シクル・マーモット(Cycles Marmotte)

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油圧ブレーキ&シフトワイヤー装着まで

2019年04月04日 | 6.自転車メカニック情報

だいぶ間が空いての作業再開となりましたが、お客様のポジションを再度見直しさせていただいて、コラムスペーサーは最大枚数の6枚入れさせて頂くこととなり(30mm)、この高さで、全てのケーブル類の長さが確定しました。

ケーブル類の長さを確定させて取り付けてしまうと、フル内蔵のためコラムの高さはプラマイ5mmほどしか調整幅が無くなってしまうので、S5を組み立てる場合は、フィッティングをしてポジションをしっかり確定させることが重要になってきます。(ケーブル類を外せば0~30mmの調整幅あり)

まずは、油圧式ブレーキホースの取付けとミネラルオイルの注入&気泡抜き(ブリーディング)から。フル内蔵式だと、ホースをカットした位置でコネクターインサートなどを取り付けたり、ブリーディングをせざるを得ないので、作業がやりにくいのと、オイルを巻き散らかさないように、また、オイルがかかりそうなところは養生しておく必要があります。

シマノのブリーディング方式は、ロード用ディスクブレーキが出た頃からインジェクター(注射器)を使ってキャリパー側から注入する方式になりましたが、気泡抜きは依然として上から下へと自然にオイルが落ちるのを待ちながら行うのでちょっと時間がかかります。SRAM/AVID方式のように気泡抜きもインジェクターを使ってみると作業効率が上がりますが、インジェクターにつなぐチューブが外れやすいので注意が必要です。

シマノの油圧式ディスクブレーキ用のマニュアルは、機種が増えたこともあり、40頁(左)から最新のものは60頁(右)に。

次に、シフトワイヤ―の取付けです。ハンドル&ステムからダウンチューブまではフルアウターになっていて、BB下の内側にアウターストッパーを取り付ける方式のため、ここからライナー管を引いてインナーワイヤーを通します。なお、アウターストッパーまでのアウターワイヤーの長さは、約10mmだけ余分を残してカットしましたが、あまり残しすぎてもダウンチューブの中で弛んでしまうし、反対にもし短かくなってしまったら全てやり直しになるので、カットする時はかなりの勇気が要ります!

ちなみに、間違って反対に取り付けないよう、フロントシフト用とリアシフト用のアウターの色を変えました。使用したワイヤ―は、フル内蔵にこそ威力を発揮する日泉(NISSEN)です!

さて、あとは、チェーンを付けて変速調整を行い、バーテープを巻けば完成です!

 

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