょっと腰掛けて作品を見れるように』
そう考えて作った作品だそうです。
質感も形も座り心地も最高で持って帰りたいくらい。(無理だけど

こちらを訪問したいという私の急な申し出にもかかわらず、国松さんはあまりに親切。
温かく私たちを迎えてくれたばかりか、本当に丁寧に対応をしていただきました。
アートと国松さんの温かさに触れ、感激もひとしおの私たち。
今後、私に何ができるかは全くわかりませんが、何かしたい!
熱い思いを抱きながら、一路登別温泉へ向かったのでありました。

《ハンガリーと日本の架け橋に!》
ハンガリー日本文化交流協会