陸前高田の「希望の一本松」

ツール・ド・三陸の前日に見に行った陸前高田の「希望の<wbr></wbr>一本松」。

とうとう明日切り倒されることになってしまいました。。

高田松原の７万本の松林が津波で全てなぎ倒された中で奇<wbr></wbr>跡的に倒れなかったことから、復興の象徴としてかけがえ<wbr></wbr>のない存在となっていましたが、地盤沈下による塩分過多<wbr></wbr>により、種々の対策を施したものの枯死してしまったよう<wbr></wbr>です。。

でも、伐採後は防腐処理を施し、中をくり抜いた部分にカ<wbr></wbr>ーボンファイバー製の心棒を入れるなどして復活させ、モ<wbr></wbr>ニュメントとして元の位置に戻す計画になっているようで<wbr></wbr>す。

ただ、まだ資金が全然足りないとのことで、募金のことな<wbr></wbr>ど、こちらのHPを是非ご覧ください↓　例の19兆円は<wbr></wbr>あてにできないのでしょう。。
http://<wbr></wbr>www.city.rikuzentakata.iwat<wbr></wbr>e.jp/shisei/<wbr></wbr>kakuka-oshirase/gienkin/<wbr></wbr>ipponmatu-hozonbokin/<wbr></wbr>ipponmatu-hozonbokin.html

三陸から戻ってまいりました。

９月９日に岩手県陸前高田市で開催された「ツール・ド・三陸」に参加したあと、宮城県気仙沼市、南三陸町、石巻市、東松島市、松島町、仙台市、名取市までの沿岸地域を多くの方の話を伺いながら車で南下し、先ほど帰ってきました。

詳細は後日レポートしたいと思いますが、大震災からちょうど１年半経ったにもかかわらず、復旧作業すらまだ途上で、次なる復興への道のりはまだまだはるか遠い状況にあることを目の当たりにしてきました。。

復旧・復興のための予算は、２３年度補正と２４年度本予算合わせて１９兆円確保されているとのことですが、実際の予算執行をみると、震災地への波及効果が説明できれば沖縄を含む遠方他県の道路整備や工場立地にも使用されている一方、被災地の商店街復興計画への補助金が予算不足のため却下されている案件が相当数あるとのことで、かなり理不尽な現実となっている模様です。。。

政治家は相変わらず政争に明け暮れているようで、国民との距離が一層遠のいている状況はどうしたものかと・・・

※写真は、気仙沼市の鹿折復幸マルシェにて。